韓国大統領選は大接戦で保守党政権復活へ、島岡美延です。ユン候補とイ候補の差は25万票、得票率0.73ポイント差。政策論争よりスキャンダル合戦が国を二分し、これから5年間のトップが決まりました。
韓国のイメージに「エンターテインメントの強さ」があります。映画も音楽も、明らかに日本の作品、アーティストより世界で認められている印象。日本映画の快挙なるか、今年のアカデミー賞は注目ですが。
一方、気になるのは「超少子化」。日本の出生率は1.3~1.4を推移、けして高くはないものの韓国ではこの数年、なんと1.0を切っていて昨年は0.81。ソウルに限れば0.6台! ちなみにジェンダーギャップ指数は、日本が120位、韓国は102位。
一度は女性大統領が生まれた韓国、これからどこへ向かう? 韓国映画で描かれる「女性の生きづらさ」は正直、恐ろしいほど。日本と韓国、ジェンダーギャップ50位以内になるのはどちらが先か、そんな日は来ないのか。