理不尽な破壊の恐怖は限界、人命が奪われ続ける中、北京パラリンピックの開幕、島岡美延です。直前になり、ロシア・ベラルーシ選手の参加は認められないことに。
スポーツと政治は別、とよく言われます。この戦争が始まってすぐ、経済制裁で効果がないなら、国際大会のロシア選手出場停止しかない、と思っていました。1週間以上たっても攻撃をやめない国に対し、ロシアでの大会開催中止、選手の出場停止が次々と決定されています。
フィギュアスケート界の超大物、プルシェンコの「大統領擁護」発言こそ、ロシアの勝利至上主義、国家ぐるみドーピングの現実を悲しいほど痛感。公平じゃない手段で世界に勝つことを強いられてきた選手自身は、この出場停止を差別、と感じている?
北京五輪が「ドーピング陽性選手をあえて出場させ、順位暫定」で閉幕した2月20日。その数日後、世界が戦争報道一色になるなんて想像もできず。日本の国旗以上に、黄色と青色のウクライナ国旗に注目するパラリンピックになりそう。