会社の近所のおじいちゃんが、作ったんだと持ってきてくれた、大きな干し柿。
干し柿が甘くなるのを楽しみにしていたおばあちゃんにお供えするために作ったという。
おばあちゃんが存命中は、この季節になると二階の軒下にたくさんの干し柿がぶら下がっていた。
先日、帰りにおじいちゃんの家のほうを見ると、二階にあった。
干し柿が。
でも、毎年のように連なってあったのとは違って、一個ずつ等間隔に並んでいた。
・・音符みたい・・、そう思って車で通ったのだった。
その柿だ。
私は、柿の柔らかくなったのは苦手で干し柿も口にしたことはない。
お正月の串柿を大根やニンジンと一緒に酢の物にして食べることはする。
しかし、せっかくおじいちゃんが持ってきてくれたものなので、だれか食べるかもと思いありがたくい頂戴した。
会社の人たちに聞いてみたが、誰も食べないという。
せっかくおじいちゃんが作ってくれた柿なので、家に持って帰ってうちのおじいちゃんたちに食べてもらうことにした。
小さいころに食べられなかったものが大人になって好きになったりもしているからもっと年取ったら食べるかも・・・と、いう人もいたが、果たしてそうなるのか。
私は自分が食べないということもあり子どもたちにも食べさせていないしなぁ・・・。
お正月にはお飾りで串柿は必要と思われるけど、吊るし柿という食文化が無くなってしまうかも・・・なんてふと思った。
わたしだけ・・??