美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

今度はイタリア流?

2008年07月11日 08時11分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
京都でもひどい落書きに悩まされていると聞き、またもや悲しくなった島岡美延です。そんな中、「落書き報道」の発端となった、岐阜女子短大生が、学長とともにフィレンツェを訪れ謝罪した、というニュースを見ました。

涙をこぼして顔を上げられない学生に、大聖堂の女性館長は「もう済んだこと、あなたの笑顔を見せて。でないと、それ(修繕費)は受け取れないわ。あなたは、幸せにならなくてはいけないのよ」と語りかけ、笑顔で抱きしめていました。
さらには、岐阜とフィレンツェの姉妹都市交流30年ということもあって、記念の鐘を鳴らす大役を彼女に託したとか。
街中が世界遺産のイタリアの寛大さ、また宗教施設ならではの包容力だったのかもしれません。それにしても、大人(短大生)の謝罪に、さらに大人(学長)がつきそったという日本流儀(?)に現地の取材陣だけでなく、私も驚きました。
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それがフランス流?

2008年07月10日 14時19分33秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
42年後の生活をリアルに感じている首脳は何人いたのだろう、などと考えてしまった島岡美延です。よく「十年後の自分を想像しなさい」と言いますが、私達たちが実感できるのは、もっと短期間で、それ以上は「先延ばし」というのが正直な感覚?
ところで、フランス大統領の行動に「?」と思った人も多かったのでは。ギリギリに来て、いち早く帰る・・・しかも、ホスト国と会談もしない、会いたかったのは、お隣の国の首脳だった?という感じ。そんなつもりじゃない、と仮に彼が語ったとしても、日本の私達が受け止めたメッセージは、シビアなものでした。
お誕生会に呼ばれて、その主役よりも「好きなお友達」とだけおしゃべりして、気がついたら帰っちゃってた、なんて例えが意地悪でしょうか!? 
誰もが「自分の都合」ばかり主張する世の中にあって、相手の「もてなし」の心に応える余裕は持っていたいものです。 
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胸を張れない先生たち

2008年07月09日 09時04分16秒 | 姿勢&見た目
G8の首脳の姿が、課題の重大さに比べて、どこかなごやかに見えてしまう島岡美延です。最終日にどんな合意がなされるでしょうか。また、こちらも重大なニュース、大分県の教育界では、採用・昇進の点数の水増しだけでなく、合格ライン超えの受験者の点数を減らすことまでやっていたなんて! それで不合格だった人は、今どうしているのか・・・。
点数の調整で先生になったり、教頭、校長になった人たち。朝礼の場面をはじめ、どんな心で「友達と仲良く」「周りに迷惑をかけない」「最後まであきらめない」などの言葉を口にしていたのでしょう。良心ある人が、後ろめたいことをすれば、顔を上げられず、胸も張れないはず。
そこまでして欲しかったのは、「名誉」か「将来の安泰」? きちんと合格した人まで疑惑の目を向けられるかも・・・、食品偽装事件と同じです。「先生選びも偽」だなんて、哀しすぎます!

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司会&ラジオの「声」

2008年07月08日 08時34分57秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
洞爺湖は霧のようですが、昨日の川崎は昼過ぎに雨が上がってホッとした、島岡美延です。川崎市産業振興財団20周年記念式典とそれに先立って行なわれた、工業都市川崎発祥の地、記念プレートの除幕式(もちろん屋外!)から司会を担当したのです。
式典では「イノベーション都市川崎」をテーマに記念講演やパネルディスカッション、交流会では、かわさきロボット競技大会のデモ試合を紹介したり、と盛りだくさんでした。財団発足の1988年といえば、バブル経済期。この20年間、色々な体験をした日本であり、川崎の経営者の皆さんだったことでしょう。

交流会で「ラジオいつも聞いてるよ、司会の声を聞いてピンときたよ」と声をかけていただきました。色々な場面で「あ、シマオカの声だ」と気づかれることは、何よりの喜び。「唯一自分だけの声」をもっと大切にしなきゃ、と再認識しました。
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「お姉ちゃん」という存在

2008年07月07日 07時52分01秒 | 日記、その他
昨日まで公演が行なわれた「ライフ(座・キューピーマジック)」という芝居を観ました、島岡美延です。
子供の頃から厳しい母親に逆らえなかった女性が「別の人生」を選択していたら・・・というシーンが展開されます。対照的に、自分のやりたいことを手に入れた妹と両親との関係も描かれます。観客は、男女問わず、この姉妹のどちらかに自分を投影していたのではないでしょうか。
姉妹といえば、ウィンブルドン決勝で、ついに勝った姉のビーナス・ウィリアムズ。妹のセリーナとは、大会期間中、一緒に暮らしていたのだとか。ちなみに5人姉妹の四女と末っ子。試合後は妹の健闘を称える姉の顔になっていたようです。

ところで、先日、海外赴任から帰ってきた我が妹、「家族割引」でさっそく携帯を契約。久々に「お姉ちゃん(こう呼ばれます)」立場を発揮できた私?でした。
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発表会を見て勉強

2008年07月06日 08時12分13秒 | 姿勢&見た目
サミット目前、環境の特番を見ると心から危機感を覚えますね、島岡美延です。その一方で、この暑さをどう乗り切ればいいのだろう、と猛暑日(昨日岐阜などで)のニュースに途方にくれてしまいそう・・・。

私の先生もゲスト出演する、他のバレエスタジオの発表会を見てきました。人数が少ないせいか、一人が踊る演目数が多い! 何曲分かの振付を全部覚えて、なおかつ、足、膝、腰、胸、首、腕、指、顔・・・とすべて意識するのは、大変です。暑さとの戦いも5月の発表会よりキビしそう。
他の人が踊るのを見るのは、本当に勉強になります。プロの公演は目からの幸せを得るため、アマチュアの発表会を見るのは、頭で自分の踊りを振り返るため!? 姿勢のことも実は同じ。モデルの歩き方より、街中で他人の様子を見ながら、我が身の歩き方、姿勢をチェックすることが大切なのです。
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時には、一人ぼっちも

2008年07月05日 08時44分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日は、都心で今年初の真夏日、暑かったですね、島岡美延です。ついにエアコンをつける日々到来の我が家です。蒸し暑い朝、TVでは堀江謙一さんが波の力だけでハワイから無事に和歌山に到着したことを報じていました。「精神と肉体の完全燃焼が出来た」という感想に、ドキッとしました。そんな実感、できていますか?

「洋上のひとりぼっち」はとても真似出来ない私。そもそも、人生で「誰ともしゃべらなかった1日」ですら、思い出せそうにない・・・!?
そんな私でも「ひとり」という状況を作り出すことを大切にしています。周りに人がいても、一人で何かを考えたり、本と向き合ったりすることはできます。時々、ケイタイなどとのつながりに夢中になって「周りに人がいることを忘れ」過ぎた人を見かけますが、これはちょっと困りもの。
誰かとの会話を楽しむには、一人の時間の過ごし方が鍵を握っているのです。
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1985年8月の記者たち

2008年07月04日 08時15分27秒 | オススメ
85年の夏、あなたは何をしていましたか、島岡美延です。明日公開の映画「クライマーズ・ハイ」を見て、あの日々を思い出してください。

谷川岳衝立岩登頂を翌朝に控えた悠木(堤真一)が勤める群馬県の新聞社。「ジャンボが消えた」の情報に、フロアの人間が一斉に倍速で動き出す。墜落事故の全権デスクに急遽命じられた悠木。特定もされていない現場に、いち早く行きたがる県警担当記者の佐山(堺雅人)。事故の凄惨さゆえ、新聞は何を書き、何を書かないのか。無線すら持たない新聞記者たちが、このスクープをものに出来るか、という電話の前の緊迫した瞬間、全権デスク悠木の決断は!? 
新聞記者で事故を取材した横山秀夫の原作が、編集局で働く数十人のオーディションにこだわった原田眞人監督によって誠実に映画化されました。悠木が事故から22年後に衝立岩を登るシーンも必見。命がけで紙面を作った記者たちの物語です。
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メルボルンからゲスト

2008年07月03日 14時03分15秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
1996年7月のかわさきFM開局以来、毎週生放送に出演し続けてきた島岡美延です。12年前は、夜7時からの生放送担当でしたが、まさか私が朝7時の番組を担当するとは・・・! ゲストは延べ千数百人以上。「人に話を聴く」楽しさは何モノにも替え難く、特に色々起こる(?)生放送が大好きです。

13年目に突入して最初のゲストを今朝、お迎えしました。なんとメルボルンで活躍中の室内楽トリオ。ヴァイオリンの坂瑠美子さんに通訳もお願いして番組を進めました。ラジオで通訳を入れながらの放送は、TVのように映像がない分、けっこう大変ですが、やりがいがあって面白いのです。
明日7月4日(金)19時半から大田区民ホール・アプリコでコンサートがあります。ギター・チェロ・ヴァイオリンというちょっと珍しい組み合わせ。瑠美子さんいわく、「楽器のパートより、まず人間性の相性」とか。同感です!
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「叱責」に違法性判断

2008年07月02日 08時40分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
7月は値上げのニュースでスタートしましたね、島岡美延です。近所のスタンドのレギュラー182円に、びっくり。同じ値段だけれど中身が減った食品、というのもなんだか切ないです。
最近、ニュースの中で「上の指示に逆らえなかった」という言葉をよく聞きます。偽装食品の現場、家電量販店は納入業者に派遣強要・・・、身の回りでも日常茶飯事かもしれません。
自殺で労災が認められた男性の遺族が、上司の叱責が引き金だったと会社に損害賠償を求めた裁判で、「社会通念を超えた執拗な叱責は違法」という判断がありました。
パワーハラスメントは「言葉の暴力」を伴います。「そんなつもりで言ったんじゃない」と言いますが、言葉や言い方をどう受け止めるかは、「言われた側」の立場で考えるべきもの。「自分が言われたら嫌」な表現をしない、のがルールです!
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