美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

90代夫婦を撮り続ける娘は

2022年03月21日 07時19分26秒 | 姿勢&見た目

昨日、東京の桜が開花して春分の日、島岡美延です。近所でも咲き始めました。子ども、大人、誰にとっても、今年の桜は今年の春の記憶。

映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~(25日公開)』をご紹介します。動員20万人超えの大ヒット、信友直子監督の『ぼけますから、よろしくお願いします。(2018)』の続編。

広島県呉市。アルツハイマー型認知症の母の病状が進むにつれ、父は95歳にして人生で初めて家事を覚えて妻を支えた、という前作。その後、母は脳梗塞で入院。手押し車を押して毎日1時間かけて面会に行き、母を励ます父。98歳で筋トレを始めたのは「いつか自宅に戻る妻の介護」のため。しかし、2020年、新型コロナの猛威で面会もままならず・・・。

東京で働くひとり娘の「私」が監督・撮影・語り。「人生の最終章は悲しいだけではない」みたい。両親に何か起きるたび、はるばる飛んでいく娘。90代夫婦だけで自宅で暮らすからこそ、見えた愛おしい景色。

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ショービジネス界の光と闇

2022年03月20日 07時40分04秒 | 姿勢&見た目

3月20日は国際幸福デー、島岡美延です。2012年に国連が定めた「本当の幸福を追求する」をテーマに考え、感謝する日。10年後、ロシアが戦争を起こすなんて。

生きるためにある場所に飛び込んだ男の物語。映画『ナイトメア・アリー(25日公開)』をご紹介します。『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞4冠に輝いたギレルモ・デル・トロ監督の最新作は、ショービジネス界の光と甘美な闇を徹底的に造形した華麗な迷宮。

ショービジネス界での成功を夢見る野心あふれる青年スタン(ブラッドリー・クーパー)がたどり着いたのは、人間か獣か、正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座。読心術の技を身につけ、人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップ興行師となる。そんな彼の前に謎めいた精神科医(ケイト・ブランシェット)が現れて・・・。

第二次世界大戦に向かう時代、魅惑的な「悪魔の小路(ナイトメア・アリー)」の輝き。人間が求めた幸福とは何だったのか。

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自分の人生を「DIY」する

2022年03月19日 07時23分14秒 | 姿勢&見た目

昨夜の大雨がすべてを輝かせる快晴の朝、島岡美延です。

戦争、地震、コロナ(韓国では1日に60万人!)、2022年3月に希望となるのは、やはり目の前の植物や季節の変化かも。ラジオ出演してくれたマイケル・キダさん(『コンフィデンスマンJP』執事役など)の出版されたばかりの本を読んで、そう感じます。

『Do It Yourself 自分の人生のつくりかた』(飛鳥新社)には、アメリカ出身の彼が、自ら開拓した2000坪以上のオーガニック農園で250種以上の作物を育てながら、俳優等の活動をしている姿が羨ましいほど生き生きと。廃材などで建てた小屋では演技の練習や瞑想。

日本語の習得方法も独特。騙されたり、SNSアカウントを削除した経験も。人生の作り方は「四つの柱」のバランスが肝心。Feel,Play,Work,Think―日本人は「働く」の柱だけが突出していて、大丈夫?と思うみたい。相模湾を見下ろしながら一緒に深呼吸したくなる一冊。

 

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ディオールのアトリエを舞台に

2022年03月18日 07時47分05秒 | 姿勢&見た目

東北新幹線を脱線させるほどの地震に今しばらく警戒を、島岡美延です。首都圏の停電も「家具が倒れ、床にものが散乱」した中だったらと、想像力を働かせたいです。

貴重な場所にカメラが入った物語をどうぞ。映画『オートクチュール(25日公開)』をご紹介します。美しいものが生み出される場所で繰り広げられる人間模様。

ディオールのオートクチュール部門のアトリエ責任者エステル(ナタリー・バイ)は、次のコレクションを終えたら引退。ある朝、若い娘にハンドバッグをひったくられる。犯人は郊外の団地から遠征してきたジャド(リナ・クードリ)。滑らかに動く指にドレスを縫う才能を直感したエステルは、ジャドを見習いとして迎え入れる。反発しあうも次第に母娘のような関係に。最後のショーは目前、エステルが倒れてしまい・・・。

それぞれが実の家族との問題を抱えていたり、アトリエで働く女同士の戦いもすごい。現役のお針子の手仕事の美しさ、その裏側をも描きます。

 

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夜中の停電、津波注意報

2022年03月17日 07時27分31秒 | 日記、その他

昨夜、宮城・福島で震度6強、島岡美延です。我が家は「神奈川で停電」した地域。大きな揺れも恐ろしかったし、久しぶりの真夜中の停電にちょっと慌てました。

ちょうど寝ようとしていた時、波打つような感覚に「遠くで東日本大震災並み?」と思った瞬間、テレビも電気も消えて真っ暗。ワンセグとラジオで情報収集、懐中電灯をつけ、電化製品のスイッチをオフに。

津波注意報や東北や関東の停電情報が流れる中、トンガの噴火の真夜中の津波情報を思い出しました。さらに原発で電源停止などの情報も繰り返されたり、11年前の3月がどうしても蘇るような一夜。

東日本大震災では川崎市も停電したけど、明るいうちに夜への準備ができました。札幌旅行中に遭遇した午前3時過ぎの北海道胆振東部地震、揺れの直後にホテルの部屋は非常電源が点灯しました。

「いつ」「どこで」遭遇するかわからない地震。備えへの特集番組など見たばかりの時期ですが、あらためて、普段の備えと落ち着いて行動するって大事。

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トーハク本館、まもなく桜も

2022年03月16日 07時20分07秒 | 日記、その他

スタジオに飛び込み反戦を叫んだ女性の無事を祈るばかり、島岡美延です。用意された原稿の言葉を伝えるニュースに、手描きの言葉を掲げました。

「言葉」が形になり、人々はすがった―。東京国立博物館本館特別5室で開催中『特別展 空也上人と六波羅蜜寺(5月8日まで)』に出かけてきました。

平安時代、疫病が流行した際も市中で人々のために祈りを捧げた空也上人。念仏を唱え歩いた姿を口から六つの仏(南無阿弥陀仏の一文字ずつを具現化)が出ている形にした上人像。まさに「こんなふうに見えて」いたのでしょう。どれほど有り難い存在だったか。

彩色も残る六波羅蜜寺の平安彫刻がずらり。それでも1室だけなので、体力的にトーハクが誇る常設展を見る余裕があり、六波羅蜜寺関連の仏像はここにも。雛人形や桜をテーマにした蒔絵なども見応えたっぷり。庭園も開放されていて、まもなく桜。上野公園は今年も「通り抜ける」お花見になりそうですが、準備は着々と進んでいました。

 

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心の健康、大丈夫ですか

2022年03月15日 07時25分41秒 | 姿勢&見た目

今日も5月並みの暖かさの予報、島岡美延です。沖縄から帰った人が「変わらない暑さ」といった昨日のホワイトデー、1年前は東京の桜の開花日でした。今年は、まん延防止等重点措置の解除にあわせて桜が咲きそう。

さて、今月の姿勢テーマ『女性も男性も自分の身体に優しく』を実践していますか? 国際女性デーもパラリンピックも、戦争にかき消され続ける3月の日々。中国ではコロナが2年ぶりの急拡大で都市封鎖。世界が一致団結してウイルスと戦うべき時に、大国の暴君が何を血迷ったか攻撃を激化させ、終わりが見えません。

子どもたちにこの恐ろしい事態をどう説明するか、という記事がありました。でも恐ろしいのは子どもだけじゃないはず。ニュースを見て次々不安になり、心身の健康が保てなくなっている人もいるでしょう。そんな時は、情報から離れるのも一つの方法。

ウクライナの男性は家族の女性を国外に逃がしながら戦うよう。どうか世界の男性も女性も自分の命を大切に。

 

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大人たちにできることは

2022年03月14日 07時17分55秒 | 日記、その他

本降りの雨上がりで24度の予想、島岡美延です。何を着たら、春の体調管理に最適かしら。花粉もかなり飛びそう。

この数日、東日本大震災関連の情報に触れながら、子どもたちの大変さをあらためて痛感。例えば2011年3月に6歳だったら、テレビからCMが消え、津波の映像が繰り返し流れた日々を記憶しているかも。小学校の入学式は震災や「絆」の話を聴かされたでしょう。

その子たちが15歳になった2020年、全国の中学校の卒業式は、未知のコロナウィルスに翻弄され、高校の入学式もできなかったり。高2で修学旅行には行けましたか? まさか戦争のニュースを聞きながらの春休みとは。

思えば、私が子どもだった頃、遊ぶと言えば「外で暗くなるまで友達と身体を動かす」ことでした。10代は勉強などそれなりに大変だったけど、教室でもSNSでも緊張をしいられる今の子どもたちが置かれている状況の過酷さといったら! 災害が増え、戦争が起きるのは大人たちの責任。何か出来ること、考えなくては。

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3世代で女たちのハードボイルド

2022年03月13日 07時21分51秒 | 姿勢&見た目

ロシアの侵攻が続く中、北京パラリンピック最終日、島岡美延です。昨日からSWIFTがロシア排除、戦争の終わりが見えてきますように。

何をやってもいいのはエンターテインメントだけ。映画『ガンパウダー・ミルクシェイク(18日公開)』をご紹介します。イスラエル出身の鬼才ナヴォット・パプシャド監督が描くのは、架空のクライム・シティ。古今東西の傑作アクションにオマージュを捧げ、CG抜きの生身のアクションに挑んだのは3世代の女たち。

サム(カレン・ギラン)は暗殺組織の腕利きの女殺し屋。ある夜、ターゲットの幼い娘エミリーを匿って組織を追われ、命を狙われる。「子連れ」で刺客を次々蹴散らし、かつて殺し屋だった3人の女たち(アンジェラ・バセットら)が仕切る図書館へ。ヴァージニア・ウルフなどの「本の中に銃火器」があり、サムの生き別れた母の手掛かりも。女たちの壮烈な反撃が今、始まる!

悪を蹴散らすシスター・ハードボイルド。カッコいいです。

 

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映画館でブロードウェイ作品

2022年03月12日 07時23分35秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

昨日の14時46分、当たり前のように行き交う人々、島岡美延です。この街にも新しい建物がずいぶん増えた11年、そう感じながら、あの日、信号が止まった交差点を歩きました。

当たり前の光景が長く奪われたコロナ禍のブロードウェイ。劇場めがけて世界中から人々が押し寄せる、そんなNYに早く戻ってほしいもの。

現地の舞台の臨場感に、映画館で触れてみませんか。昨日から公開の松竹ブロードウェイシネマ『プレゼント・ラフター』はノエル・カワード作、イギリス流コメディ。 アカデミー賞俳優のケヴィン・クラインがミドルエイジの大人気喜劇役者ギャリーを演じます。

1900年代前半のロンドン。とにかくモテる男。腐れ縁の(元?)妻、長年勤める秘書、恋仲の女流作家、一晩泊めた若い女性、脚本を持ち込む男性や仕事仲間。アポイントありもなしもギャリーの屋敷で鉢合わせ。気まずいピンチが次々と訪れるも、ギャリーは最後まで「プレゼント・ラフター(今の笑い)」を演じきることが出来るのか!?

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