『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[『悠仁親王殿下のご誕生をお祝いする集い』に行く]

2006-10-01 19:34:39 | 新・保守の一考

▼昨日(9/30)、ネットの友人である まほきゃすと氏と有楽町駅にて待ち合わせ、<日本会議・皇室の伝統を守る国民の会>が催した『悠仁親王殿下の誕生をお祝いする会』に行った。

 会場の日比谷公会堂前の日比谷公園では、『グローバルフェスタ』なる、国際協力団体(NPOやらNGOなど)のお祭りが催されており、そのパンフレットには「あなたも地球人」などと、やや左翼チックなキャッチコピー。

 でも、活動している若者、特に女の子たちは元気いっぱいで可愛かった。

 私 「左翼風の集まりには、若い可愛い女がいっぱいいますね^^;」

 まほ「それが、なかなかの保守運動の課題ですね・・・」

 私 「保守的な中では、女は女の役割があるとされますからね。左翼界では、女も派手に活躍できるからでしょうか・・・」

 まほ「でも、女性は、それで、後々、後悔する事も多いのです・・・」

 私 「ふむ~」

 公園を抜けると、公会堂が目の前にあった。

 年季の入った味わい深い建物だった^^;

 午後一時半開場の、二時から四時までの催し。

 会場に入る。

 暗色の高年齢の方が集っていた・・・。

 受付を済まし、ロビーに進むと、悠仁親王殿下誕生祝賀の記帳が行われていた。

 その係員として、制服に身を包んだ凛々しい女学生がいた。

 高校生にも見えたが、中学生かもしれない。

     ・・・可愛かった。

 この子の存在で、くだんの左翼の催しに勝ったな、と思う。

 その娘と目が合う。

 その鋭い視線が、私の目を射って、私は目を伏せるのだった。

▼私たちが会場に入った時には、一割程度の客入りであったが、ロビーでコーヒーを飲んでいると、続々と客が詰め掛け、開演直前には満席状態となった。

 売店でコーヒーを買った訳だが、売店のおばさんが、私たちの視線が値段に向けられると同時に、

「外よりちょっとお高いですが、よく冷えています^^」

 と間髪入れずに言ったのが面白かった^^

 確かに、500mlペットボトルの飲料は、定価は140円くらいだが、ここでは200円なのだ。

 私は、ホットコーヒーを紙コップに注いでもらった。

 売店のおばさんが、砂糖やミルクを入れてくれるのが、なんか珍しいサービスで嬉しかった^^

 まほ氏と二人、ロビーでお茶してると、<新しい教科書をつくる会>の新会長・小林正氏が歩いていた。

 内紛続きの<つくる会>・・・。

 小林新会長は、その渦中で、会長職を任され、苦労が多いことだろう・・・。

 私は、ロビーに立ちつつ、先ほどの女学生をチラチラ目で追っていたものだが、開演時間が近くなったので、ホール座席についた。

▼ホールは、おじさんおばさん・・・、いや、お爺ちゃんお婆ちゃんで埋め尽くされていた(収容人員2000人)。

 とは言え、若者も多い。

 ・・・いや、爺ちゃん婆ちゃんが多いので、若者が目立つだけかもしれない^^;

 可愛い小柄な女性の司会で、会の幕が上がった。

 三十人ぐらいが舞台にいた。

 私が一目見て知っている人物は、

 櫻井よしこさんや渡部昇一氏、中川秀直自民党幹事長くらいしかいなかった。

 配られたパンフレットには、安倍晋三新総理の名前があったので、期待していたのだが、やはり忙しい身なので、副官房長官が代理出席していた。

 ・・・あとで、パンフレットをちゃんと見直すと、パンフレットの時点で、ちゃんと「代理」と記されていました。

 ちゃんと読まずに期待した私がオッチョコチョイでした^^;

▼先ずは、国歌斉唱です。

 正直、私、後ほどの「万歳三唱」もそうですが、そんな生真面目な人間ではないのである。

 【左翼が悪だから】、保守的な側に身をおいているに過ぎない点もあるのである^^;

 だが、歌った。

 周囲のおじさんおばさんは明るく、そして、いい声で「君が代」を歌い上げる。

 私も、歌ったら歌ったで、心が澄んでくるのである。

 <皇室の伝統を守る国民の会>の会長、元最高裁判所長官・三好達氏の挨拶は分かりやすいが硬質さもあって良かった。

 そして、続いて、

 <皇室の伝統を守る国会議員の会設立準備委員会>の代表である自民党議員・島村宣伸氏、

 安倍総理代理・下村博文副官房長官、

 中川秀直自民党幹事長、

 民主党・大石正光議員、

 日本青年会議所会頭・池田佳隆氏、

 と挨拶が続くのだが、

 【内容がほぼ同じ】なのである^^;

 メインテーマとして二つ・・・。

 〇悠仁親王殿下お誕生おめでとう御座います。

 ①世界に類を見ない二千年に及ぶ万世一系の
       男系の男子の天皇陛下の継続こそ日本の最重要伝統

 ②先般の皇室典範改正有識者会議の結論の無効

 その二つのテーマを、如何に自分なりに語るか、の演説大会のようでした^^

 それぞれ、興味深く拝聴できました。

 中川幹事長などは、「さすがうまいな」と思わされました。

 大石議員は、危なっかしい表現が多々ありました^^;

 池田氏は、

 <つくる会>内紛、その元凶とされる西尾幹二の側についたばかりに株を下落させた<磐南総研>の岩田温会長の「あるべき姿」のような「若頭」っぷりでした。

▼渡部昇一先生の話はくだけた語り口で面白かった。

 要約すると、

 皇位継承問題は、血筋が問題なのではない。それは、「種(タネ)」こそが問題だと言うのだ。

 女を「畑」とすると、男は「タネ」として埋められ、収穫(後継)を得る。

 桓武天皇を産んだ皇后様は、百済の女性だった。

 だが、その皇后様と結ばれた天皇は、日本人であるが故に、何ら問題はないのだ、と言う。

 そうした「タネ」の継続こそが、二千年に及ぶ日本の歴史の根幹。

 歴史上、「後胤」「落胤」などという言葉が、いかに重要視問題視されてきたことか・・・。

 櫻井よしこさんも、さすがに興味を惹きつける語り口だった。

 ・・・と、言いましょうか、メチャクチャ可愛い声で語っていました^^

 要約・・・。

 開国前後の日本を訪れた外国人の多くが、

 日本の近代化以前の現状に悪いイメージを持って来日した。

 けれど、その多くの外国人は、日本の姿に驚愕した。

 そこには、【貧しくとも清潔な姿】が見られたのだ。

 貧しくとも清潔、とは、欧米が近代化の結果として為すべきこととした「貧困の撲滅」のことを言う。

 櫻井さんは、この言葉を使っていませんでしたが、「清貧」のことだと思う。

 貧困の撲滅とは、道端で野垂れ死にしているような人間がいないことを言う。

 当時の日本人は、物品や富に乏しくはあったが、明るく、元気で、他人に優しかった。

 なぜ、そうあるのか・・・?

 古来、日本人の心の拠り所として、「天皇」がいらしたからだ。

 日本民族の精神を律するものとして、天皇がおわしたからなのだ。

 それこそが、欧米人が求め続けていた「民主主義」の自然発生のかたちでもあった・・・。

(ここまでが前半の話で、後半も重要な話をしたのだが、失念してしまった^^;)

 ・・・ただ、まほ氏の話によると、前回の似たような催しでも、この二人は同じような内容を語っていたそうである。

 だけども、

 天皇制を蔑ろにして、国家解体に邁進するような左翼勢力に対して答えは出ているわけで、ひたすらに自分の主張を繰り返し語っていくことが大事だとも、まほ氏は言っていた。

▼満足のうちに会は終わった^^

 パンフに折り込まれた紙に、この後、徒歩十五分の距離にある皇居二重橋前にて「悠仁親王殿下ご誕生 聖寿万歳」を捧げる集いがあるという・・・。

 さすがに、まさか、これに参加しようとは考えていなかった。

 私は、シニカルな男のはずだったのである・・・^^;

 会場の外に出ると、

 なんと!!!

 <日本教育再生機構>代表の八木秀次先生が、一人で歩いていた。

 まほ氏の観察によると、会場内では、クライン孝子さんといたそうだが、はぐれたらしい^^;

 クライン嫌い・八木好きな まほきゃすと氏は、チャンスとばかりに近寄っていき、挨拶していた。

 私は、先だっての<日本教育再生機構の旗揚げ式>で、八木先生への挨拶を済ませていたし、緊張していたので、遠くからまほ氏の姿を微笑ましく眺めていた。

 まほきゃすと氏の興奮を考えると、私も興奮した^^

 戻ってきたまほきゃすと氏に、

「どうでした? 何を話しましたか? 八木先生なにか言いましたか?」

 と、矢継ぎ早に質問した。

 まほきゃすと氏は、上気した顔で、言い切った。

「緊張して覚えてないッ!!!^^」

 気分良くなった我々は、いつの間にやら、「二重橋・万歳」組の列に加わっていた。

▼思えば私は、シニカルな男で、

 保守運動に加わっているのも、左翼のやり口に「悪」を感じ、自分なりの「正義」を遂行しようと思った結果に過ぎないのだ。

 だから、とりたてて、天皇陛下への敬いはあれども、崇拝の念はないのである・・・、が・・・、

「ばんざ~い!! ばんざ~い!! ばんざ~い!!」

 いつの間にやら、日の丸の旗を振って、「万歳三唱」しちゃってるよ、おい^^;

「ばんざ~い!! ばんざ~い!! ばんざ~い!!」

 二重橋前には、三、四百人ぐらいの「万歳」組が参集していただろうか。

 なんか、ムチャクチャめでたかった。

 「オリンピックおじさん」もいたし、

 爺ちゃん婆ちゃんたち、最高だな!^^

「ばんざ~い!! ばんざ~い!! ばんざ~い!!」

 「祝い」が終わり、皆さん、ぞろぞろと帰路についた。

 <日本会議>の協力団体なのだろう<キリストの幕屋>の信者の方々も歩いていた。

 その信者の女性たちは、独特な編み込みの髪形をしているので、すぐに分かるのである。

 二十歳ぐらいの若い女の子たちだった。

 なんか、「汚れない乙女」って感じだ^^

 PS・まほ氏の話によると、会場には、反人権擁護法案の運動の代表をしている平田文昭と言う方がいたそうである。

 この方、自分の運動組織・<人権擁護法案を危惧する国民協議会 人権擁護法案を考える市民の会>の開いた終戦記念日の集会で、西尾幹二を招き、これでもかと「日本会議批判」をさせていたのである。

 どの面下げて、この日本会議が催した集いに参加できるのだろうか・・・?

「ほら、あの人だよ・・・」

 二重橋へ向かっているときに、まほ氏は平田氏を示してくれた。

 平田氏は、誰かと語り合い、笑っていた・・・。

 まあ、めでたい場だ、特赦とする^^;

                             (2006/10/01)


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