大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

要は、「決定力」をどう確保するか、がガンバにとってはカギだった

2014-08-12 07:26:51 | ガンバ大阪
大宮戦も安定した戦い方で勝利。後半あちらがサイドを広く使ってこっちの守備を広げたい意図を持っていたのだとは思うけども、サイドを明け渡してクロスを上げさせても、オさんが中に絞って一人余らせる守備がよく効いていた。逆に言えば前半頭で合わせられたけどもヒガシが弾いてくれた時は中で数的同数だったと記憶しているけども、あれはこちらの守り方がうまく行っていなかった場面とも言える。

まあ、数的同数で守るってことは時にはどこかで誰かが競り負ければ致命傷を負ってしまうんで、それ故に一人余らせるっていうポジショニングが必要になってくるわけなんだけどもね・・・逆に言えば、一見すると何でもない場面でも攻撃側がサイドやバイタルで人数かけている時に守備側がゴール前で数的同数に見舞われるとそれは潜在的なピンチであるとも言えるわけでね。

結局のところ、前線の二人の決定力を活かす為に、決定力を使う運動量をうまく抑え、その分後ろの8人がしっかりブロックを作り、攻撃から守備への切り替えにおいてもこの形への帰陣を優先する。攻撃においてはロングカウンターを運用していくっていうやり方がはまっているんだが、それもこれも決定力が前で担保されてこそ。まあ、その為の土台はキッチリとシーズン開始から造って来ていたわけで、後は決めるだけだったということですな。

その点監督が短期間で替わる度にその都度違うやり方を監督にやらされているお隣さんって大変ですなあ・・・まあ、このぐらいはいいでしょw 欧州なんかじゃ人のチームのことになると皆評論家気取りでああだこうだって言うてるし、実際モラ爺なんか自分だったらセードルフを解任しないなんて、自分のチームじゃないから言いたい放題言ってますからねw だからその意味ではお隣のサポさんだって我々についてああだこうだって言って貰って構わないわけなんだけども、あまり構ってくれそうにもないですけどねw 要はお互いにオープンな批評っていうものがサッカー全体を活性化させるってことです。

こう振り返ると、ここ数年のガンバにおいては、前線での決定力が担保されている間においては、そんなに大崩れしないどころか、J1上位としての風格を保てるんじゃないかって思うんですね。低迷時期の一昨年と今年の前半っていうのは正にその問題がモロに出た。逆に言えばやっているサッカーに対してはその年ごとに多少マイナーチェンジがあったとしても根幹の部分がブレていないというのがガンバの強みだろう。

そうなると今季はまあいいとして、来季以降どうやって決定力を持った選手を連れてくるかがカギになるかもしれない。ユースからの育成っていっても、決定力を持ったFWっていうのはなかなか自前では育てるのは難しい。となると連れてくるのが手っ取り早い。逆に言えば決定力を一点集中で買う為に他のポジションを自前で賄うっていう必要がこれから出てくるわけだけども。

このまま宇佐美が点をとり続ければ、今季のオフもしくは来年の今頃には海外再挑戦っていう話も出てくるかもしれない(個人的にはオフに休んでから来年の夏に行くのがいいんじゃないかと。こちらも夏の方がいい選手を探せるし)。まあ、海外のチームでガンバにおけるようなポジションでやれるところってどんだけあるかやけどもね・・・グノって兵役終えたらどこへ行くのかが興味深いけども、本人がガンバに対して払う違約金のところを軽減してあげた、っていう貸しがあるんだったら覚えていてくれたら嬉しいけども。