大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J乙聯賽第10輪 富山勝利 0-4 大阪鋼巴

2013-04-24 08:13:27 | ガンバ大阪
今季一番気持ちいいアウェーの勝利にホルホルしつつ、帰りのサンダーバードの中で、ブログの構想を考えて、帰宅してから動画や録画で気になる部分だけを確認してブログ更新しようとしたらややこしいことばかりでw ブログ更新のトリを飾るっていうのも緊張しますねw 

タイトル付けるために、カターレ富山って中国語でなんて言うのかを、例によってたにうたで検索したんだけども・・・なるほど、カターレ富山って言うのは大阪弁に訳すと、富山勝たんかい!っていう意味らしいw まあ、中国語って基本語尾の変化っていうのがないからそうとしか訳しようが無いんやろうな。

試合の方を振り返ってみましょう。

前半に富山がサイドで人数をかけていた場面なんかを見てると、京都が何故富山ではなかなか勝てないどころか、よく負けていた理由は何となく解った。局地戦を挑まれると、大木さんはこれまでずっと同じ土俵に乗っかってしまってたんだろうな。ウチも以前のスタイルなら引っ掛けられていたかもしれない。

けれども、京都との違いを挙げるとすれば、ウチの場合局面で相手に囲まれながらもキープ出来る家長がいたこと。そして、ウチは局地戦を外せば美味しいスペースが広がってる所に展開は出来るパス技術があるということと、最後はレアンの決定力があるということ。

実際に最初のゴールなんかは、京都との違いが凝縮されていたようなもので、右サイドでは相手のが一人多いという状態であったにも関わらず、家長のキープ力で相手の局地戦を外してボックスの脇に走り込んだ秋が打ったシュートのこぼれ球をレアンが押し込んだものだけど、3バックがワイドに開いていた所の空いたスペースに秋が入り込むという、相手の得意な形を外して急所を衝くという狙いが効を奏したとも言える。

つまり、右サイドで展開する事で、相手3バックの左の船津がサイドに寄せられて、真ん中の平出との間に空いたスペースに、秋が走り込んでシュートを放ち、富山の3バックの右の足助とウイングバックの国吉のマークの受け渡しが曖昧であったように思えるところにレアンが飛び出して流し込んだんだけども、3バックのマークのファジーな部分を上手く衝く事が出来たわけ。

この辺は相手の傾向を分析した健太監督のスカウティングが上手くハマっているとも言えるかもしれない。勿論スカウティングは、どのチームだってやってるんだけども、それでも自分達のやり方を貫き通して嵌められた京都なんかとの違いは、ひとえに監督の方向性の違いというところなんだろう。

わかり易く言うと、ジャンケンに例えれば、大木さんは相手がパーを出してるのにグーで殴り合うのが好きなのに対し、健太監督は、相手がパーを出してくるならハサミでザクザク切ってやろうと考えたりする。その意味で開幕戦でのガンバは、今までのグーで殴り合うという習性が抜け切らず、かといってパーで包み込むことを目論んだ健太イズムがまだ浸透していなかった状態だったのだろう。

あと、対戦順から言えば、京都や神戸が富山と対戦してから最後にウチというのも幸いだったかもしれない。その分健太監督には対策する時間というのを与えていたし、あと、京都を破り、神戸に引き分けたという自身が相手の安間監督にはガンバ相手でも自分たちのスタイルを貫こう、という気にさせたのかもしれないから。もし、先月のエンジンかかっていない状態で対戦していたらハメられたかもしれないが。

これで三連勝。実はまあ、試合前はどうやったら点が取れるか、なんて今まででは考えられないような課題のことを考えていたのはここだけの話ですねw こんなのガンバじゃない、っていう人はいるかもしれないw

けれども、安定感は出てきた。攻撃にしても徐々にではあるけども、ロングカウンターとショートパスの崩しを使い分けるようにはなってきた。それは決してタテポン一辺倒という訳ではないんだけども。守備にしても相手のポゼッション時にはしっかりとポジションを埋める形が出来、綻びを見せにくくなっている。シュート数では富山は結構打っていたかもしれないが、枠内シュートなんて殆どなかったようには思えるけども。あと、この試合の加地さんについては、何も言うことはございません。