民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.2545 万事急須?

2014-01-16 22:16:00 | 仙人の故物屋さん
急須・・・
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「急」は差し迫った意味の「急」。
「須」は「須いる(もちいる)」で、急須は「急な用に応じて用いるもの」が原義である。
古く中国では、酒の燗に用いた注ぎ口のある小鍋を「急須」といったが、
煎茶器として用いられるようになった。
「きびしょ」とも言う
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急須は標準語でも田舎でも同じだが、
大阪の、しかもここらで年寄りから「きびしょ」と、よく耳にした。
キット大阪の田舎の方言だべ!・・・と・・・今日まで思っていた
こう書かれているとホンマカイナ?と思いつも納得する。

万事急須!なんて何の意味もないが「万事休す」みたいで面白いと思った・・・だけでR
さて、これが究極の「万古焼=バンコヤキ」・・・似てナマクラなものもあるがこれは逸品である。
異常に長い持ち手と注ぎ口・・・しっくりと手に収まり使い易い。
当面「使っちゃダメ!」と言ってあるが・・・いつ使う気だろう
「形あるものは壊れる」・・・もうボチボチ悟っても良い「お年頃」だ



こうでないモノは小指一本が余りとても掴みにくい。
アレを上手に持つには「親指と人差し指で胴を掴み、残りの3本で柄を持つ」のが要領。
窮屈でしかも熱い・・・仙人には機能的とも美しいとも思えない。
本気で使う人の事を思うとこうなる筈だと・・・褒め称える

いつもの事ながら「手に入れがたい程」高価なモノでは決してありません。
問題は「どれほど好きか?」だけの事なのです。
コメント
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