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菅浩江 著
舞台もテーマもまぎれもなくSFなのに、漂う空気はファンタジック。
いつも著者の不思議な世界観に取り込まれてしまう。
どんなに技術が進んでも、どんなに便利な道具が一般化しても、
人間に感情があるという事実は変わらないんだなあ。
たった10年前を振り返っても、考えられないほどに世の中は進んでいる。
小さなスマホ一台でネットもテレビも支払いも開錠もできるなんて、
あの頃誰が思っただろう。
しかもその端末は、単なる眼鏡や腕時計にしか見えないくらいに
形状も進化しているのだ。
でも逆に考えると、眼鏡や腕時計の形状って、すごく早い時期に
完成してたってことだなあ。クラシカルなようでいて実はもっとも
スタイリッシュっていう。
著者の物語はそんな感じがするのだ。
変わるものと変わらないもの。
人の心を揺るがすものとそうでないもの。
現実にはまだないものたちが紡ぎだす話は、手が届きそうでいて
届かない、もどかしい不思議を秘めている。
舞台もテーマもまぎれもなくSFなのに、漂う空気はファンタジック。
いつも著者の不思議な世界観に取り込まれてしまう。
どんなに技術が進んでも、どんなに便利な道具が一般化しても、
人間に感情があるという事実は変わらないんだなあ。
たった10年前を振り返っても、考えられないほどに世の中は進んでいる。
小さなスマホ一台でネットもテレビも支払いも開錠もできるなんて、
あの頃誰が思っただろう。
しかもその端末は、単なる眼鏡や腕時計にしか見えないくらいに
形状も進化しているのだ。
でも逆に考えると、眼鏡や腕時計の形状って、すごく早い時期に
完成してたってことだなあ。クラシカルなようでいて実はもっとも
スタイリッシュっていう。
著者の物語はそんな感じがするのだ。
変わるものと変わらないもの。
人の心を揺るがすものとそうでないもの。
現実にはまだないものたちが紡ぎだす話は、手が届きそうでいて
届かない、もどかしい不思議を秘めている。
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