美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

50歳で認知症と告げられたら

2015年06月20日 06時28分23秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
各地で噴火、気になりますね、島岡美延です。
“記憶が失われていく”未来は、底知れぬ恐怖。
映画『アリスのままで(27日公開)』をご紹介します。
ジュリアン・ムーアは念願のアカデミー賞主演女優賞。
その嬉しい知らせの直後、共同監督の一人、リチャード・グラッツァー監督は、2011年に診断されたALS(筋萎縮性側索硬化症)のため、63歳で亡くなりました。
50歳のアリスは、コロンビア大学でも人気の高名な言語学者。
変わらぬ愛情の夫(アレック・ボールドウィン)、法科大学を卒業した長女、医学生の長男、女優志望の次女という家族。
そんな幸せなアリスが頻繁に物忘れをするようになり、病院へ行くと、若年性アルツハイマーとの診断。
それも、子どもたちに50%の確率で遺伝する“家族性”だという。
加速度的に消えゆく記憶。
ある日、アリスはパソコンに自分が残した映像を見つける。
病気が進んだ自分へ“アリスのままで”いるためのメッセージとは…?
スタッフ、俳優の渾身の作、ぜひご覧下さい。
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家族だからやっかい、でも

2015年06月19日 05時54分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
天候にも恵まれた北陸旅行から無事に帰宅、島岡美延です。
家族での遠方への旅行って、あと何回できるかな…、少々真面目に考えたりもしました。
人生の中の家族の変遷。
思春期の頃、両親、兄弟姉妹とどんな関係を築いていましたか?
映画『ハッピーエンドが書けるまで(27日公開)』をご紹介します。
3年前に離婚したベテラン作家ビル(グレッグ・キニア)は、元妻エリカ(ジェニファー・コネリー)への付きまといがやめられない。
独立心旺盛な大学生の娘サマンサ(リリー・コリンズ)は、初めての小説を出版。
でも両親の離婚で臆病になっていて、恋にはちょっと躊躇気味。
10代の息子ラスティも作家志望だが、クラスメイトの女子への初恋はなかなか進展せず。
誰もが悩み傷つき、崩壊寸前の家族の悪戦苦闘から目が離せません。
母を許せない娘、息子もあることをきっかけに父への対抗心を高めていく…。
小説という共通点ゆえに、家族でありライバルでもある親子。
“言葉”の力の大きさもあらためて感じさせてくれます。
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開館から10 年たって

2015年06月18日 06時59分13秒 | 日記、その他
今日の石川県は東京より暑い予報、島岡美延です。
昨日は晴れて、兼六園では、父は車椅子を借りて、あちこちで写真を撮りながら楽しむことができました。
坂が多くて、押すほうにとっては、かなり手強かった…!
兼六園のすぐ隣に、10年前に開館した金沢21世紀美術館。
見事な円形の建物は、全体がガラス張り。
中もガラスや白い壁で仕切られていたり、ちょっと迷路のよう。
今でこそ「金沢に行くなら…」と訪問目的にする人が多いこの美術館、計画当初は市民の大多数が「加賀百万石」の街並みに斬新すぎる、と反対だったそう。
でも数十万人と見込んだ年間入場者は、開館した年から、その何倍も。
車椅子の父にも長時間過ごしやすい場所でした。
JR金沢駅と加賀温泉駅で車椅子のアテンドをお願いして、やってきたのは片山津温泉。
加賀野菜や地元の肉、魚をふんだんに使ったお料理は見た目にも楽しく、日本酒と赤ワインまで堪能。
部屋の露天風呂も満喫出来たし…。
さて、あとは無事に帰りつくことができますように!
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金沢へ、2時間半!

2015年06月17日 06時24分44秒 | 日記、その他
薄曇りの空、ホテルの窓から見えるのは金沢城、島岡美延です。
小規模な噴火をした浅間山(よりによって、昨日とは!)の様子はよく見えませんでしたが、開業から約3ヶ月の北陸新幹線「かがやき」に乗って、家族揃ってやってきました。
漆塗りを思わせる深い赤色の座席はゆったり。
上野、大宮、長野、富山だけに停車して、あっという間の2時間半!
ずいぶん久々の金沢、特に駅は壮大な建物になっていてびっくり。駅のコンコースやホームを歩くのに、人の何倍もの時間がかかる父を連れての旅行。
東京駅と金沢駅で車椅子をお願いすることなく、なんとか頑張って歩いた父。
父と歩くチーム、買い物するチーム、先行して調査するチーム…と、今や家族旅行は“無事に遂行することが最大の目的”のプロジェクト!
夕食は、ネットではなく、ホテル周辺を私が下見して、直感で入った近江町市場のお店。
期待以上に美味しい魚料理や日本酒にも出会えたし、初日は百点に近い出来でした。
雨が降らないことを祈る二日目、楽しみです!
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高齢者の若返り、実感

2015年06月16日 06時24分11秒 | 姿勢&見た目
アジサイが見頃、島岡美延です。
雨が似合うとはいえ、傘を持つ散策はなかなか大変。
そんな場所でも健脚の高齢者の方、よく見かけます。
先日、日本老年学会が明らかにした研究結果によると「現在の高齢者は、10~20年前に比べて、5~10歳は若返っていると想定される」のだそう。
65歳以上の高齢者の身体能力や健康レベルがはっきりと上昇しているようです。
まず「脳血管障害や虚血性心疾患など高齢者に多い病気で治療を受ける人の割合が低下している」というデータ。
例えば、2011年に脳血管障害で治療を受けた75~79歳の割合は男女とも、12年前の5歳若いグループより低い、など。
身体能力を示す指標とされる歩行速度の調査でも、2002年の75~79歳男性の歩く速度は、10年前の10歳若いグループと同じで、80歳以上の女性も同様だとか。
筋力を保つ意識が高まっているのでしょう。
60代後半で脳出血を患うまでは、歩くのが速かった父。
今は杖が欠かせませんが、久しぶりに旅行に連れ出します。
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女性、男性、それぞれの歩き方

2015年06月15日 06時31分59秒 | 姿勢&見た目
蒸し暑さに注意したいところ、島岡美延です。
さて、今月の姿勢テーマ『膝をつけて、立つ、歩く、座る』を実践していますか?
先日、中学生のアナウンスコンテストの指導をしました。
制服で座る女子たちに「膝をつけなきゃ」の意識は…?
電車の中の無防備な制服姿(女子高生も)、もう少し大人になれば、恥じらいが出てくるかしら。
女性にぜひ実践してほしいのが「膝を意識して歩く」こと。
足を前へ運ぶ時に、一瞬、膝と膝とが触れ合うようにしたいです。
長い柔らかな素材のスカートをはいているイメージで、その姿を前から見た時、膝で押し出される場所が、ほぼ真ん中の一か所になっているのが美しい歩き方。
これが、膝を開きっぱなしだと…。
ところで、最近の男子高校生、女子特有のはずの“内また歩き”が増加中。
20代のスーツ姿でも時々見かけます。
男性は歩く時も座る時も「膝をつけず」、また内またにならないよう堂々と!
ちなみに、歌舞伎の女形は、膝から上(内もも)をくっつけたまま、小さな歩幅で歩きます。
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コジョカルの巫女を堪能

2015年06月14日 06時45分05秒 | バレエ
湿度の高さにクセ毛は大変、島岡美延です。
発表会のリハーサル目前で、その曲の踊りを東京バレエ団の公演で観てきました。
『ラ・バヤデール』は、巫女ニキヤと恋人ソロルの“引き裂かれる愛”の物語。
古代インドの寺院を舞台に繰り広げられる異国情緒あふれた作品です。
英国ロイヤル・バレエ団で活躍したアリーナ・コジョカルのニキヤ、長身で端正な容姿のウラジーミル・シクリャローフ(マリインスキー・バレエ)が二人の女性の間で苦悩するソロル。
ベールをかぶって登場したニキヤの顔が現れた瞬間、東京文化会館の満員の客席から、割れんばかりの拍手。
人目を忍ぶニキヤとソロルの愛の喜びにあふれた踊り。
ニキヤら、女性たちのセパレートの衣装(お腹を見せる)は、ダンサーの鍛え抜かれた肉体をこれでもかと見せつけてくれます。
領主の娘ガムザッティに恋人を奪われ、陰謀で命を落とし、そのあとは“幻影”として踊るニキヤ。
有名な「影の王国」の群舞も美しかったこと。
11月の発表会に向けて、私もスイッチが入りました!
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極限の映画のエネルギー!

2015年06月13日 06時12分14秒 | 姿勢&見た目
蒸し暑い週末、島岡美延です。
怖いもの見たさなんて自分には無縁、と思っている人もお試しあれ。
映画『マッド・マックス 怒りのデス・ロード(20日公開)』をご紹介します。
世界が崩壊して45年、石油も水も尽きかけた世界。
愛する家族を奪われ、本能だけで生きている元警官のマックス(トム・ハーディ)。
資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われてしまい、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)や奴隷にされた美女たちとともに、自由への疾走を開始する。
凄まじい追跡、バトル、決死の反撃…、その結末は!?
とにかく、最初から最後まで“息つく暇なし”。
1979年『マッド・マックス』で監督デビューを果たしたジョージ・ミラーが、今回、満を持して世に送り出したシリーズ最新作。
監督・脚本・製作で、その“噴出するエネルギー”は限界知らず。
砂漠で繰り広げられる、爆走、銃撃、肉弾戦。
CGなしのアクション超大作。
あなたのアドレナリン、MAXへ!
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亡き妻からの手紙に夫は

2015年06月12日 05時57分04秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
雨は昼頃まで、傘の置き忘れにご用心、島岡美延です。
将来、どこで何をして暮らしますか?
映画『愛を積むひと(20日公開)』をご紹介します。
アメリカのベストセラーが「日本で最も美しい村」北海道・美瑛を舞台にして、生まれ変わりました。
北海道に移り住むことにした夫婦、篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)は、かつて外国人が住んでいた家で暮らし始める。
良子は憧れだった“家を取り囲む石塀作り”を篤史に頼むが、心臓の病は次第に悪化。
石塀の完成を見ることなく、急にこの世を去ってしまう。
何も手につかない篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届く。
次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々と関わっていき、長年疎遠となっていた娘(北川景子)と再会する…。
7年ぶりの映画出演となった樋口可南子が、夫への想いをもって人生を締めくくろうとする女性を好演。
夫婦愛、親子愛、さらに血縁を超えた縁をも考えさせる物語。
ひたすら積み上げられていく石塀は、人生そのものみたいです。
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光の画家ターナーの人生

2015年06月11日 06時27分53秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
夜には雨ですね、島岡美延です。
芸術家の作品は、いつまでも残り、伝わり、我々を魅了し続けます。
ただ、その人生は、天才であるほど、変わってもいて…。
映画『ターナー、光に愛を求めて(20日公開)』をご紹介します。
19世紀のイギリスで活躍した、ロマン主義の巨匠J・M・Wターナー。
若くして名声を得ながら、時には批判や嘲笑を浴びました。
荒れ狂う海で船に身体を縛り付けるなど、新たな表現を模索するために何でもした天才画家。
名画制作の一方、なぜか名前と身分を偽って意外な場所に出没…。
いつもインスピレーションを求めて旅をしていた画家の謎に包まれた素顔に迫ります。
ターナーを完璧に“甦らせた”のは『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポール。
不器用だったターナーが、苦難を乗り越え、遂に人生の喜びを知る姿を繊細に演じます。
彼が見た景色、描いた“光”も見事にスクリーンに再現されています。
数年前、上野で体験したターナー展の感激を思い出しました。




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