ゴールドエイジの会の総会があった。
いつも出だしが億劫な会なのだが、参加したときには必ず良いものを与えてくれる。
ツッコミ所はいつものように満載な会であるが、今回は総会ということで講演があった。
地元の警察署長さんのお話。
演題は「明るい家庭づくり」
先ずは署長さんのプロフィールにひかれた。
片田舎といえど署長になられるくらいの方なのでキャリアはあるのだろうと思っていたが、実際その方は中学を卒業してから企業に就職されていた。働きながら高校を卒業し二十歳で警察官になられたそうだ。数々の現場を歩き現在に至る・・、いわゆるたたき上げの署長さんだった。
警察の現場の仕事というものいうなれば人間の一番汚い部分嫌な部分に向かうことが多い。殺人現場で殺された遺体に向かい、「この人はどうしてこういう風に殺されなくてはいけなかったのか。」「どんな環境でどんな風に生きてきたのか」・・・事ある毎に自分なりに考えてこられたという。
雑談から始まり、無限大の形のようなとりとめのない話でけして上手とはいえない話だったが、経験から導き出された答えと思われる話に興味をひかれた。
明るい家庭・・・簡単な言葉、多くの人が理想とするもの、当たり前にある日常・・・、だが、作りあげて行くには努力も必要である。
それに関して署長さんは3点のことを挙げられた。
一つ 三つ子の魂百まで の言葉があるように胎教からの幼児教育の大切さ。
二つ 上司(目上の人・親)を見上げる心
三つ 笑顔・感謝・掃除
どれも納得のいくことばかり。
特に、掃除をすること。水回りをきれいにすることを強調された。
警察の人なのに意外な感じがしたが、実際に犯罪に関連した場所は汚いところが多いかったそうだ。
テレビで事件をおこした人の家を映したりしているのをみると大抵家の周りが乱雑だったり障子が破れているのに気が付く。
キレイにするというのは、ちょっと頑張れば誰にでも出来るかんたんな良いことなのだ。
自分の身の回りを整えることで自分の心もキレイになる。美しい行動は自分に反射して返ってくる。
ということで、今日は特に気合いを入れて・・お掃除Day
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