福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

「医見書Ver2.5」 旧マックユーザーの私は怒っている(2)

2006年02月15日 06時32分59秒 | 医療、医学
 今までは所持しているマックの全ての機種で「医見書」が動作したから、いつでも、何処にいても意見書作成が可能であったが、「医見書Ver2.5」は全く使えなくなる。秋田市の場合、あと2ヶ月ほどは旧意見書様式でも受け付けてくれるというので何とかなるが、他の市町村の場合には受け取りを拒否されることもあるらしく、困った。実際は困った、と言うレベルを超えて怒りさえもを感じている。

 日医総研の「医見書」担当部署に電話したが、対応OSに関しては執行部の了解のもとなので・・と逃げる。やむなく日医の事務局長に電話し、担当常任理事に問題点を伝えて貰うこととした。事務局、執行部では全然問題を感じてはいないらしいことがうかがわれた。

 これが一般の市販ソフト会社なら、ソフトの経済的メリットが無くなればユーザーへのサービスを断念することもあるだろうし、止むを得ないこともあるだろう。
 例えば、今、マックはIBM製CPUからIntel製のCPUに変更する過渡期にあり、IBM製CPU搭載機とIntel製のCPU搭載機とが併売されている。両者とも同じOS10.4であるが、IBM製CPU搭載機種にはOS9.2の動作環境も併用できるが、発売が開始されたIntel製のCPU搭載機ではOS9.2の動作環境は捨てられている。
 これは時代の流れの中で容認できる。マックOS9.2とOS10.0は全く別物であったが、移行するときに旧マックユーザーのためにOS9.2動作環境を保証してきた。それだけ、OS9.0以前の動作環境のマックを用いているユーザーが多いと言うことでもある。これが企業の倫理観であり、サービスなのだと思うし、評価できる。しかし、もう数年経過したから十分であり、両者の共存は不要だろうと私は思っている。

 しかし、「医見書」ソフトの場合は同一には考えられない。「医見書」ソフトユーザーの大部分は日本医師会の会員である。マックのユーザーはそれほど多くないし、その中では旧マックを用いている会員が多く、OS10.3以降の新OSユーザーはまだ一握りでしかない。そんな状態でこの「医見書」ソフトのあり方は正しいとは言えない。
 会員に対する裏切り行為だ、とも言いたくなる。正直、そんな気持ちである。今回、日医会長選挙が行われようとしているが、「医見書」ソフト関連だけで考えれば、現執行部は会員のことを十分考えてくれていたのかな?、選挙もやむを得ないのかな?、とさえ思ってしまう。
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