『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[復活の『世界名作劇場』!!]

2006-10-02 16:46:09 | 物語の感想
▼・・・《あの人気アニメ「世界名作劇場」が10年ぶり復活、BSフジで》

 <平成9年3月に終了したフジテレビ系人気アニメシリーズ「世界名作劇場」が10年ぶりにBSフジで復活することが1日、分かった。
 来年1月7日スタートの第1弾は、「レ・ミゼラブル 少女コゼット」(日曜後7・30、全52話)。9世紀の荒廃したパリを舞台に、逆境にめげずけなげに生きる少女の姿を描く。昭和62年の東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」でコゼット役を演じた女優の斉藤由貴(40)が主題歌を歌うことも決まった。
 「-劇場」は昭和50年1月にスタートし、アニメとしては異例の平均視聴率22.5%を記録した大人気作「フランダースの犬」から、「家なき子レミ」まで世界の名作文学23作をアニメ化。自然と共存する人間の姿や親子の愛、友情、思いやりなど普遍的なテーマを分かりやすく描き、日曜の夕食後のひとときに親子そろって見られる番組として人気だった。
 当時の子供たちが大人になり、BSフジ内でも「良質なアニメを自分の子供にも見せたい」との声が上がっていたことから復活が決まった。
 同局は、過去の人気作を1作につき約2時間に凝縮したダイジェスト版を2週連続(前後編)で放送中で、旧作を振り返り、新作を迎えるといった楽しみ方もできそうだ。(「産経Web」より 10/02 15:31)>

▼私の年頃では「カルピス劇場」、

 私の彼女にしたい年頃では「ハウス劇場」、

 私の彼女にしたい年頃なのだが、彼女にしてしまったら犯罪になる年頃の女の子にとっては「NTT提供」として名高い『世界名作劇場』が(花王や味の素、マテル社の時もありました)、十年ぶりにテレビで復活するのだそうだ^^

 放送局はフジテレビだが、BS放送だそうだ。

 ともあれ、確実に続いていて欲しい番組枠だったので、復活は嬉しい^^

 もっとも、その「ハウス劇場」の頃には、私は見ることはなくなっていたのだが、

 自分が成長するにつれて、生活の中で、その作品の場面場面を思い出したものである・・・。

 だって、大河アニメが一年かけてじっくり語られていくんだ。

 幼少の、何でも吸収していく成長期に、多くを教わった気がする。

 これから、生まれ育つ子供たちにも、是非、その時代その時代での「名作劇場」を見て、

 夢や希望や冒険心や感動やロリ心(^^;)を得て欲しいのである。

 うん、思い出すなあ・・・、アロアやフィオリーナ、アリスやペリーヌ、ダイアナやルビー、メアリーやベッキー、リゼットやフローネ、エミリーやルーシー、ケイトやアンネット、マリアンやカトリやヘレナ・・・^^ポワワワワワ~ン☆

   「・・・って、お前! 女の子キャラばかりじゃないか!!」

 しかも、アンは好みじゃないので外してるし^^;

 ほんじゃあ、

 ・・・パトラッシュにアメディオ、ラスカルにパリカールにバロン、シーザーにメルクル、モッシュにリトル、ぺーペルにクラウスにアベル・・・。

   「それは、動物キャラクターだべ!?^^;」

 ・・・しかし、やっぱり、私の苦手な『赤毛のアン』には動物マスコットキャラが出ていない・・・。

 アンの性格が、子供心にどうしても理解できなかったのだ。

 そう、挙げているヒロインやマスコットキャラの名前で分かるように、私は、せいぜい『牧場の少女カトリ』までしかちゃんと見ていない。

 この翌年に、中年男性に一大ブームを巻き起こした『小公女セーラ』が始まったようだが、私は高校受験期に入った頃で、見なくなっていた。

  (全作品リスト)

 ・『フランダースの犬』(1975)

 ・『母をたずねて三千里』(1976)

 ・『あらいぐま ラスカル』(1977)

 ・『ペリーヌ物語』(1978)

 ・『赤毛のアン』(1979)

 ・『トム・ソーヤの冒険』(1980)

 ・『ふしぎな島のフローネ』(1981)

 ・『南の虹のルーシー』(1982)

 ・『アルプス物語 わたしのアンネット』(1983)

 ・『牧場の少女カトリ』(1984)

 ・『小公女セーラ』(1985)

 ・『愛少女ポリアンナ物語』(1986)

 ・『愛の若草物語」(1987)

 ・『小公子セディ』(1988)

 ・『ピーターパンの冒険』(1989)

 ・『私のあしながおじさん』(1990)

 ・『トラップ一家物語』(1991)

 ・『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』(1992)

 ・『若草物語 ナンとジョー先生』(1993)

 ・『七つの海のティコ』(1994)

 ・『ロミオの青い空』(1995)

 ・『名犬ラッシー』(1996)

 ・『家なき子レミ』(1996~97)

 このリストの放映年を見るだけで、「名作劇場」末期が厳しかったことがわかろうものだ。

 『名犬ラッシー』は一年持たなかったのである・・・。

 視聴率が悪化・・・、打ち切りとなったのだった。

 一年間かけてじっくりと主人公の成長を追い、視聴者の成長も促すと言う不文律が断ち切られてしまった。

 てこ入れ策として、今見ても「萌える美少女」である『家なき子レミ』が導入されたが、時は既に遅く、数年前から増えてきた即物的な子供の娯楽(テレビゲームに代表されよう)の前には、番組枠自体が消滅することとなった。

 それが、十年の時を経て、BSと言う「求める者が視聴する」新天地で蘇る。

 『レ・ミゼラブル 少女コゼット』だそうだ。

 ちゃんと、一年間全52話の枠が予定されている。

 「9世紀の荒廃したパリを舞台に、逆境にめげずけなげに生きる少女の姿を描く」のだそうだ。

 もう、美少女コゼットが、不幸な境遇の中で、ひたむきに健気に、笑顔を忘れずに、おませなおしゃまさんとして(^^;)頑張って暮らしていく感動ストーリーに違いあるまい。

 ジャンバルジャンを求めて、私もコゼットとともにパリ下水道をさまよいたいと思う。

 思い出すなあ・・・。

 『フランダースの犬』の最終回を見ていた幼少時、隣で見ていた親父が「男泣き」していたことを・・・。

 当時の子供の頃の私は、ネロの死の意味がよく理解できていなかった・・・。

 PS.
 皆さん、上記のリストに『アルプスの少女ハイジ』がないのが不思議でしょう。
 深いわけがあるらしい・・・。

  (世界名作劇場枠・前史リスト)

 ・『どろろ』(1969)

 ・『どろろと百鬼丸』(1969)

 ・『ムーミン』(1970)

 ・『アンデルセン物語』(1971)

 ・『ムーミン(第二シリーズ)』(1972)

 ・『山ねずみ ロッキーチャック』(1973)

 ・『アルプスの少女ハイジ』(1974)

 これらの作品もカルピスの一社提供で、「カルピス劇場」の括りで呼べるのである。

 だが、「世界名作劇場」とは呼べない【業界のタブー】があるらしい^^;

 製作会社が、それまでのズイヨー映像(瑞鷹エンタープライズ)から、以後、日本アニメーションに替わったことだけは確かである・・・。

  (参考文献・アンチョコ^^)

 『20世紀テレビ読本 世界名作劇場大全(松本正司著/同文書院)』・・・好著☆

                                   (2006/10/02)

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