6月5日(土曜日)、箕面市白島2丁目の田んぼで市民田植体験が行われました。市民38組129名の参加がありました。
田植体験した白島・石丸地区は、箕面キューズモールも見える都心近接立地。箕面の里山(山麓部)からのきれいな伏流水により育まれた穏やかな田園地帯です。
田んぼの真ん中に2本のロープを張り、30センチメートル間隔に目印をつけて、1歩1歩植えては後ろへさがりながら手植えしていきます。
苗を3本ずつ手に取り、等間隔になるように丁寧に植えていきます。
お世話してくれたのは白島の農家の岡村幸雄さんです。
「コメ農家は作るだけでなく、農の文化を伝えることが大事なんです。言葉だけじゃ足りない、経験することが大切です!」と笑顔で話してくれます。消費者と交流し、「食」が生み出されるプロセスをたくさんの人と分かち合うことを毎年楽しみにされています。
舞台は、ぬかるんだ田んぼの泥の上。
自然とふれ合う機会が少なくなった子どもたちにとっても貴重な原体験です。
「カブトエビがいるわ!」
「それ食べれるん?」
「やっぱり、食べれんやろ!」
参加者に感想を聞くと、
「田んぼにはだしで入りました。泥の感触も新鮮でした。子どもも本当に生き生きしてます!」
「農業体験で生産者の心のぬくもりや頑張りを感じました!」
私たちの食に直結している農業。しかし都市部に住み農業を意識することは日常にありません。生産者と直接触れ農産物に新たな親しみを感じられた農業体験となりました。
<みんな良い笑顔~!裸足で田んぼに入れるなんて貴重な経験だね!地元でこんな経験ができるなんて素敵!!!稲刈りが楽しみモミ~!