夜にしていたPCのお仕事も今期はお終いということで、少し手が空くときができた。
テレビを見るのも楽しみだが、テレビだけ見てるというのももったいない気がして、編み物に手を出した。
以前、叔母ちゃんの知り合いに腹巻を依頼され、ひと冬腹巻を編むことオンリーで過ごしたために、もう編み物はしないぞという境地にまで至っていた。
足元の冷える冬。
あったかい靴下がほしい。
亡くなったおばあちゃんは、靴下カバーを編んでいた。おばあちゃんは、集めた毛糸で靴下カバーを編んでは身内や知り合いにあげていた。
毛糸なのでとてもあたたかいのだが、ひとつ言わせてもらうと足首が寒い。
そこで、足首もあったかい靴下が欲しくてネットで検索したら、猪谷さんの靴下というのがヒットした。数年前の暮らしの手帳に掲載されたものだった。ネットでは、編み方をわかりやすく説明するブログや動画もたくさんアップされていた。
で、いつか編もうとノートに編み図を写したのは一昨年。
なかなか編むところまではいかなかった。
必要となる道具は、5号の輪編み針2本・中細の毛糸・極細の毛糸。
ダイソーで、カラフルなかわいい毛糸を見つけたので編む気持ちになり、動画を見ながらしてみた。
が、買った毛糸はアクリル100%だったからか私の編み方のせいなのか原因は不明なのだが、編んでいるうちに恐ろしく固いものになり針を通すのにも力が要るようになり、20段ほど編んで・・・、放棄した。
やはり、毛100%のほうがいいのかな・・・、と思い、家に在った毛糸を引っ張り出して再挑戦。
久しぶりの編み物なのでゆっくりゆっくりだけど、形になりだした。
かかとの編み方が独特の物らしい。
ここまで編むにも、段数が数えられず・・・、ノートに現在の段数を書いておくといいじゃんと思い書くが、それを付け忘れ・・・、決められた目数がいつの間にかひと目増えていたり、また正しい目数に戻っていたり・・・。
現在までの努力の結果がこれだ。できたものに足と気持ちを合わせようと腹をくくる。
かかとができたので足を通してみると、フィットする。
これで足首まであったかければ最高だ。
靴下を編むということは・・・。
同じものがもう一つ
できるかどうかが、この先の課題だ・・・。