箕面市出身で、プロのバイオリニストの横山令奈さん、亜美さん姉妹が、1月14日(木曜日)に上島一彦箕面市長を表敬訪問しました。
(左から、横山亜美さん(妹)、令奈さん(姉)、上島市長)
横山さん姉妹は、これまでの二人の音楽活動における功績を讃えられ、上島市長から「箕面バイオリン大使」の称号が授与されました。
また、令奈さんは、令和2年4月、新型コロナウイルスが猛威を振るったイタリアのクレモナにある病院の屋上でバイオリンを演奏し、医療関係者や患者だけでなく、世界中の人々に大きな感動を与えた功績から市長表彰が贈られました。
令奈さんは「この度は、大使の任命と表彰をいただき、本当に光栄です。言葉では言い表せないくらい感謝しています。私にとって箕面はふるさとであり、小さい頃から昆虫採集をしたりと、のびのび過ごしていた記憶があります。また、自然もそうですが、イタリア人もびっくりするほどのホールもいくつもあるなど、とても恵まれた環境で幼少期を過ごさせていただきました。海外で活動していても、箕面はこれからも私の心にあり続けますし、大使として箕面をPRしていきたいと思っています。」と話しました。
(表彰状を持つ令奈さん)
また、亜美さんは「私はイタリアから生まれ育った箕面に帰ってきて、両親が営んでいた音楽教室を継ぎ、場所は違えど、姉の背中を見ながら音楽家として活動を続けてきました。コロナ禍という難しい状況で、誰もが今までできていたことができなくなり、悔しい思いをし、不安と戦いながら生活していると思います。そのような中では、音楽や芸術は切り捨てられがちなのかもしれません。しかし、私は音楽が人々の心の栄養として、必要なものだと信じて活動を続けています。私は箕面という土地で、音楽や芸術は人々にとって必要であるということを、大使として広めていきたいです。」とコメントしました。
(箕面バイオリン大使を受ける亜美さん)
■お問い合わせ先
箕面市 人権文化部 文化国際室
電話:072-724-6769
<モミジーヌも音楽が大好きだよ~