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北森鴻 著
凝りに凝ったトリックの連続。最後はどんでん返し、なのだが、
どうも著者の魅力が全部出しきれていない。
まあデビュー2作目で、しかも一度は出版断念の憂き目をみた作品だから、
ある意味仕方ないのかも。
でも逆に考えればそんな作品でも、ここまで練り上げるトリックはスゴイ。
作家の下に届く不思議な手紙。過去の事件を暴く内容だが、次第に現在の
事件とリンクしていく。
手紙を書いたのは当時高校生だった誰か。
そして受取人は美術を学ぶ男子「キミ」。
ふたりの関係はいったいどうなっていたのか。
最後まで読むと切ない。
そして改めて読み返したとき、わかったうえで読む冒頭はもっと切ない。
あれっと思う意外性が物語になる、そんな作品だ。
凝りに凝ったトリックの連続。最後はどんでん返し、なのだが、
どうも著者の魅力が全部出しきれていない。
まあデビュー2作目で、しかも一度は出版断念の憂き目をみた作品だから、
ある意味仕方ないのかも。
でも逆に考えればそんな作品でも、ここまで練り上げるトリックはスゴイ。
作家の下に届く不思議な手紙。過去の事件を暴く内容だが、次第に現在の
事件とリンクしていく。
手紙を書いたのは当時高校生だった誰か。
そして受取人は美術を学ぶ男子「キミ」。
ふたりの関係はいったいどうなっていたのか。
最後まで読むと切ない。
そして改めて読み返したとき、わかったうえで読む冒頭はもっと切ない。
あれっと思う意外性が物語になる、そんな作品だ。
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