夜には雪が舞うかも、島岡美延です。
雪景色が登場人物の運命を印象付ける映画『エレニの帰郷(25日公開)』をご紹介します。
2012年1月、撮影中の事故で急逝したテオ・アンゲロプロス監督。巨匠最後の作品です。
映画二十世紀末、映画監督“A”(ウィレム・デフォー)が描こうとしているのは、歴史的事件と両親の物語。
彼の母親エレニ(イレーヌ・ジャコブ)は、女子大生の時、秘密警察に逮捕され、脱走。恋人のスピロス(ミシェル・ピッコリ)と離れ離れになる。
1950年代、エレニはイスラエル難民ヤコブ(ブルーノ・ガンツ)と共に集会に参加していた。
そこへスピロスが来て、エレニと再会するも、3人はシベリア送りとなり、さらに過酷な運命へ。
再び映画監督“A”の現在。
妻との別離、年頃の娘“エレニ”は自殺をはかり・・・。
いかなる苦境でも、人は希望を求め、愛する人のもとへ。
ローマ、北カザフスタン、シベリア、ニューヨーク、トロント、ベルリン・・・、歴史に翻弄された壮大な愛の叙事詩です。
雪景色が登場人物の運命を印象付ける映画『エレニの帰郷(25日公開)』をご紹介します。
2012年1月、撮影中の事故で急逝したテオ・アンゲロプロス監督。巨匠最後の作品です。
映画二十世紀末、映画監督“A”(ウィレム・デフォー)が描こうとしているのは、歴史的事件と両親の物語。
彼の母親エレニ(イレーヌ・ジャコブ)は、女子大生の時、秘密警察に逮捕され、脱走。恋人のスピロス(ミシェル・ピッコリ)と離れ離れになる。
1950年代、エレニはイスラエル難民ヤコブ(ブルーノ・ガンツ)と共に集会に参加していた。
そこへスピロスが来て、エレニと再会するも、3人はシベリア送りとなり、さらに過酷な運命へ。
再び映画監督“A”の現在。
妻との別離、年頃の娘“エレニ”は自殺をはかり・・・。
いかなる苦境でも、人は希望を求め、愛する人のもとへ。
ローマ、北カザフスタン、シベリア、ニューヨーク、トロント、ベルリン・・・、歴史に翻弄された壮大な愛の叙事詩です。