5月11日(月曜日)、箕面市農業公社は、粟生外院2丁目の畑で、今年初めてとなる玉ねぎの収穫を行いました。
5月のこの時期に収穫するのは、早生(わせ)品種。
昨年の9月に播種(種まき)し、10cmほどに育った苗を、10月下旬に畑に定植(秋まき栽培)しました。8箇月という長い期間を土の中で育ち、ようやく収穫にたどり着きました。
先ずは、玉ねぎを1本1本を土中から掘り起こします。
玉ねぎの頂上部分をグイと持ち上げて、引き抜いていきます。
青空の下、白と緑の帯がきれいに畑に並びます。
コンテナに積み込んで、運搬車で運び出します。
公社職員の長谷川さんは
「思っていたより出来は良い感じです。新玉ねぎは甘くてみずみずしい、直ぐに食べてもらいたいです。」
これらは順次、5月14日(木曜日)から中学校給食で使われます。
・14日(木曜日)は「ポテトミートグラタン」と「レタススープ」、
・15日(金曜日)は「麩(ふ)チャンプルー」と「もずく汁」、
・18日(月曜日)は、「豚肉のカレー炒」 です!
荒れ地になっていた農地を再生するなど、今では約3ヘクタール(甲子園のグランドが約1.3ヘクタールですので2面以上)の農地が、”豊かな恵みを育む農地”として本来の姿を取り戻しています。
農業公社の農地は、学校給食を通じて、次世代の子どもたちに“農や食の大切さ”や“郷土の歴史や文化”を学び、伝える農地でもあります。
これからも地域の皆さんと一緒に、かけがえのない田畑を守っていきます。