箕面森町では、犯罪抑止効果が期待できる「青色白色複合LED防犯灯」が設置されています。
青色防犯灯は、イギリスのグラスゴー市で設置され、副次効果で年間約1万件の犯罪が減ったとテレビ番組で放映されたことがきっかけで、日本各地に広がっています。
ただ・・・青いフィルムを蛍光灯に貼り付けたものは、「照度が不足する」「違和感を感じる」などの意見が多くありました。
しかし!箕面森町に設置された青色防犯灯は、一味違います。
青色と白色が分かれていて、照度も確保!
しかも長寿命である「青色白色複合LED防犯灯」なのです。
大阪府によると、ひとつのまちで全体的に「青色白色複合LED防犯灯」が設置された事例は、全国で箕面森町が初めてだそうです。
箕面森町を舞台に、青色防犯灯の犯罪抑止効果の検証が、産官学の研究の一貫として行われています。
2011年1月7日から1月23日にかけて、のべ5日間行われた調査では、被験者の脈拍、脳波、心拍等を測定し、青色白色複合LED防犯灯が人に与える心理・生理的影響が検証されました。
この調査結果は、国際犯罪学会や日本生理心理学会などに発表される予定です。
青色白色複合LED防犯灯がきっかけとなって、地域の防犯意識が高まり、地域力アップにつながっていくことが楽しみです。

青色白色複合LED防犯灯は色々な効果があるといわれています。
・犯罪抑制効果
青色は鎮静効果を持ち、犯罪抑止効果が期待できる。
白色との複合により、防犯カメラの画像への影響が少なくなった。
・長寿命で省電力
約10年間交換なし。電力量はこれまでの約1/2。
・夜間の見通しがよい
夜になると、波長が長い赤色より短い青色のほうが、
人の眼には明るく見える。(プルキンエ現象)
・虫が寄りにくい
紫外線を発生しないので、虫が寄りにくい。
<へえー。いいことずくめなんだね。すごーい。