小学校の先生が保護者を訴えた・・・って。
どうなってるんでしょうねえ・・・。
そもそも、モンスターなんて・・・。
そんな呼び方をすることからヘン。
私が小さい頃、そう呼ばれても異論はないような保護者がいた。
しかし、先生・PTA・子ども達でさえ、「あの人はあんな人だから」くらいに考えてそれなりに対処していた。
そりゃあ、メチャクチャだったと思う。運動会のリレーでで自分の子どもを追い抜いたと言って抜かした子どもを殴る。子どもを部活のキャプテンにするようにメンバーや監督を脅す。
いまだに、あの人はひどかったなあ・・・なんて笑いまじりの話にいわれるくらい。
当時、子どもだった私も学区は違ったが漏れ聞く話に「隣の学校にはそんな人がいるんだ。気をつけよう。」とこども心に思ったことを記憶している。
当の本人は、若くして悲惨な死を遂げた。
誰もが心の中で、天罰だ・・と思った。
モンスターなんて誰が名付けたのか。そんな言葉がある前提ではちょっと変わった相手を異種の人種のようにそれこそモンスターという言葉に当てはめて見てしまうのではないか。余計に人間関係のハードルが上がってしまうような気さえする。
子どものためには先生と保護者・地域の相互理解は欠かせない。
うちの子供がお世話になっていた頃には、親同士連絡をとりあって子どものため先生のため学校のためと純粋に活動したが、人の取り方によっては今でいうそれのごとく思われていたかもと一抹の不安もよぎらなくはない。
こんなことがあった。
次男が小学校に通っていた頃、忘れ物を届けに学校に出向いた。
あら探しをしたわけではないが、玄関が気になった。
各学年の靴箱の所に傘立てがあるのだが一ヶ所整理整頓されていないところがあった。
そこは、先生の傘の置き場所だった。
夕食時、
「今日学校へ行ったら玄関の先生の傘立てが一番汚かったよ。子どものところはキレイに入っているのに。今度先生にあったときに一言いっとこかな・・。」と言ったら、
・・「やめとき。子どもが先生にいじめられたらどうするの。」と、叔母さんに言われた。
「そんなことあるわけないじゃん。」
そんな会話の後日、親しくしていた教頭先生に会うことがあったのでその話をしてみた。
「先生の傘立てが一番汚かったのが気になったンですが、教える立場の方達ですから子どものお手本になるようにキレイにしましょうよ。・・って、そんなこと言ったら、先生に子どもがいじめられるよって叔母さんに言われました。 ハハハ。」
・・「そうですね。若い人達はなかなか聞いてくれないんですよ。」 真顔だった教頭先生の返事・・。
・・・・・・・
。おいおい・・。
・・愕然とした。 「いや~。そんなことないですよ。ハハハ~。」と笑い飛ばしてくれるかと思っていたのに・・・、マジ返事。
現場の人間関係が円滑にいってなかったようで・・。・・「そうなんですか~。先生もタイヘンですね。」と返すしかなかった。
職場でも家庭でもどこでも人間関係に悩みは付きものですが、もっとも大切なことは何なのかを考えて動かねばなりませんね・・・。