美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

雷鳴の中、『卒塔婆小町』

2017年08月20日 07時07分00秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨夜は稲光の中を帰宅、島岡美延です。
川崎市と世田谷区共催の多摩川花火大会は中止に。
河川敷に集まっていた人々に豪雨、暴風。世田谷では落雷、ヒョウも。
私は花火ではなく、新宿シアターモリエールで上演中の劇団スタジオライフ『卒塔婆小町』(9月3日まで)に出かけたのですが、劇場にたどり着くころ、ボタッ、ボタッと落ちてきた大粒の雨。
その後、劇場の中でも“演出”かと思うほどの雷鳴が、何度も聞こえていました。
小野小町のもとへ顔を見せてほしいと、百夜通った深草少将の伝説に焦点をあてた『深草少将の恋』(作・演出:倉田淳)。
その短い音楽劇に続けて、三島由紀夫の近代能楽集から『卒塔婆小町』。
夜の公園で出会った、老婆と若い詩人(深草少尉)の物語。
老婆は、自分は昔“小町”と呼ばれていたと語りだす。
そして、夜の公園は、鹿鳴館になり、老婆は、誰もが美しいと褒めたたえる小町に変身して、踊りだす…。
舞台をコの字型に囲んだ、近い客席。
想像力をかき立てられる豊かな80分です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする