美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

アフリカの愛とリアルの物語

2017年12月11日 07時34分50秒 | 姿勢&見た目
暖かい昼間、夜は一気に寒くなりそう、島岡美延です。
ノーベル賞は、日本人受賞者がいるかいないかで、取り上げ方がまるで違います。
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の平和賞受賞でスピーチした、被爆者、サーロー節子さんのことをもう少し知らなくてはと感じます。
何かを知るヒントとして、映画も大きな役割を果たすもの。
映画『わたしは、幸福〈フェリシテ〉(16日公開)』をご紹介します。
自然や野性、社会問題ばかりがアフリカじゃない、ある女性の人生を描いた物語。
コンゴ民主共和国の首都キンシャサ。
賄賂や汚職にまみれた街ではお金がすべて。タフに生きている、バーの歌手フェリシテ。
シングルマザーである彼女の名前は“幸福”という意味。
ある日、一人息子が交通事故で重傷を負うも、病院から「前払いでないと手術はできない」と告げられる。
お金を集めようと街中を奔走するフェリシテ。
彼女が見つけた“幸福”とは…。
セネガル系フランス人、アラン・ゴミス監督による力作が心に迫ります。
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謎の天才画家は、悪魔?

2017年12月10日 07時11分18秒 | 姿勢&見た目
平昌五輪は日本も各国もどんな顔ぶれになるかしら、島岡美延です。
“絶対王者&女王”不在だったGPファイナル。
男女ともトップ選手ほど過酷なプログラムで、体調管理、故障対策がメダル争いに直結しそう。
日本代表が決まるまで2週間、笑うのは、いったい誰?
長い期間、想像を絶する練習量があって、試合という舞台で“最高の瞬間の花”を咲かせるアスリート。
一方、作品を残し、後世の人々にも論争を巻き起こすアーティスト。
特に“悪魔のクリエイター”と呼ばれたこの人の作品、あらためてのぞきこんでみませんか?
ドキュメンタリー映画『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス(16日公開)』をご紹介します。
今年、『フリューゲル「バベルの塔」展』で、ボスの油彩2点が初来日。
その絵の前では、アタマの中が疑問符だらけになりました。
映画はプラド美術館の全面協力を得て、ボスの最も有名な作品「快楽の園」に迫ります。
今年は、没後500年。
時間を越えてヒエロニムス・ボスが問いかける“謎”をご堪能あれ!
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唐津にて、大林監督の渾身の作

2017年12月09日 06時54分05秒 | 姿勢&見た目
宮司の座を巡る信じがたい事件…、島岡美延です。
富岡八幡宮にお参りしてきた人たちは複雑でしょう。
鳥居や参道が創り出す独特な雰囲気、神社のお祭りが、まさにその土地柄を作っています。
佐賀県唐津市という街も、秋の例大祭「唐津くんち」なしには語れません。
今年の夏、「虹の松原」のすぐそばのホテルから、玄界灘に面した“朝霧に浮かぶ唐津城”を見て感激したものです。
その時見た唐津の光景が、スクリーンの中に。
映画『花筐 HANAGATAMI(16日公開)』をご紹介します。
不思議な縁というのか、唐津のホテルで、この映画に挑む大林宣彦監督のドキュメンタリーをテレビで見ました。
実は、監督が肺がんを患い、病院と撮影現場を往復しながら、完成にこぎつけた本作。
原作は、檀一雄の小説。
1941年、青春を謳歌する若者の日々。しかし彼らも戦争の渦に巻き込まれていく…。
大林監督の“戦争三部作”の最後を飾ったのは、窪塚俊介、満島真之介、門脇麦、常盤貴子ら。
魂の集大成です。


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簡単じゃない、生き方、在り方

2017年12月08日 06時29分42秒 | 姿勢&見た目
米大統領の一方的な宣言に世界が混乱、島岡美延です。
米誌タイムが“今年の顔”に選んだのは、彼ではなく「沈黙を破った人たち」。
人々が過去の性被害に声を上げ始め、すでにハリウッドの問題にとどまりません。
LGBTをはじめ、様々な生き方を認めようという世界の流れの中で、日本の現状はまだまだと言わざるを得ません。
そんな中、コメディタッチながらちょっと考えさせられる舞台を観てきました。
加藤健一事務所の通算100回となる公演『夢一夜』は、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで17日まで。
主人公ジャッキーは、トランスベスタイト、つまり“異性装”で自分を保っている人。
物語の舞台は、ニューヨーク州バッファローのモーテル。
“ミスコン”に集まったにぎやかな彼らと、吹雪を凌ごうとするアーミッシュの一団。
ジャッキーが、アーミッシュの若い娘の父親エイモスを見て、驚き、隠れた訳は…。
自分の生き方を貫き、相手の存在も認める…、その難しさと光が見えてきます。




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ユダヤ人300名が匿われたのは

2017年12月07日 06時21分01秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
厳しい冷え込みの「大雪」の朝、島岡美延です。
ハワイ時間の1941年12月7日(日本時間8日)は、真珠湾攻撃の日。
さかのぼる1939年9月、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦勃発。
多くのユダヤ人を匿った、この女性を知っていますか?
映画『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(15日公開)』をご紹介します。
ポーランドでヨーロッパ最大規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいた、ヤンとアントニーナ夫妻。
戦争によって、動物園の存在も危うくなる中、ヤンは友人をはじめ、多くのユダヤ人の“隠れ家”にすることを決意。
もし、ドイツ兵に見つかれば、我が子にまで危険が及ぶというのに…。
ヤンが不在の時も、“隠れ家”を守り抜いたアントニーナ・ジャビンスキ。
300名のユダヤ人の命が守られました。
いつも強い女性を演じるジェスカ・チャステインが、“家庭的で優しい人間が、芯の強さで立ち上がる”姿を熱演。
エグゼクティブ・プロデューサーをも務め、愛あふれる名作の誕生です。
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何か一つ欠けてもなしえないこと

2017年12月06日 07時02分36秒 | 日記、その他
ロシアは国として平昌五輪に出られず、島岡美延です。
ソチ大会のメダルには、どんな影響があったのか。
勝負ごとの世界は、想像を超える努力をするのがトップというもの。
人間はどこまで、その頭脳を使い、身体を駆使できるのか、やはりプロの技は人々を魅了します。
将棋の羽生善治棋聖が、史上初の「永世七冠」を達成!
ひふみんと藤井四段で盛り上がっていた将棋界、年末のビッグニュースに感動です。
タイトルを獲るだけでなく、何回も長年に渡り、その座を守り続けるということ…、やはり羽生さん、努力も怠らない天才。
そして、タイトルをようやく獲った、川崎フロンターレ。
昨日のJリーグアウォーズでは、ベストイレブンに4人が入り、今年から主将となり、最終節で得点王にも輝いた、小林悠選手が、MVP。
本人の努力、周囲の支え、さらに、運をたぐり寄せる力も必要…、その全てが輝く瞬間、ファンも一緒に歓喜!となるんですね。
さて、平昌五輪出場を手にする選手は? 
年末に向かって、目が離せません。

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地方都市、三兄弟の狂気

2017年12月05日 06時32分31秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
日差しが嬉しい一日に、島岡美延です。
ぐるなび総研による“今年の一皿”は、ヘルシー志向の「鶏むね肉料理」。
2014年の「ジビエ」から「おにぎらず」、「パクチー」ときて4回目。
確かに、鶏むね肉を買う機会は増えているかも。
物語に“ヘルシー系”があるなら、これは真逆の世界観!
映画『ビジランテ(9日公開)』をご紹介します。
『22年目の告白-私が殺人犯です-』でさらに評価が高まった、入江悠監督の『SR サイタマノラッパー』シリーズ以来のオリジナル作品。
地方都市の閉鎖的な空気を3兄弟の生き様で表現。
いずれも強烈な演技で火花を散らします。
子どもの頃のある出来事がきっかけで、30年、行方知れずだった暴力的な一郎を大森南朋。
市議会議員で妻(篠田麻里子)に頭が上がらない二郎を鈴木浩介。
デリヘルの雇われ店長で根は優しい三郎を桐谷健太。
別々の道で生きてきた三人が父親の死で残された土地を巡り、とてつもない悪循環へなだれ込む。
予想を超えるバイオレンス・ノワール!
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頂点に立つまでの時間を想う

2017年12月04日 06時42分11秒 | 日記、その他
師走の寒さが続いていますね、島岡美延です。
そんな中、昨日も様々な頂点が決まりました。
M-1グランプリ優勝は、結成15年という出場資格のラストチャンスをつかんだ、とろサーモン。
決まった瞬間、笑うでも泣くでもない“え、ホント?”という顔が、印象的でした。
男子ゴルフでは、宮里優作選手が今季最終戦に優勝、逆転で自身初の賞金王に。
“宮里藍選手のお兄ちゃん”は、プロデビューから10年の2013年にツアー初優勝。
妹が引退した今年は4勝、37歳で大輪の花を咲かせました。
川崎フロンターレの中村憲剛・小林悠の両選手が、テレビで優勝の喜びを語っていて、私はまた涙。
特に37歳の中村選手は、試合直後に“長すぎて、長すぎて…、タイトルを取れないまま辞めるのかと思ったことも…”と。
「タイトル」というのは、頑張っても頑張っても、たどり着くのは簡単ではありません。
2017年も“今年の○○”の時期。
あきらめないで成果を出せた人も、また仕切り直しという人も、さて、どんな一年でした?
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江戸川乱歩をシャレた義太夫で

2017年12月03日 06時39分56秒 | 姿勢&見た目
川崎フロンターレの初優勝に感涙、島岡美延です。
NHKはBSで等々力、地上波で磐田VS鹿島。
両方を観ながら「ジュビロがんばれ」と祈り、ともに後半のアディショナルタイム5分、その長かったこと!
10日には市役所通りでの優勝パレード、初めて青に染まる光景が待ち遠しいです。
その感動の瞬間を見届けて、池袋のあうるすぽっとへ。
創立30周年記念第5弾、劇団花組芝居の『浪漫歌舞伎劇 黒蜥蜴(10日まで)』の初日。
江戸川乱歩の名作が、遊び心たっぷりの義太夫節で生まれ変わりました。
大正時代、クリスマスイヴの東京…。
有閑マダム・緑川夫人、実は腕にトカゲの入れ墨を持つ女賊・黒蜥蜴VS明智小五郎の物語。
10人の主要人物が、ほぼWキャスト、これが30年続いた劇団の力。
座長で作・演出の加納幸和が黒蜥蜴を演じる黒夫人組。
昨夜の初日は、入団10年でキャラが際立つ谷山知宏が演じる黒天使組で幕を開けました。
三味線、義太夫、デコラティブな舞台…“浪漫歌舞伎劇”はクセになります!
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血のつながらない母から突然・・・

2017年12月02日 06時32分09秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
日本のW杯初戦はコロンビア、島岡美延です。
抽選会で最後に名前を呼ばれた日本。
そして今日はJ1最終節、最後に女神は微笑むか…、悲願すぎる(!)初優勝がかかる川崎フロンターレ。
本拠地・等々力はどんな一日になるでしょう。
こちらは、予想外の再会が人生を豊かにする物語。
映画『ルージュの手紙(9日公開)』をご紹介します。
猫のように自由奔放に生きる母をカトリーヌ・ドヌーヴ。
ストイックでまじめすぎる娘をカトリーヌ・フロ。
フランスを代表する2大女優が、血のつながらない母と娘…、最高の共演を見せてくれました。
助産師として働きながら、女手一つで息子を育て上げたクレールに、ある日、電話が入る。
30年前に突然姿を消した、血のつながらない母親ベアトリスが「今すぐ会いたい」というのだ。
お酒とギャンブルが大好きなベアトリスに再会したクレールは、反発しながらも、やがて二人の間に新たな絆が生まれ…。
パリ郊外を舞台にした“大人の母娘”のやりとり、見守って下さい。



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