民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 278 香炉/清風与兵衛

2007-10-22 22:57:04 | Weblog
昨夜、酔いに任せて書き込みが遅くなったら・・「まだ書いてヘンの?」というメールが届いた。・・言葉は違うがそのような意味の事であった。・・本気で嬉しかった。が、アノ体たらくであった。今朝少し書き足したので、面倒でも読み返して頂くと有り難い。

今夜の写真。先ずはトックリご覧うじろ。・・若い人のためにルビを打つなら「ごろうじろ」・・と読む。
又、トックリとは徳利(とっくり)ではなくトックリなのだ。
なにやらのっけからややこしい。

形はともかく、細密な絵柄である。面相筆といわれる細い筆で書かれる。
清風与兵衛は上絵師である。
ご承知のように、釉薬(ゆうやく=うわぐすり)は、高温で焼き付けると書いたときの色とゼンゼン違った色に焼きあがる。勿論、長年の経験の上で書いているのだから、拙者らがとやかく言わんでも「わかってはる」のだ。

値段を言うと非常にイヤラシイが、言わんと解らんのも事実だ。今の相場で7~80万を下らんと思われたい。・・ココに銀の美しい網状の蓋を誂えるのレス。
大きさは直径15cmほどか。こう言った物が震災以来在庫不足になって居るのだ。
生地はいわゆる「磁器」である。銭は「おあし」と言うくらいで右から左に走って去るが、物と言うものはシッカリ残る物だな・・と、改めて思う今日この頃レス。

非常にマニアックな物であるから、あと数十年もすればすこぶる珍重されるであろうが、その頃はもう戻って来れない世界に旅立ってしまった拙者なのレス。
そんな事を言えば何事にもキリがないが、手仕事の良いものが益々造られにくくなる状況には違いないのレス。このようなものが求められにくくなるのもまた、相応する理の当然となるのレス。

本日の棚卸はコレにて一件落着。




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Vol. 277 梅若会45周年記念大会

2007-10-22 01:11:36 | Weblog
実に多くの人に逢った・・コレがお祭りや!。
ソレで良かった・・お祭りや!。
心の動きは無いけど・・それでもお祭りや!。
そう沢山呑んでないけどベロベロで・・やっぱりお祭りや!。
明日は真面目に書こうと思う・・今日はねぶたい・・皆さんゴメンよかんべんな!。
凄い罪悪感が拙者を責めるが今夜だけは・・かんべんな。
呑んでない心算が・・そうとう呑んでるのかも。
それでも皆を振り切って帰ってきたのだ・・エライ!!
帰り着くのにタップリ2時間は掛かる・・。
明日書き直すかもしれないけど・・。
「45周年バンザーーイ!!」・・と言うでもない・・何かが物足りないのだ。


けさ、開いて読み直したら「何とバカな事を書いているのでしょう」
でも、敢えて消さないでおきます。こんな日もあるのだ。

民謡は、ソコソコ歳を重ねんとよく無いな・・昨日のゲスト・・若い娘は声は良いが・・味わいとなると・・。
反対に昔の面影の無い人も居る。お客は勝手なもので、身内でもない限り聞いたままを評価または批判をする。地元で聞く唄の中にもソレはあるが、ソレはそれでこれから育っていく期待の方が大きい。・・他人のことは何とでも言えるのレス。中々出来ない事なのだが・・プロにはつい要求してしまう。

三味線(伴奏)を聴いていると「早く帰って弾きたいな」と言う気になる。いい歌を聴くと・・地元で聴きたいな・・と思う。ドップリ浸かると言うのはどんな気分なんだろう・・とか。
郡上のアノ賑わいの中に居たい、越中で咽ぶ唄と胡弓に付いて歩きたいとか。・・観光であっても充分に味わえる。

今度隠岐へ行ったら「アノお婆さん」の唄を是非聴きたい。まだ唄えるのか、いつまで唄えるのか・・勿体無い気がするのだ。そもそも拙者と隠岐の交わりは「名人/福浦くに子」であったし、「スナック/ひばり」であった。その人たちが地元でどんな評価なのか拙者にはアマリ関係が無い・・ひたすら感動したのである。それ以来、隠岐在住の素晴らしい歌手の唄も多く聴き、その歌い手の多さにも驚いている。

又新しい気分で、次の行事に向おう・・と思う「今朝」なのレス。
記事は追加したが、日付は昨夜のままにしておこうと・・。
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