無性に文字として残したくなる時がある。
誰に向かって書いているのか。
この瞬間から先の自分に向けてなのかもしれない。
同じことを繰り返しては悩んだり嘆いたり・・・、
そんな時に過去の自分が書いた文を読み返してみる。
過去の自分に気づかされたり・・・教えられたり・・・励まされたり・・・救われたりする。
そうやって軌道修正しながら生きてゆく。
そんなことでぐらぐらするような
そんなことで自分を苦しめるような
そんな自意識は
本来違うものだったのだ
勝手に作り上げた自意識なんて捨てちゃってもいいんだ
この際
も一回
自分と向き合って
みつめるいいきっかけがやってきたんだ
中学校を卒業する時、当時流行ってたのはサイン帳。
ハードカバーのサイン帳をクラスに回して友達ランダムに書いてもらうことだった。
私もみんながするようにそうした。
それは、友達だけではなく次から次へと渡り小さな学校だったからか職員室も回って私のところに帰ってきた。
その中に普段かかわりを持っていなかった先生からのものもあった。
丁寧に水彩画でおっきな濃い緑色をしたカボチャが描かれ、毛筆でメッセージが書いてあった。
・・・恥ずかしくなったらこれを見ろ・・・
なんでカボチャ・・？
どういうこと・・？
気にはなったが意味は分からず・・・。
時々思い出していた。
その先生は、年齢は５０歳くらいの男の先生でバレー部の顧問（私はバレー部ではなかった）、教科は何を教えていたのかも知らない。違う学年の担任だったと記憶している。
そんなよく知らない先生からそんなメッセージをもらったので記憶の底には残っていた。
それは、私に対してということではなかったのかもしれない。
その先生が人生の先輩としてその時に感じたことだったのだろう ・・・ そう今になってその先生を身近に感じた。
・・・素直に先生の気持ちが理解できる人生を歩んできたんだろう・・・。
今日のお昼間。
はるかかなたから広報車の音が漏れ聞こえてきた。
きれいな音楽をバックに女の人の声で何か言ってる。
♪ う～のはな～の におうかきねに～・・・。
言葉は入っていなかったが、久しぶりに懐かしい音楽を聴いた。
広報車は、消防署のもので、春の火災予防週間のお知らせだった。
？？？
なんで、音楽が・・。
夏は来ぬ・・なんだ。
気になった。
まだ、春も浅いというのに・・・、夏かよ。
来ぬ（きぬ）・・・は完了やから、来ちゃったよ～ってことでっしゃろ。
もちょっと時期考えて選曲し～やっ！ って、突っ込み入れてしまいましたがな。 
