大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACLの勢力地図を読むと、3年後にはワンチャンあるで

2017-06-12 06:24:20 | ACL/A3
ブログに何か書こうとなると纏まった文章を考える必要があるけども、U23の北九州遠征の帰りの新幹線の中でアイデアを捻り出し、スマホのメモに書きためた内容に加筆修正して記事にまとめました。今季のACLにおける勢力図の変遷をどう見るか。

ここ数年は恒大vsその他大勢で、対抗馬にようやく上港が出て来たというところか。自分の見立てでは今の中超の外国人制限政策や若手の出場機会の少なさを考えると、いずれ恒大も上港も没落すると予想する(まあ、どちらかと言えば上港の方が育成はしっかりやっている方だが)。即ち、若手が十分な試合出場に恵まれなず、かつ中国足協が外国人爆買いを制限し出した政策に舵を切った以上、今よりも強大な力を持つとは考えにくく、新陳代謝が見られずに落ちる一方ではないかと見ている。

ちょっと話はそれるけども、中超における外国人爆買いを支えて来たのは、買う側だけでなく、不良債権処理の意味合いで中超クラブに選手を売りたいと考えてる海千山千の欧州や南米クラブや選手代理人のビジネスの延長線上でカモとして迎えられてる中で成り立ってる側面もあるわけなんで、一概に中超クラブが札束で張り倒せるものでもないんよね・・・

まあ、とはいえ、2,3年後はその時はその時でウルトラ外援の補強はやってるかもしれないけどw ただ、今の恒大の強さを分解すると、外国人と中国大表選手の融合なんだけども、中国人選手の力は確実に落ちる。その時こそが日本のクラブがACLを制覇する最大のチャンスだろうと見ている。

その恒大の育成に関してなんだが、恒大軍団からメンバー固定で批判されてるスコラーリ監督にしても、恒大での監督業を、欧州での監督復帰の為の腰掛け程度にしか考えてないのは、彼自身がイングランド代表監督に立候補を表明したり、欧州のビッグクラブからのオファーがあるという発言から十分過ぎる程よく分かるw

それゆえ、スコラーリは自身のキャリアの為に恒大の才能を消費するだけで、自身が去った後の恒大の事はまるで考えてない。まあ、彼自身は別に間違っていないのかもしれないけど、それを恒大がどう考えているかよね・・・何となく、今の巨人が原監督時代に即戦力補強を繰り返して、生え抜き選手を腐らせてしまったツケとして13連敗したイメージとダブってしまうw まあ、恒大はそこまで行かないにしてもw スコラーリが去った後にそのツケを間違いなく払わされるだろうと見ている。

そうした状況から逆算した中で、日本のクラブ、とりわけガンバは何をすればいいのか、なんだけど。まあ、そこは編成面や戦術面をゆっくり考えていくとなると、今回のエントリだけでは書ききれないw

ただ、間違いなく言えることがあるのは、ベテランから若手への新陳代謝だろう。井手口や堂安辺りが主力として君臨して、かつ、市丸、高木、初瀬の他にもU23の中からも何人かが、主力で定着。ある程度自前で賄う中でようやく、足りない部分に対して、お金を出して補強するというイメージか。2014年のパトなんかはそうだったけど、その準備として、12年から徐々にベテランから若手への切り替えをやっていた中でパトが来て、そして最後に仕上げのリンス(上手くまとまった?w)。

その意味では、井手口にしても堂安にしても、多分この夏ガンバは出すつもりはないだろうけど、どうしても海外行くということになるのなら、来るべきワンチャンから逆算して、レンタルの身分で”留洋”してから戻って来るのが良いのかもしれない。宇佐美の最初の海外行きも今思えば2014年の三冠の為の海外留学ではあったとも言えるわけで。

個人的に残念なのは、最盛期の恒大や上港と闘う場を放棄してしまったことだ。確かに今のチーム力や来るべきワンチャンを考えると早めに撤退するのは判らないでもないけど、ACLっていうのは基本国内の空いてに飽き足らずに、国外のすごい奴らのところへ道場破りをするっていうのが原点だっただけに、その機会をみすみす逃してしまったのは勿体ないけども。その意味においてだけは今年の浦和や川崎がちょっと羨ましい。まあ、その彼らだって今年飛躍する為の屈みの時期はあったわけなんだけども・・・そこは傍観者としては見守るつもりですけどもね。

あとは、JFAに何とかしてもらいたいのは天皇杯の元日決勝の日程かな・・・これにこだわっているようだとオフが段々と短くなってくるわけで。今年来年の2年間の成績如何によって3+1が2+2になるのは仕方がない(しかも来季はもっと始動が早くなる)。それならそれでシーズン終了とプレーオフとの間でのオフ期間をしっかり確保出来るような日程をJFAは考えておく必要があるわけなんだけど・・・まあ、そこにJFAのACLの本気度が疑われるところなんやけどね。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。