6月20日(月曜日)午後8時から、NHK(Eテレ)「福祉ネットワーク」で「障害者の“働く”を支える-大阪・箕面市 社会的雇用の取り組み-」が放送されます。
「社会的雇用」とは、箕面市が障害者への賃金補填と支援者、設備への助成をすることで、障害者の働く場を確保し、経済的自立が可能な賃金を保障していくもので、一方、補助を受ける事業所は、重度の障害があっても能力や適性に応じて働けるよう職種開拓を行い、かつ、障害者の経営参画などを図るもので、本市において20年以上にわたって続いている独自の制度です。
障害者にとって非常にハードルが高い一般企業での就労…。訓練的な要素が強く、工賃も月1万円前後と自立に至らない福祉的な就労…。「普通の人のように働いて地域の中で自立した生活を送りたい」と願う障害者のために、この二つの中間的な就労の場として「社会的雇用」の制度が生まれました。
番組では、解説に障害者就労がご専門の埼玉県立大学の朝日雅也教授を迎え、「社会的雇用」の特徴やそのメリット、それに国の障がい者制度改革推進会議「総合福祉部会」(倉田哲郎箕面市長も部会員)での議論などを通して、この「社会的雇用」の今後の動きを紹介しています。
半年に渡って密着取材がなされ、丁寧に作り上げていただいた番組です。
みなさま、ぜひ、ご覧ください!
<モミジーヌも必ず見るよ!もし、見逃しちゃったかたは、6月27日(月曜日)正午から再放送もあるんだよ。