へんな洋食屋カフェ

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しかしなんだな、歌川広重の東海道53次の版画には恐れ入る。版画の技術そのものよりも構図に隠れた意図や有り得ないが有りそうな風景に呑み込まれ今にも自分自身が徘徊をしている如くである。歩きたいなっー！時間と経済的余裕が充分ならば徒にてフラりと全行程を各宿場に泊まりながら名所旧跡を巡り寅さん的な徘徊で京都まで行ってみたい気に為る絵画である。毎日の職業営業に追われているオイラは週一の徘徊ていどで我慢だが、知らない土地を巡りたいというのは誰でもが持つ願望であろう。オイラは飛行機は苦手なので海外は行きたいとは思わない。飛行機が駄目でも船はどうか？という意見もあるだろうがいづれにしても交通費が掛かり過ぎるから無理という経済的な理由で遠方長旅には興味は無い。マッ、広重の絵の隅々を眺めている事で満足と言えば満足である。街道歩きなんかはしばしばやるなっー！家の近所にも鎌倉街道や金沢街道なぁんて800年前からの街道も控えているので時たまは徘徊している程度である。

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右手指の災難が続く。二月に親指の爪を割り最近に為ってようやく伸びてギター用に整えてギターのベース音も空振りせずに弾けるようになったが、二三日前に扉に小指を挟んで爪の根元に血豆が発生しやはり血豆が発生するくらいだから痛い訳である。右手小指がギターに然程に必要かと謂えばフラメンコに限りとても大事な役割をするんだなっ！クラシコやポピュラーなんかを専門に弾いている方々はだいたいが小指の爪は切り込んでありなんの役割も果たしていないから小指爪の重要性は認識していないな。引き換えフラメンコ奏法の例の掻き回し(ラスゲアードと謂う)の際には最初に弦に当たる爪は右手小指爪なのである。これが痛いという事は先ずフラメンコの勢いが削がれるし、恐る恐る当てるから空振りにも繋がる。つまり、フラメンコは巧く弾けない訳である。オイラは気分高揚の手段として営業前には40分間のギター稽古をするのが常だが指が温まり行けるかな？の瞬間からはフラメンコを弾いて気持ちの高揚に役立てている。しばらくはフラメンコの圧倒的
な空気圧の稽古は控えて指の調整の必要がある訳である。