この高い壁、深い溝をどうしたら

昨日は東京で37度超え、島岡美延です。
30度が涼しく感じそうですが、熱中症には引き続き厳重警戒を。
昨日は、長崎で平和祈念式典。
72年前の原爆を体験した人が、どんどん高齢化する中で、今年7月に国連で採択された核兵器禁止条約は、大きな一歩と感じる一方、日本の不参加は被爆者だけでなく、世界も失望させています。
田上長崎市長は、平和宣言の半分近くを禁止条約について言及。
式典後、被爆者の方が総理に面会した際、「あなたはどこの国の総理大臣ですか」と目の前で迫りました。
去年のオバマ前米大統領と被爆者とのハグとは、あまりに違う感情が込み上げます。
恐ろしすぎる体験を何十年も語ることが出来なかった方々が、今、話しておかないとと勇気を持って語り始めています。
この夏、アメリカと北朝鮮は“自分の力を見せてやる”との挑発行為がエスカレート。
被爆者と国、核保有国と非保有国、このすれ違いをどうしたら…。
理想と現実は違う、なんて言ってたら、本当に平和はもろく崩れそう。