
男の人生 三つだけ
手放せないもの その壱 ギター
右も左も わからぬままに
流し稼業の あの頃は
喰うや喰わずの あけくれだって
ボロロン ギターを 爪弾けば
それで良かった 倖せだった

男の人生 三つだけ
忘れちゃいけない その弐は 師匠
好きなだけでは どうにもならぬ
演歌三昧 夢に見て
我慢、辛抱 出会った歌は
夢追い酒だよ 宝です
おれは泣いたよ 師匠も泣いた

男の人生 三つだけ
愛してやまない その参 妻よ
無理がたたって 躰をこわし
くやし涙の 日もあった
心ふたつを 寄せ合いながら
おまえの笑顔は 俺だけの
咲いてきれいな 絆の花よ
ひとこと:歌手生活37周年目の渥美二郎サン。
キャラ的にも相変わらず地味めの渥美サンだけに
歌はSONY時代のように、もっと明るい作品をいつも期待しているのですが。
そんな訳で、私なら渥美サンならではの人生讃歌を書きます。
渥美サンのキーワードはギター、夢追い酒、奥さん、です。
曲のイメージはあえてズンチャッチャ演歌で
テンポよく歌いこむ7行詞です。
作曲なら岡千秋先生、編曲は大御所、池多孝春先生が最高です。
今もってファンも多く、ファンにはたまらなく
ステージのエンディングにもぴったりの詞だと自負しています。
ちなみに、お気に入りベスト3は
「夢よもういちど」「昭和時次郎」「骨頂節」がgood!