梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

景気回復には

2010-06-28 09:35:26 | 日記
景気が悪い、今まで会社を20年やって来たが此れだけ長い不況は初めてだ、ニューディールでは建築業界と言うより土木だけにしか廻らない、しかし公共投資が無ければ自然回復力は無い、瀕死である、とりあえずカンフルは必要だが体力をつけ病巣を切除しなければならない、病巣のひとつは税金の無駄だが消費の喚起の為には停滞した金の流れを動かす事が必要だ、彼方此方に鬱血した金と言う経済の血液を動かさなければ成らない、動脈瘤自身は抵抗するかもしれないが断固として切除しなければ下部に血液が流れないのだ、公共投資は即効性の部分と将来的な展望が必要だ、今取敢えず投入する物が単なる痛み止めでは何時まで立っても体調不良は続く、そしてどんどん体力が衰えてゆく。経済の基本は食料とエネルギーだがその両方共自給が出来ない、一方で減反政策が行われている、「大量に出来ると値段が下がるから生産調整をする」と言うことだと思うが此れは国が言うべき事ではないだろう、自由経済の原則だから生産者と消費者が決める事だ、生産者がそれを逆手にとって生産調整をして高い米しか供給しなかったら独禁法違反だしお互いに話し合っていればいわば談合だ、終戦直後の米不足に対応すべく取った政策が今足かせになっているのではないか、米離れが進んでいるのならその心配は無いだろうがそうすると確かに余っている米をどうするかだがそれを考えるのが政治だろう、麦と大豆とコーンは殆ど輸入だが食料品の大半を占めている、転作として難しいのだろうか、転作できる物にではなく輸入に頼っているものを何とかする方向に官民産共同で取り組む、そのためにこそ公共投資を廻せないだろうか、この部分でどの程度就業を確保出来るかは未知数だが農業を工業的な視点で見直して労働力を吸収してもらう、今までの農家からは抵抗が有るかもしれないが今までの農政を変えるに為には思考を変えてもらう必要も出てくるだろう、エネルギーも化石燃料は既に底をつく事が見えているのだから此れこそ税金を投入して将来の為に新エネルギーを開発して貰いたい、原子力は世界的趨勢で難しいなら今考えられるエネルギーの効率化、全く違った視野での開発に力を注いで貰いたい、新エネルギーの研究は有る程度選ばれた人間になってしまうだろうが例えば今世界で注目されている地熱エネルギーは火山列島日本にはそれこそ無限にある、その為には辺鄙な場所に開発し、新たなインフラが必要になる、しかし完成すればそのスパンは多少長くても将来的には必ずプラスになる、何よりこの方向なら一般的な労働力を吸収できるのだ、どの程度の効果があるか見込めない高速道路よりずっとリターンが見込める方向だろう、素人考えだが今の閉塞から抜け出るには夢のような話でも真剣に考えてこう言う理由で無理だと示して欲しい物だ


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