NPOで事業化・商品化を調査している『お手軽ポンプ』という手動式のポンプがあるのですが、その実証実験を行ってきました。秋の様相の北アルプス高瀬川にある大町ダムを”お借り”しての実験。国土交通省のご協力で実現できました。
これまでのポンプというと、まち角や民家の庭先にあるような「ガチャポン」と呼ばれる鋳鉄製の井戸ポンプが代表的なものです。今回開発しているのは、これとは全く機構の違うもので、NPO会員が特許を取得しています。ガチャポン井戸ポンプでは、7~8m、よくても10m程度の揚水しかできませんでした。しかし今回の実験はそれを大きく上回る28.5mの揚水にチャレンジしました。
13日の実験当日はとてもよい天気。
お手軽ポンプは組み立ても容易なので、1時間程度でセッティング完了。
ダムが大きいので、写真ではよく分からないかもしれませんが、ダムの天端から湖水面に垂直にポンプを降ろしています。
いよいよ実験開始です。
2~3m程度の短いポンプですと、お年寄りや幼児の軽い力でも十分水が汲み上げることができるのですが、さすがに30m近くなると重みがあります。ハンドルを上下すること1分少々。
ダム湖の水が無事汲みあがりました!
さて、このような高揚程の手動ポンプが何の役に立つのか、ということですが、例えば砂漠での井戸掘り。青年海外協力隊などで取り組まれている事業ですが、電源のない砂漠地帯での井戸水の汲み上げに使えそうです。もちろん防災用とか業務用にも使えますので、こんな用途に使えそう、というアイディアをお持ちの方はぜひご提案ください。
これまでのポンプというと、まち角や民家の庭先にあるような「ガチャポン」と呼ばれる鋳鉄製の井戸ポンプが代表的なものです。今回開発しているのは、これとは全く機構の違うもので、NPO会員が特許を取得しています。ガチャポン井戸ポンプでは、7~8m、よくても10m程度の揚水しかできませんでした。しかし今回の実験はそれを大きく上回る28.5mの揚水にチャレンジしました。
13日の実験当日はとてもよい天気。
お手軽ポンプは組み立ても容易なので、1時間程度でセッティング完了。
ダムが大きいので、写真ではよく分からないかもしれませんが、ダムの天端から湖水面に垂直にポンプを降ろしています。
いよいよ実験開始です。
2~3m程度の短いポンプですと、お年寄りや幼児の軽い力でも十分水が汲み上げることができるのですが、さすがに30m近くなると重みがあります。ハンドルを上下すること1分少々。
ダム湖の水が無事汲みあがりました!
さて、このような高揚程の手動ポンプが何の役に立つのか、ということですが、例えば砂漠での井戸掘り。青年海外協力隊などで取り組まれている事業ですが、電源のない砂漠地帯での井戸水の汲み上げに使えそうです。もちろん防災用とか業務用にも使えますので、こんな用途に使えそう、というアイディアをお持ちの方はぜひご提案ください。