民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1291 ギンナン 銀杏

2010-11-19 22:31:31 | 男の手料理
*****イチョウの木は欧米にはない木で、
いまは中国、台湾と日本にしか見られないといわれている*****

銀杏(ぎんなん)は大人の味・・ホロ苦くて「いささか以上」に美味い。

食べるまでにするには大変な木の実。
果肉を処理する・・・やった事はないけど・・・臭い・・・う○この匂い 
一番ポピュラーな方法は川の流水にさらすのだそうだが、川がない場合は
土に埋めるとかも聞くが・・流水が正解だろう。
その所為か有らぬか非常に高価である。

水に晒されて真っ白のギンナンは誠に美しい。
余談だが姫路城はその姿から「白鷺城」・・・熊本城を「銀杏城」と呼ぶ。
先だって熊本の後輩から銀杏が届いた。
毎年秋の味覚・風物である。

さて、栗と同じくかたい殻をむく。
近年はペンチのような良い「銀杏割り」が重宝する。
ところがこの「ペンチ」・・中々コツが要る・・下手を打つと中身まで「グシャッ!」
力を入れた後、反射的なブレーキが必要となる。

この量を見て驚かれるに違いない・・が・・実はもっと沢山・・
「一体どうするのじゃ?」・・と、天の神さん
「心配ご無用」・・と拙者

茶碗蒸しの中に一粒・・が使い道?・・なかなか
いろんな食べ方で楽しむ。
昔から「精が付く」と言われるが、その所為で「鼻血がブウ!」と言う事もなかった。

こんなに沢山の量を手にする人は少ないだろうが・・放っておくと中身がしぼんでしまう。
誰も知らない仙人の保存法は・・「殻をむいて冷凍」・・写真・・

水分がなければくっつく事はない・・何時でも好きな時に好きなだけ・・しかもすぐに使える。
生でも冷凍でも、必要な量を浅く水を張った鍋で茹で・・オタマの背でコロコロなでると
薄皮はツルリと剥ける。
仙人料理の極意・・いろいろ開陳しているが役に立つと良いね 
*この冷凍戻し・・生と全く変わらないから不思議。

①封筒に生の殻つきをお塩少々とともに入れ「レンジでチン!」美味しい焼き銀杏が・・
 フライパンでやるときは必ずペンチでヒビを入れて・・でないと大変な事に・・
②から揚げ・・揚がったらお塩パラリ!
③茶碗蒸しにも大量に・・(ほどほど
④炒めものに・・・沢山のギンナンをフライパンで炒めてアンカケに・・
⑤銀杏餅・・・
⑥かき上げ・・どうやっても美味しいレス。

安ものの飯屋で茶碗蒸しに入った水煮の銀杏・・グニャリで味も香りもない。
アレはキット重曹かなにかで薄皮をむいている?
料理教室では矢鱈と重曹を使うが、あれはいけない・・少なくとも仙人はキライ!
ワラビでも何でも・・である。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おまけ | トップ | Vol.1292 良い天気 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

男の手料理」カテゴリの最新記事