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あけましておめでとうございます。
はやいもので5回目のお正月。
よく続いたなあ。最近途切れがちだけど。
今年はいいことありますように。
縁起のよいタイトルでスタート。
半藤末利子 著
夏目漱石の長女・筆子の娘である著者が、当時の夏目家の様子を
描いたエッセイ。
表題作は「吾輩は猫である」のモデルとなった猫が、夏目家の猫と
なるまでのいきさつが語られている。
漱石の妻・鏡子は猫嫌いであったというのには驚いた。
七人の子を育て、時に荒れる漱石を支えてあれほどの文章を書かせた鏡子は、
パワフルでありながらどこか少女じみた愛らしさのある魅力的な人だった
ようだ。
しかし、長女の筆子はかなりつらい思いもしたらしい。
筆子は大恋愛の末、漱石の弟子・松岡譲と結婚し、誤解や中傷を受けながらも
生涯愛しぬいた。
彼女もまた強い女性だった。
残念ながら著者は漱石の死後に誕生しているため、直接は知らない。
それでも祖母や母から語り伝えられたエピソードは生き生きとしている。
漱石ファンとしては非常に興味深い。
はやいもので5回目のお正月。
よく続いたなあ。最近途切れがちだけど。
今年はいいことありますように。
縁起のよいタイトルでスタート。
半藤末利子 著
夏目漱石の長女・筆子の娘である著者が、当時の夏目家の様子を
描いたエッセイ。
表題作は「吾輩は猫である」のモデルとなった猫が、夏目家の猫と
なるまでのいきさつが語られている。
漱石の妻・鏡子は猫嫌いであったというのには驚いた。
七人の子を育て、時に荒れる漱石を支えてあれほどの文章を書かせた鏡子は、
パワフルでありながらどこか少女じみた愛らしさのある魅力的な人だった
ようだ。
しかし、長女の筆子はかなりつらい思いもしたらしい。
筆子は大恋愛の末、漱石の弟子・松岡譲と結婚し、誤解や中傷を受けながらも
生涯愛しぬいた。
彼女もまた強い女性だった。
残念ながら著者は漱石の死後に誕生しているため、直接は知らない。
それでも祖母や母から語り伝えられたエピソードは生き生きとしている。
漱石ファンとしては非常に興味深い。
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