梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

民有りて国あり、国ありて民有りではない

2019-07-04 10:01:38 | 雑記
参院選各党の主題が発表された、自民党は「安定した政治」だそうだ、
これはかなり上から目線、「自民党以外だと政治は混迷する、自民党しか政治は賄えない」
と言う傲岸不遜な言い様だ、
しかしその真意は「安定した政党政権」と言う事だ、
この2期間で安倍政権の絶対多数政府は確かに「安定政権」だった、
過半数を押さえて反対意見を数の力で封じ込めた「安定」である
その為に政治は安定と言うより独断専行であり国民世論を代表する野党の反対は数の力で押し切って来た、
質問すら無視して強引に押し切ってきた政治は決して「安定した」政治ではない
傲岸不遜な独裁政治としか言えない、
マスコミを支配し、放送許認可権を盾に自民政権に批判的な放送局は停波も辞さないと脅し新聞社には「事情を説明しろ」と呼びつける、
言論統制ともとれる政策を行って「安定政治」とはよく言ったものだ
その言の指摘は確理解できる、しかし理解すると言う事と納得すると言う事は全く違う
理解したうえで、多少の期間混迷も止むを得ないから「自民党の奢りに鉄槌を下ろしたい」と言う事が多くの庶民の思いだろう
税収がバブル期を超えて増えていると言う、
麻生副総理は「景気に左右されない安定した税収」と言うが「景気が低迷しても同じように税金を徴収される多くの納税者は身を削る生活を強いられる」と言う事だ
無い処から取らないで有る所か取るのが公平な税法と言うものだろう、
乾いた雑巾はこれ以上絞ってもあとは生地が敗れるだけだ
そうやって集めた税金で1兆5千万も不良かもしれない戦闘機を買う、
低所得者は老後の為に資産を残すなどと言う事は不可能だった、それを「自助努力」と言うが自助を政府が唱えれば政治の意味はない、
低資産老人は飢えて死に、次世代を担う若者の希望をもいでそれが「安定的」に続かれたら日本の未来は絶望だ、
憲法改変などは次の次で俎上に上げる話ではない、
民有りて国あり、国ありての民ではない