美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

お料理教室で演劇

2008年07月21日 08時52分33秒 | 姿勢&見た目
花火大会に向かう浴衣の人たちであふれる電車に乗り、昨夜は、変わった演劇体験をした島岡美延です。『男たちのお料理教室(本日21日まで)』は、なんと東京ガス横浜ショールームで行なわれたお芝居で、料理を作り、食べるシーンもあり。コンロの火はもちろん、匂いも音も、本物です。

こんな面白い空間を作ったのは、脚本・工藤千夏さんと、演出・水下きよし(花組芝居)さん。出演も7人の花組芝居の俳優。幕、舞台、照明、音楽という当たり前の仕掛けがない中、始まった舞台。でもあっという間に、そこは演劇空間になっていきます。
俳優は、ぐるりと至近距離で囲んだ観客に全身をさらしながら、お料理教室で起こりうる風景だけでなく「日常が非日常になる瞬間」も見せてくれます。なんて可能性を秘めた90分。映画にも劇場にもないエンターテインメントを堪能しました! 
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あの人も5本指ソックス

2008年07月20日 09時30分58秒 | 姿勢&見た目
昨日は、梅雨明けして今年一番の暑さだった東京にいました、島岡美延です。でもあまりの冷房のキツさに、外に出るとホッとしたりして・・・。やっぱりこれは、地球に優しくないですよね!
先日のブログで、スカートをはくので5本指ソックスは実践できない、と書いた私ですが、そのあと、新聞のコラムで「夏のステキなファッションは踊り続ける以上、お預け」という文章を読みました。バレエダンサー草刈民代さんです。家では冷房をつけず、外出の際は、5本指ソックスとスニーカーだとか。さすが! そう、冷房による筋肉のこわばりは、すぐに身体の動きに表れるのです。わかっていてもアマチュアダンサーのスタジオは、けっこう冷房に助けられていたりもします・・・だって、動くとすぐに汗だくに!
涼しい、という心地よさと引き換えに、身体に様々な負担をかけてしまう冷房の夏。その本格的な戦いは、いよいよこれから!?
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「悔いが残った」と言える人

2008年07月19日 08時18分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
梅雨明け目前?「今日から三連休」ではない島岡美延です。ちなみに川崎市立の学校は二期制なので「今日から夏休み」では、ありませんし、夏休み前の通信簿もないわけです。時代は変わっていますね。
変わったといえば、オリンピックの選手達。夢の舞台は「楽しみたい」と表現される場になってきました。連日、選手の会見が開かれていますが、「悔いが残らないようにしたい」という言葉もよく聞きます。悔いが残らない、というのは、選手それぞれなりの「設定目標のクリア」でしょうか、また、もっとメンタルな要素を指すのかもしれません。
ソウル五輪に出場した野茂選手は、大リーグに渡り、ハリウッド映画でも子供の憧れの存在として描かれ、ア・ナ両リーグでノーヒット・ノーランを達成しながら、「悔いが残った」と振りかえって引退を決断しました。
北京で引退の覚悟で臨む選手は、どんな言葉を残すでしょう、あと3週間です!
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星野節の「言葉の力」

2008年07月18日 07時54分04秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
上原選手が代表に選ばれて、「やっぱり」と感じた島岡美延です。星野監督の笑顔の記者会見は、「ハートの強さと、選んだ者を信じる力」が伝わってきて、ワクワクしました。
選んだ選手、選べなかった選手、いずれともコミュニケーションをはかった上での重い決断だったことでしょう。この監督のもとで、この仲間とともに戦う、というチームとしての一体感が全面的に出ています。TV番組で「仮に投げられないとしてもベンチにいて欲しい」と上原選手について、コメントした監督。その言葉の重みには「責任は全部自分が負う」という強さを感じました。まさに、今、求められているリーダー像がそこにあります。
選手の「声のトーン」で、本音が全部わかる、とも監督は語っていました。気持ちを聴き取る指揮官と、応えようと燃える選手達。がんばれ、星野ジャパン!
あらめて実感した「言葉の力」。リーダーの言葉であれば、なおさらです。
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噂のあなたは、どんな人?

2008年07月17日 13時22分37秒 | 姿勢&見た目
冷えすぎの店内と、外のまとわり着くような暑さ、どちらも苦手な島岡美延です。先日、ちょっと聞こえてきた会話から「コワい想像」をしてしまいました。あなたがこの会話の「あの人」だったら、どのように表現されているか、考えたことはありますか?
「ほら、あの人なんていったっけ、名前出てこないけど。ちょっと小太りで、そんなに若いほうじゃなくて」「あ、わかる、彼女ね、顔は覚えてる」

まあ、これと似たような会話は誰でも経験あるでしょう。名前が出てこない人物を表す表現は「見た目・性格・話し方などの特徴」などですが、相手も納得できる「共通認識」が必要になります。
誰かの会話の中で、「ほら、○○○○な人よ」と言われるなら、どんな表現が望ましいですか。実は、自分の認識と他人からの評価が一致するって難しいかも!?
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海老蔵が跳ぶ、回る、立つ

2008年07月16日 08時38分16秒 | 姿勢&見た目
たてつづけに歌舞伎座へ行ってきました、島岡美延です。今月(31日まで)は、玉三郎と海老蔵、そして猿之助弟子一門ががんばっています。5月の團菊祭よりも身体を絞って舞台にのぞんだように見える海老蔵。というのも昼は狐、夜は修行僧を熱演中です。
『義経千本桜』で、狐の衣装への早替りは、見たこともない素早さ! 跳ねる姿、片膝を床につけて回転する技などは、ダンサーのよう。欄干を乗り越える際に、通常は足場がつけられますが、海老蔵は腕の力で倒立のような身のこなしを見せ、まさに動物的な美しさ。もちろん、宙乗りの華やかなフィナーレです。
『高野聖』は、謎めいた女(玉三郎)の山中の家に泊まる修行僧の一夜の物語。二人が谷川で汗を流すシーンは、歌舞伎座始まって以来の艶めかしさ!? 両名による泉鏡花の名舞台がまた一つ増えました。幕切れで、静かにたたずむ彼の美しい立ち姿は、いつまでも記憶に残りそうです。
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涼しげな表情になる

2008年07月15日 08時09分32秒 | 姿勢&見た目
梅雨明けはまだですが、真夏日が続いていますね、島岡美延です。この暑さで、今月の姿勢テーマ「軽やかに涼しげに歩く」ことが、なかなか難しいと思ってしまいそうですが「暑そうな人を見ていると余計暑く感じる」ものです。服装・髪型、表情・しぐさによって「涼しそうに見せる」工夫をしてみましょう。

最近は、まとめ髪が多い私。首の後ろが出て涼しいのはもちろん、長いクセ毛が、暑そうな印象になるのを避けるためでもあります。
また、歩くときに「ぽかんと口をあけない=鼻呼吸する」ことを何度かご紹介していますが、いつもは鼻呼吸の人でも、暑くなってくると口が開きがち。これは身体のSOSですので、こまめに水分(冷たいほうが吸収しやすい)補給を!
扇子を使うとき、大きくバタバタしすぎると、暑苦しい印象。眉間にシワを寄せず、ゆったり動かすと、涼しげです。ちょっとした違いで印象が変わります!

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暑さ VS 寒さ

2008年07月14日 08時15分16秒 | 姿勢&見た目
蒸し暑い朝の月曜日、今週もしっかりいきましょうね、島岡美延です。昨日は、私鉄、JR、地下鉄(都営・メトロ)と何回も電車に乗りましたが、冷房温度は様々でした。日曜夜のガラガラの状況でそこまで冷やす!? という車両もあり、隣の人は、腕をさすり、鼻水をすすっていました。そうそう、風邪もはやっているようですね!
外を歩けばすぐに汗をかいてしまう私でも、「暑さより寒さ対策」が欠かせません。長袖のブラウス、シルクストール、時には紫外線防止手袋も総動員。裸足でサンダルという当たり前のファッションは、足元からかなり冷えるので、基本的には避けています。そのため、爪先が見えないデザインの靴が多くなります。
夏でもシルク5本指ソックスで冷え対策をしている知人もいますが、スカートが多い私にはちょっと難しい選択。
ナマ足の皆さん、夏こそ冷え対策をお忘れなく。冷えは代謝を悪くする大敵です!
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松たか子の目ヂカラ

2008年07月13日 08時58分56秒 | 姿勢&見た目
久しぶりにパルコ劇場へ行ってきました、島岡美延です。長塚圭史作・演出の「SISTERS」(8/3まで)は、松たか子の底力を怖いまでに引き出しました。

彼女は新婚、シェフである夫に連れられ、地方のホテルへやってきます。旅行ではなく、そこで夫が従兄弟に料理を教えるため。ただ、幕が上がって目に飛び込むのは、新婚の二人が泊まるには、どこか奇妙で暗い壁の部屋。
登場人物は「どこにでもいそうな人達」ではありません。過去と現在の秘密が交差し、男女6人の人間像が残酷なまでにえぐり出されていきます。
繊細な新妻の顔を見せたかと思ったら、次第に、怒りや嫉妬、記憶の混乱など、2時間15分の芝居の中で、松たか子の感情の触れ幅はどんどん大きくなっていき・・・。目に宿る光の強さが、一段と凄みを増した彼女。夫・田中哲司、妹の姿と重ねてしまう若い娘・鈴木杏、命がけの舞台を観客に差し出しました。
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持ち物はあなたの一部

2008年07月12日 08時57分28秒 | 姿勢&見た目
まったく新しいタイプの携帯電話を求める人の列に驚いてしまった島岡美延です。「今持っている携帯とは別に、楽しむためのもの」とインタビューに答える人々は、非正規雇用問題を抱える世代とも重なっているようであり、ちょっと複雑な気がしました。それにしても「いち早く買うための列」を見たのは、いつ以来でしょう。値上がり列島の夏に、こんな光景もあるのですね。

持ち物は、服装や髪型同様にその人の印象の一部です。バッグや腕時計のブランドにこだわる人、そうでない人では価値観が違うでしょう。携帯の種類やストラップなども自己主張が大きい道具。持ち物であなたの性格まで推理されています!
携帯といえば、私は両手ボタン押しなど考えられず、もっぱら左手操作派。ビジネス原則の左手に電話、右手でメモ・・・を身体が覚えこんでいる世代なのかもしれません。最近では「電卓も両手」という社会人が出てきたそうで、驚きです。
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