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演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

台北でちょっとマイナーだけどおすすめの場所

2017-09-25 | Weblog
台北に行ってきた。プライベートな旅行ではなかったので、人気の観光スポットには行けず、街に出かけて好きなものを食べることもなかったのだけど、いろいろ興味深い場所に連れて行ってもらった。そのいくつかをご紹介。

①台北探索館
 台北市庁舎内にある台北の紹介センター。映像や展示物、立体模型でわかりやすく台北の歴史や文化を知ることが出来る場所。おぼろげでしか知らなかった日本の支配下にあった50年間も様々な資料を通して知ることが出来た。

②南港駅絵本作家ジミー・リャオの絵
 地下鉄南港駅では、日本でも人気の台湾の人気絵本作家ジミー・リャオの絵が、駅の構内の様々な場所(ホーム、階段、改札横の壁)で、ギャラリーのように紹介されてていた。
日本でも大人のための絵本として「君のいる場所」「君のいたとき・いないとき」「地下鉄」の三部作が発売されているそうだ。通訳の方がストーリーを説明してくれたけど、とても面白そうで読んでみたいと思った。

③華山文創園区(華山クリエーティブパーク)
 冒頭の写真の場所。日本統治時代の酒工場の跡地を再利用したアート・イベント空間。以前はほとんど放置状態にあったこの建物群に、台湾の若者たちがこっそり忍び込んで壁画など描き始めたのが始まりで、アートやイベントの会場として利用されることになったのだそう。カフェレストランや雑貨店、ライブハウスなどもあり、最新の若者の流行や文化を知ることが出来る場所になっている。おしゃれな小物があったのでお土産に買おうと思ったら日本製だった。

2日間滞在した台北は、今にも倒れそうな古い建物と最新の高層ビルが混成していて、混沌とした中にも活気あふれる街という印象だった。
 

しかし、気温38°湿度90% ……もう蒸し暑いったらなかった(@_@;)。