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「ほおじろの宿」野村美菜

2017年01月09日 | はじめて書き下ろす歌手
野村美菜

★1月のシリーズ「はじめて書き下ろす歌手」第4弾。
これまで一度も想定して書き下ろしたことがない
歌手にスポットをあて、歌手のイメージを残し
ながらも新しい切り口で書き下ろしていきます。

「ほおじろの宿」

長い尾を 白くひらいて
ほおじろよ どこへ飛ぶの
あの人を はやくつれてきて
 青畳に 正座して
 お点前を いただいています
 冬の日差し あたたか
 宿は 山あい・・・
ホオジロ
背の色は 赤い褐色
ほおじろが 枝にとまる
わたしにも とまる胸がある
 お連れさまはと 控えめに
 聞くひとに ほほえみかえす
 冬の暮れは 足早や
 宿は 灯ともす・・・

草木(そうぼく)の 種子(たね)をついばみ
ほおじろは とうに鳴かない
あの人に 寄せる胸さわぎ
 紅ひく手を 黒髪を
 恋しさに ふるわせています
 冬の離れ 音なく
 宿は しんしん・・・


ひとこと:2004年、三代目コロムビア・ローズで
デビューし2015年に日本クラウンに移籍、芸名も
本名に戻し心機一転の野村美菜サン。もう10年選手。
ヒットめざして頑張らねば。歌のイメージがどんな
ふうにでも浮かぶ歌手は書き手にはそそられる。
去年、関西方面の山深い老舗の和風旅館に宿泊した
とき山に囲まれた部屋から鳥が鳴くのを聞いて、訪ね
たら ほおじろ ですよと教えられた。私なんぞはどこ
へ行ってもダテに時間を過ごさない。この経験も
じゅうぶんウタツクリのヒントになっていた。
野村美菜サンを想定するにあたりテッパンふうの
宿もの演歌にしたくなくて、恋の相手を待つ女性の
さまを時系列ふうなドラマ仕立てにした。
各節6~7行目に余韻を含んで…  (画像をお借りしました)

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