美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

市長VS戦犯遺族の攻防劇

2021年05月11日 07時55分47秒 | 姿勢&見た目
今日までの休業の貼り紙は今後…、島岡美延です。
GWを含む2週間余りを休んだ店主たちから叫びが聞こえてきそう。
横浜に住む母のワクチン接種のネット予約に挑戦しましたが、いつになるのやら。
今度は電話の回線制限、なんとも心もとない令和のこの国。
平成生まれの監督が考えた平和…、まさに新感覚!
公開中の映画『なんのちゃんの第二次世界大戦』をご紹介します。
昨日のラジオに脚本・製作も手がけた河合健監督が登場。
衝撃的で独創的な物語、色々とお話を伺いました。
オール淡路島ロケ、舞台は架空の街・関谷市。
市長の清水昭雄(吹越満)は太平洋戦争の平和記念館設立を目指していた。
そこに届いた中止を訴える怪文書。送り主は石材店を営むBC級戦犯遺族の南野和子(大方斐紗子)。
ヒートアップする市長VS南野家の攻防劇。
市が抱える外来種亀の大量繁殖問題に絡んで大活躍するのは、和子のひ孫マリ。
和子の娘えり子を演じているのは地元の市議など、キャストの8割が現地住人。
ニセモノの平和に軽やかに一石を投じる異色作。
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無料配信は嬉しかったけど

2021年05月10日 07時31分02秒 | 日記、その他
あと3週間でどこまで…、島岡美延です。
まん延防止等重点措置が予定通り終わるのは宮城県だけ。
多くは延長、緊急事態宣言に“格上げ”。
東京は宣言延長ですが、大相撲や劇場など「無観客」にしなくていい措置に変わることも。
GWの公演が無観客になり、急遽、全4公演を無料配信にした新国立劇場のバレエ『コッペリア』。
芸術監督に吉田都さんが就任したのが去年のコロナ禍。
公演の中止、変更、リハーサルもマスクで…。
観劇自体の感染リスクは低いけど、「人流を減らす」ため、国立の博物館や劇場はまた閉鎖。
今回、2公演を鑑賞しました。
オーケストラの調音、幕が開き…、そこにないのは拍手。
スポーツなら、仲間の拍手や声援がありますが、舞台芸術の無観客は実に静か。
コメディ―要素もあり、バレエには珍しい笑い声が起きるはずなのに。
レベランス(おじぎ)をしても静まり返った空間…。
やはり、舞台芸術は観客がいて初めて完成するもの。
新国立劇場の皆さん、本当にお疲れさまでした。
次の舞台のリハーサル、頑張って下さい。
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マスカット・オブ・アレキサンドリアを巡る物語

2021年05月09日 07時51分06秒 | 姿勢&見た目
コロナ過去最多の県が増加中、島岡美延です。
去年は「5月はずっと母の日」という表現もありました。
春より深刻な事態になっている日本列島は、熱中症に注意が必要な季節へ。
岡山県もコロナが深刻…。
映画『しあわせのマスカット(14日公開)』をご紹介します。
北海道から岡山に修学旅行に来た春奈(福本莉子)は、マスカットを使った果実和菓子が病床の祖母を喜ばせたことで、いつか自分のデザインする和菓子を作りたいと、その会社〈源吉兆庵〉に就職する。
笑顔は抜群、でも研修では失敗続き…、配属されたのは提携しているぶどう園。
園主の秋吉伸介(竹中直人)は仕事に厳しく頑固。手伝いにきた春奈を冷たくあしらうが、彼女はめげない。
実は10年前に亡くなった息子のぶどう園を今年で整理しようとしていたのだ。
潰さないよう懇願する春奈だったが拒否され、早くも人生の岐路。北海道に戻るよう声をかける姉。
そんな折、西日本豪雨による未曽有の大水害が岡山を襲った…。
ぶどうって「接ぎ木」されるもの。これは未来につながる物語。
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坂と階段が多い町の海辺の家で

2021年05月08日 07時14分13秒 | 姿勢&見た目
去年の今頃「もう少しで出口」と思っていた…、島岡美延です。
全国一斉の緊急事態宣言は少しずつ解除。あれから1年、ゴールはどんどん先に逃げていき、昨日は6000人以上の感染、亡くなった人は過去最多146人。
コロナの日々でも、それぞれの家族がピンチに直面しては、“未来”を相談してきたでしょう。
映画『海辺の家族たち(14日公開)』をご紹介します。
パリに暮らす人気女優アンジェル(アリアンヌ・アスカリッド)は、20年ぶりにマルセイユ近郊の故郷に帰ってくる。
家業の小さなレストランを継いだ上の兄アルマンと、リストラされ若い婚約者に捨てられそうな下の兄ジョゼフ。
3人が集まったのは高齢の父が倒れたから。意識はあるがコミュニケーションが取れない父と、思い出が詰まった海辺の家をどうするか、話し合わなくては…。
坂や階段の多い町は美しいけど不便、住人は減り、高齢化が進む。
昔なじみも巻き込んでひと騒動、そんな時、入江に3人の難民の子どもが漂着する。
それぞれの人生を振り返り、兄妹たちが出した答えは?
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その“存在を認める”のなら

2021年05月07日 07時28分26秒 | 日記、その他
緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も今月末まで延長へ、島岡美延です。
発出された当初から、5月11日で解除できる、とどれだけの人が思っていた?
昨日、森友問題における財務省の公文書改ざんについて「赤木ファイル」の存在を国が認めました。
“存在するかどうかも明らかにできない”としてきた国が一転、今後は裁判で開示されることを期待します。
ただ、「一部黒塗り」の範囲を決める作業が必要だとか…。
国会で繰り返された虚偽の答弁、それに沿うよう公文書を改ざんしろ、との指示。
“国民に奉仕したい”との信念を持っていた赤木俊夫さんは、自ら命を絶ちました。
先日見た報道番組で、妻の雅子さんは「夫が亡くなったことは悲しい、そこに至る日々で彼が壊れていくことが辛かった」と。
スマホで撮影された俊夫さんの様子が痛々しかったです。
あの頃、「ご指摘にはあたらない」という言葉を会見で繰り返していた官房長官が、今は緊急事態宣言を決める首相。
国って、国民にとって何なのでしょう。すべてつながっている話、だと感じます。
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最高齢83歳、2度目のオスカー受賞

2021年05月06日 07時09分37秒 | 姿勢&見た目
大型連休明けの木曜日、島岡美延です。
11日の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の期限が気になります。
昨日の都内の某映画館、家族連れでかなりの混雑だったとか。
先月、2か月遅れの米アカデミー賞で、主演男優賞は史上最高齢83歳で2度目の快挙。
映画『ファーザー(14日公開)』をご紹介します。
アンソニー・ホプキンスが、アンソニーという名の81歳の父親役。言葉にしがたい見事な表現で演じ切りました。
娘役もアカデミー賞主演女優賞経験のオリヴィア・コールマン。
ロンドンで一人暮らしをするアンソニーは、記憶が薄れ始めているが、娘アンが手配する介護人を拒否するなど、気難しい性格。
もう一人の娘ルーシーはどこへいったのか、アンの夫だと名乗る見知らぬ男は誰か、自分の財産を狙っているのは…。
数々の栄誉に輝いた傑作舞台の映画化。戯曲を手掛けたフロリアン・ゼレールが監督し、「認知症の父親の視点で描く」という画期的な表現を成し遂げました。
何が現実で何が幻想か…、観客も主人公と共に記憶と時間の混乱を体感…!
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スポーツは大好きだけど

2021年05月05日 07時01分28秒 | 日記、その他
雨が降り出しそうな立夏、こどもの日、島岡美延です。
まん延防止等重点措置の神奈川県、商業施設入口で「本日最終日です」とお客さんを呼び込む期間限定ショップがありました。
マスク越しの大声に驚いたけど、密にならないようお客さんも気をつけて…、いつものGWの光景だったかも。
コロナ感染拡大が続く札幌で、東京五輪2020のテスト大会としてハーフマラソンが行われます。
陸上や水泳などで届く五輪内定のニュース。
まだ「開催ありき」で進んでいますが、アスリートも不安でしょう。
2週間後の感染状況すら見通せず、「夏にはなんとか…」と感染収束の根拠なく進められる準備。
看護師や医師の募集の報道に、ワクチンが先、と思う人が大多数なはず。
プロ野球やJリーグもいまだ選手や監督にコロナ感染者が出る中、人数などによってその都度、対応している現実。
この日本の状況、世界の状況を誰が冷静に判断するのか。
種目を問わず、アスリートを応援するのは大好きな私ですが、「コロナ拡大の懸念を抱えながら」の五輪、想像できません。
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佐々部清監督、最後の新作映画

2021年05月04日 07時18分50秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
夏日予想の「みどりの日」、島岡美延です。
GWのお祭りは今年も自粛、縮小…。
これは2019年に撮影、数千人の綱引きという「密と熱」の物語。
映画『大綱引の恋(7日公開)』をご紹介します。
ラジオに何度もご出演して下さった佐々部清監督の最後の新作。
昨年3月31日、突然の訃報でした。
昨日のラジオに企画・製作の西田聖志郎さん、金井勇太さん、安倍萌生さん、松本若菜さん、中村優一さんが登場。佐々部組を支え、監督に育てられた方々。
鹿児島県薩摩川内市に420年続く“川内大綱引”に青春をかける鳶の跡取り・有馬武志(三浦貴大)と、甑島に勤務する韓国人研修医ジヒョン(知英)との切ない恋、二人を取り巻く家族模様。
西田さんは有馬組親方、妻は石野真子、武志の妹は比嘉愛未。
松本若菜さんは“一番太鼓は男だけ”であることが悔しい女性自衛官。
夫婦、親子、ジェンダー問題…、いつも優しい眼差しで物語を紡いだ佐々部監督。
その撮影現場こそ、まるで“大家族”。
真っすぐな監督の誠実さ、すべての作品に滲み出ています。
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憲法、身近に感じることから

2021年05月03日 07時33分48秒 | 日記、その他
連休ど真ん中の「憲法記念日」、島岡美延です。
今日くらい、日本国憲法のことを身近に感じてみませんか。
この1年、「憲法」に何が書かれているか、考える場面が増えたでしょう。
憲法25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」。国民がそうできるように務めるのが、国の役目。
不要不急の外出が制限され、エッセンシャル・ワーカーはコロナに怯えながら社会を支えています。
エンターテインメントは不要不急か…、作り手も受け手も考えに考え「不要でないことは確か」という思いに至った日々。
憲法14条には「すべて国民は、法の下に平等であって、人権、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的、又は社会的関係において差別されない」。
同性のカップルが起こした訴訟で、憲法14条違反が指摘されました。
男性に比べ、女性がより厳しい現状の今こそ、これ以上、不平等を放置するなという、この国のターニングポイント。
憲法には74年前からちゃんと書いてある、変えるべきは社会の仕組みと意識。”
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給付金の配布とは違う、という想像力

2021年05月02日 07時02分21秒 | 日記、その他
今日も大気の状態は不安定に、島岡美延です。
去年春の国民一人当たり10万円の「特別定額給付金」は、40万人分にあたる約400億円が、対象者から申請がなく余ったそう。12兆6700億円という予定額の99.7%は配布済み。
オンラインが早いと言われ、マイナンバーカード申請も急増したあの頃。
実際には国と自治体のデータを「2台のパソコンを目で確認」という作業、自治体は大混乱でした。
いま思えば、人海戦術でなんとかこなせた給付金の振込作業。
ワクチン接種も同じように考えていた…?
モノと会場を確保、でも最重要の“ワクチン接種ができる医療従事者”の確保について、どれほど甘い見通しだったか。日給で集まるイベントのアルバイトではありません。
給付金は口座番号を知らせて待っていればよかった私たち。
ワクチンは「まずはお医者さんに聞きたい」と押し寄せる人々。
給付金は使用期限もないし、冷凍庫保管やトラック輸送の必要もなし。
聞けば聞くほど、戦争の時に物資を運ばず、南の島に兵隊だけを送りこんだ作戦のよう。
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