いよいよ住み慣れた住宅の解体です。解体中にほこりが立たないように水を撒きながら、8時15分に重機の爪が入りました。懐かしさや悲しさ、もうすぐに姿を見せてくれる新しい住宅への期待などが複雑に入り混じった心境で、解体される住宅の最後に立ち会いました。長年ありがとう!
解体業者さんに頼んで、「牛梁」と呼ばれる「中引き梁」と、土壁の一部を丁寧にはずしてもらいました。新築する住宅のどこかに生かしたいな、と思いまして。
昔の記憶どおり、牛梁には棟上の日などが墨で書かれていました。
昭和22年6月4日ということですから、築57年ということになります。建主は私の祖父。棟梁「内山春治」氏は地元の方で、縁戚者とのことです。戦後のまだ物資のない時期にがんばって建てたことでしょう。この年は私の叔父の生まれた年ですので、建主の祖父にしてみれば自分の四男が生まれたときにあたります。
17時には建物の解体が終わり、残った基礎などの撤去を明日行う予定です。
解体業者さんに頼んで、「牛梁」と呼ばれる「中引き梁」と、土壁の一部を丁寧にはずしてもらいました。新築する住宅のどこかに生かしたいな、と思いまして。
昔の記憶どおり、牛梁には棟上の日などが墨で書かれていました。
昭和22年6月4日ということですから、築57年ということになります。建主は私の祖父。棟梁「内山春治」氏は地元の方で、縁戚者とのことです。戦後のまだ物資のない時期にがんばって建てたことでしょう。この年は私の叔父の生まれた年ですので、建主の祖父にしてみれば自分の四男が生まれたときにあたります。
17時には建物の解体が終わり、残った基礎などの撤去を明日行う予定です。