銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

マチェーテ(2010)★MACHETE

2010-11-09 | 映画:シネコン

 ニセ予告編が本当に映画化された!

Tジョイ京都にて鑑賞。2007年にクエンティ・タランティ―ノと一緒に作った「グランインドハウス」で流したニセ予告編、「マチェーテ」。
実は観客から大きな反応があったのがきっかけとなり本当に長編作品としてロバート・ロドリゲスが作ったもの。

「グランインドハウス」は私も好きだったので、それの予告編をちゃんとした映画にしたということには大変うれしいです。ダニー・トレホが主役というのもちょっと面白いですよね。どう考えてもこの厳ついキャラのダニーさんが悪い奴らを退治するというのも違和感があります。
グラインドハウス同様、チープな画面でこれがまた何か良いんですよね!キャストもなかなか豪華です。あのロバート・デ・ニ―ロに、ステーブン・セガ―ル。そして最近お騒がせのリンジー・ローハン。そいでもってジェシカ・アルバちゃん。ミシェル・ロドリゲス、、、、。


ミシェル・ロドリゲスといえばアバターしか思い出せなかったんだけど10年前の「ガールファイト」のボクシング少女役の人だったんですね。今よりスレンダーだったような気がします。現在もかなり細いけど。

スレンダーといえばジェシカ・アルバもかなり細い!脚を見てびっくりです。こんな細い脚で身体を支えているんだなんてほんまに驚きますわ。もちろん身体も細いからね。

かなりきわどいシーンもあります。リンジーとリンジーの母役の女優さんの素っ裸にはあっけにとられてしまいました。まあここまでやるとエロチックという感覚ではないかも。単に裸体を見せてもらったというだけかな?男性ではないので、そんな感じで観ておりました。
男性の方はどう見られたのでしょうか?


それにしてもスティーブン・セガ―ルのお顔はでかいですね。左の女性ですが、以前ロドリゲス監督作品「シン・シティ」に出演していた、デヴォン・青木ではないでしょうか?調べてみましたが、HPにも載っていません。


もちろんこの人の顔もかなりくどくてでかい。熱くるしい
イケメンな方はほとんど登場せず、、、、。

それにしても何故ダニー・トレホさんが主役に選ばれたのか?監督の話はこうだ。

「彼に会ったとき俺にはすでに『マチェーテ』のアイデアがあって、彼ならこの役に最適だと思った。ダニーは本物のタフガイだ。彼がこの役を演じるなら、とてつもない説得力をもたらしてくれると思ったんだよ」
16年前、『デスペラード』を準備しているとき。ひと目でダニーこそ“マチェーテ”だと感じた監督は、以来何度も彼を自作に出演させてきたそうです。う~ん理解できないけど、そうなんでしょうね。

こんなキャラの人が主役を務めるという意外性が良いのかもしれません。そしてマチェーテが実はメキシコの元連邦捜査官だったというこれまた驚きの過去に爆笑してしまいました。どうも見てもあり得ない話です。その意外性がまたツボなのかも。

あらすじ(allcinemaより拝借)

●薬王トーレスによって愛する家族を殺されたメキシコの元連邦捜査官マチェーテ。今はアメリカのテキサスで不法移民に身をやつし、復讐の時を待っていた。ある日、彼は謎のビジネスマンからその腕っ節を見込まれ、高額の報酬と引き換えに不法移民の弾圧を目論む悪徳議員マクラフリンの暗殺を依頼される。しかしそれは、不法移民排斥を有利に進めるために仕組まれた巧妙な罠だった。なんとか窮地を脱したマチェーテは、タコスを販売しながら不法移民を裏で支援する女トラック運転手ルースと銃の扱いはお手の物の聖職者パードレの助けを借り、復讐へと乗り出す。一方、アメリカ移民局の美人捜査官サルタナは、マチェーテに疑いの目を向け近づいていくのだが…。

 
愛する妻はトーレスのナイフで首をちょん切れてしまう、、、、。


謎のビジネスマンはマイケル・ブース(ジェフ・フェイヒ―) というマクローリンの補佐官だった。マチェーテを暗殺者として雇う。しかも15万ドル現金で、、、。
ロバート・デ・ニ―ロさんはマクローリン上院議員役。メキシコ移民を弾圧する極悪な上院議員だ。
近々みなみ会館にて、デ・ニ―ロ主演、「トラブルインハリウッド」が上映される。また12月には「ストーン」の上映もあり。


ジャクソン (ドン・ジョンソン) 、こちらは移民狩りをしている自警団のリーダー。


マチェーテとはスペイン語で刃物の意味、刃物でバッサ、バッサと人を切る!


エイプリル・ブース、ブースの娘役 リンジー・ローハン。尼僧に変身!父の仇を討つ



メキシコ移民ジュリオ(右)にはダリル・サバラ。ロドリゲス監督作品「スパイ・キッズ」に出演


サルタナ、I.C.E.捜査官。ジェシカ・アルバ

 
お色気ナースたち銃を持って乱闘!

 

 ルース

マチェーテひきいるメキシコ移民チームVSトレース&自警団

どちらの勝利か?

お話はどうってことないものでしたが、ナイフや銃を使いバッサ、バッサと切り、血がドバッ。銃でガンガン、バンバン殺していく。あれよあれよと、、、、、。何も考えず、楽しめました。
ラストのジェシカとダニーのおっちゃんのラブシーンですが、、、。ジェシカ、演技とはいえおっちゃんとやるの勇気いるでしょうね。

続編あるようです。字幕はあの松浦美奈さんでした。

解説(allcinemaよりこれも拝借)

ロバート・ロドリゲス監督が盟友クエンティン・タランティーノと組み、B級映画へのオマージュとして撮り上げた二本立て映画「グラインドハウス」。本作は、その中で上映するためだけに製作された架空の映画の予告編「マチェーテ」を、ロドリゲス監督自ら豪華キャストを贅沢に起用し実際に長編映画として完成させたバイオレンス・アクション。主演は「デスペラード」「スパイキッズ」シリーズはじめロドリゲス作品には欠かせないコワモテ俳優、ダニー・トレホ。共演はスティーヴン・セガール、ミシェル・ロドリゲス、ジェシカ・アルバ、ロバート・デ・ニーロ。また、多くのロドリゲス作品で編集を手掛けてきたイーサン・マニキスが共同監督として監督デビューを飾った。

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/11/06
ジャンル アクション/エロティック
映倫 R18+

 

オフィシャル・サイト
http://www.machete.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.vivamachete.com/ (英語)
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ぴあフィルムフェスティバルイン神戸2010 片岡監督作品「くらげくん」

2010-11-07 | 映画:ミニシアター
 2010年、11月5日(金)~7日(日) 神戸アートビレッジセンター

migさんの弟さん、片岡 翔監督が来館されるということで作品鑑賞とご本人に会うため神戸新開地まで足を伸ばしました。

14時の回に翔さん監督作品「くらげくん」と奥田庸介監督作品「青春墓場~明日と一緒に歩くのだ」の2本が上映予定。

ということで、14:00までには神戸新開地に到着するように京都を出発しました。神戸は三宮から向こうには行ったことがなく、新開地初体験です。阪急河原町からおよそ1時間10分弱。
三宮を過ぎると、地下に電車が入りました。花隈や高速神戸の駅を通り、新開地に到着!地下の通路は独特の雰囲気があります。地下を出たらゲームセンターがすぐにありました。

 
                      競艇場の場外券発売所だそうです。おじさんたちの出入りが多いようです。

同じ通りに神戸アートビレッジセンターがあります。


 
13:00到着、10分前開場ということで、しばらくぶらぶらしました。

 映画はこの下の階で上映ということで、、、、。



これがシアターの入り口です。もうしばらく待つことに。。。。。

いよいよ開演時間です。
まず映画館のスタッフの方の挨拶。片岡監督は私の後ろの席に座られてましたよ。migさんから聞いていたとおり髪は金髪でした。
まず「くらげくん」の上映から。その後監督とぴあフィルムフェスの実行責任者の方とのトークがあるという事でした。

さて、くらげくんです。まったく初めての鑑賞です。何と527本のエントリー作品の中から4ヶ月かけて選ばれたのが16作品だそうです。そしてさらに受賞されたのは7作品なんですね。
片岡監督は準グランプリ!凄いです。16作品の中で最も短い14分。短いですが、中身は充実しています。

主役は2人の男の子、1人はくりくり頭の男の子。昔懐かしい雰囲気の少年虎太郎君。お顔も昔風で貴重なキャラです。
そしてもう一人の男の子はタイトルのくらげくんです。一見見たところ、女の子じゃあないの?という感じ。ひらひらスカートに、可愛い靴。この服装がくらげに似ているから、くらげくんなんだって!
くらげくんと虎太郎くんの会話が絶妙、くらげくんのママは4回も離婚を繰り返している。そんなママが彼は嫌いだと話す。可愛いこどもの会話が意外にも大人ような会話なので、そのアンバランスさが何ともいえず、笑ってしまうのだ。


虎太郎くんは片岡監督作品の常連。

くらげくんは虎太郎くんに友情?いや恋心?どうも揺れているような気もする。将来結婚したいなんてびっくりの告白も。
終いにはじゃんけんで将来のことを決めちゃうんだから、いや驚きです。
大人の知らない子供の世界、実は大人以上に大人なのかもしれないね。
ラストに流れるインディ―ズバンドの音楽がこの映画をひきたてる。

さて上映後、片岡監督とぴあ実行スタッフ荒木さんのトーク。質疑応答も設けられたが、、、、、。どうも皆さん苦手な様子。という私も何をどう聞いてよいものか?分からず。
様々な映画祭にて多くの受賞。賞金も貰えたのでこつこつ貯金をされているそうです。
独学で映画を勉強されたということで、いや凄い人だなあとまたびっくりしました。
それから監督からセリフをアフレコで行っていると聞き、それにはまたまた驚きでした!2人の小さな出演者たちもアフレコでの録音を上手くこなしてくれるということで、、、、。う~ん本当に凄いことです。
この後2本目が上映され、監督も一緒に鑑賞となりました。

上映終了後、ちょうど出られるところお声をかけさてもらいました。繊細な雰囲気で、物静かな印象の方でした。数分でしたが、話す機会があって良かったです。すっかりあがってしまい何を聞いていいかわからず、、、、、。頑張って下さい!としか言えなかった。


写真撮影はOK!一緒に撮りましょうと言ってくださったのですが、お客さんと話をされていたので。。。。。残念でした

また機会があったら、ぜひ会って映画製作について聞きたいものです。
migさんとのおつきあいでこうして片岡監督と出会えて良かったと、、、、、。







Comments (12)
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マザーウォーター(2010)

2010-11-05 | 映画:シネコン

 MOVX京都にて鑑賞。


あしたへは、ダイジなことだけもってゆく。

今回は何となくシネコンにて、、、、。何でも京都シネマにはあのおとめ湯ののれんが飾ったらしいが、それも4日までの展示だったそうで。
京都シネマでは小泉今日子さん、小林聡美さん、そしてもたいまさこさんの舞台挨拶があったが、残念ながら見ることはできなかった(涙)
あぁ~一度でいいから、生キョンキョンを見たいものである。なんてミーハ―な事を言っております。

さて今回のスールキートス製作の本作は何と私が住んでいる街、京都が舞台。でもどこでロケやっていたのか?加茂川でのロケは分かったけれど、後はまったく分かりませんでした。ハツミの豆腐屋は調べたところによると、あの大徳寺近くの小川さんという店だったそうですが、、、、、。初めて聞いたお店の名前、多分そんなに有名なところではないような気がするんだけどね。
それにしても予想以上に本作もブレイク状態。シネコンのような大きなシアターもどの時間帯も大入り状態。多分京都シネマも凄いことだと思います。ということで、先行予約を実施していましたね。

相変わらず何も起こらない、淡々と物語は進んでいきます。トイレットでは一言しかセリフのなかったもたいさん、今回はセリフあり。美味しい食事も色々登場!もたいさん演じるマコトがかきあげを作っていました。ビールを呑みながら美味しそうに食べていましたね。
ハツミ役には市川美日子 
ここではやきもち、ひょっとしたらあの神馬堂のやきもちかしら・・・・?
上賀茂の有名なお店なんですよ!


ここではお豆腐を皆で食べていました。豆腐も京都には色々な美味しい店があります。
劇中では木綿豆腐みたいでしたね。私はやっぱり絹ごし豆腐が好きですが。。。。。
おとめさんの子供ポプラも何気に可愛かった♪皆に可愛がられて、、、いいよね!


小林聡美さん演じるセツコのこのお店、実際お店として営業されているらしい。場所調べたらえぇ~こんな場所に?!
これは地元の人間でも分かんないよね。
お店の名前はプランジパニ。バーではなくカフェらしいです。地下鉄鞍馬口駅近くだとか、、、、。一度訪ねてみたいと思います。

ちょっと写真を拝借して載せてみました。町屋を改造してカフェにされたようですね。


カツサンドはフードコ―ディネーターの飯島さんの手作り。


ここは京都の方なら誰でも知っている鴨川です。今年の春にロケをされたそうです。

エンドクレジットで藤森神社もロケ地だったことが分かりました。マコトが絵馬を見ていた場所がそうなんですね。

何かロケ地についてばかり書いていますね。ちょっと作品について書かなければいけません。

もたいさんは相変わらず不思議なオーラがありましたね。歩き方もそうです。セリフも、、、、。「今日も機嫌よくおやんなさい。」これが彼女の決め文句でしょうか。
加瀬亮君演じるヤマノハさんはセツコが好きで店に通い続けたのかしら?興味があるのは異性としてなのか?気になりましたよね。

おとめ湯のおとめさん(光石研)の子供ポプラの母は最後の最後に声だけで登場でした。おとめさん、奥さんがいないのかと思っていたらそうではありませんでした。でもおとめさん、タカコさんに好意があったような、、、、。

タカコ、セツコ、ハツミはそれぞれ違う街からこの場所へやってきて、ここに住み着いた。



おとめ湯のロケ地は南区にあるレトロなお風呂屋さん日の出湯さん。HPもお洒落です。湯の音が聞こえますよ!ぜひのぞいて下さい。
マザーウォ―タ―についても書いてあります。
ジン役の永山絢斗君はあの瑛太君の弟さんだったのですね。そう言えば声がそっくりでした。
もたいさんとの絡みが絶妙でした。
あ!マコトさんが飲んでいたジンジャ―エ―ルはありません。撮影用に作られたものらしいです。

あらすじ(allcinemaより今回も拝借)

京都に暮らす3人の女たち。ウィスキーしか置いていないバーを営むセツコ。疎水沿いで喫茶店を開くタカコ。この街にやって来て、念願の豆腐づくりを始めたハツミ。それぞれに、自分らしい生き方を送っていた。そして同じ街に住む、家具職人のヤマノハ、銭湯の主人オトメ、その下で働くジン、いつも散歩している謎のおばさんマコト。この街で出会った彼らは、互いにちょっとずつ影響しあいながら、おだやかに日々を重ねていく。

今回もゆったりまったりと時が流れていくようでした。





解説(allcinemaより拝借)

かもめ食堂」「めがね」「プール」を手掛けた製作チームが、今度は京都を舞台に描く癒しのスローライフ・ムービー。街の中を流れる川の水に引き寄せられるように京都に暮らし始めた3人の女性を中心に、ゆったりと流れていく男女7人の日々の営みを美味しそうな料理の数々とともに映し出していく。主演は小林聡美、小泉今日子、市川実日子、共演に加瀬亮、もたいまさこ。監督は新人の松本佳奈


メディア 映画
上映時間 105分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(スールキートス)
初公開年月 2010/10/30
ジャンル ドラマ
映倫 G


こうして見ると、京都って良いですね。





オフィシャル・サイト
http://www.motherwater-movie.com/


追記:タカコさんのコーヒーのお店はしずくという喫茶だそうです。
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クロッシング(2009)BROOKLYN'S FINEST

2010-11-03 | 映画:シネコン



3人の刑事。1つの事件。
それぞれの正義が交錯する──。

東宝シネマズ二条にて鑑賞。3人が絡むシーンはないんですね。。
それぞれの3人の警官の生きざまを交互に描いています。事前にチェックしていなかったもので、最初は何が何だか理解出来ませんでした(汗)

サル役のイ―サン・ホークはこのキャラクターにマッチしていますね。身重の妻とたくさんの子供のために。そう家族を愛しているがゆえに、マイホームを何とかしたいという切望が表情にヒシヒシと現れています。っていうか彼の表情っていつも情けないような?いやなんていうのか悲壮感があふれている気がするんです。
神の前の懺悔も印象的でした。○薬取り締まり官という職業ですが、かなり薄給。広い家の物件があるようですが、なかなかお金を工面出来ません。物件の仲介者なんでしょうか。催促の電話がかかってきます。仕事での潜入先で目にした大金、手をつけてしまいます。でもまだまだ足りず、、、、。期限が迫っているためかなり焦りの色が見られます。
一見警官という仕事、良さそうな気もしますが、現実は厳しそうですね。次第に追い詰められていくサルの姿が何ともいえず、、、、。


さてドン・チ―ドル演じるタンゴ、彼の仕事は最初まったく把握出来ませんでした。何と潜入捜査官だったのです。ギャングの一味に混ざり長年捜査をしてきたわけですが、この仕事のため結婚生活も犠牲となりました。上司にこの仕事から足を洗いたいと願いますが。。。
そんな矢先タンゴの面倒を見てくれたギャングのボスのおとり捜査が。
このことは上司以上に世話になったキャズを裏切ることなるわけです。タンゴは板挟み状態に陥ります。

キャズ ウェズリー・スナイプス

もう一人はエディ、リチャード・ギア演じるエディは後1週間で定年退職を迎えるベテラン警官。無難に仕事をこなしてきた。これでやっと縛られることなく済むと思っていたら、最後の最後に犯罪多発地区での新人研修を任されることに。。。。。
正直うっとおしいところですよね。若い頃は熱い思いもあったでしょう。でもエディも様々なことに出くわしたことで、現在の彼があるんだろうと思います。正義感に燃えても虚しいってところかな。

そんな研修中、新人がヘマをやってしまい、、、、。言わんこっちゃない。

サルとタンゴは一生懸命、職務に励んでいるのに報われることもなく、苛立ちばかりが募るばかり。エディはそんな場面を何度も味わい、ならば何もせず無難に仕事をこなす方が楽勝だと考えてきたのだろうね。いつかサルもタンゴもそんな気持ちに到達するに違いない。



エディは気になっていた事件が一つあった、、、、。行く不明で捜索願いが出ている女性のことだった。

さて物語は佳境に入って行きます。

サルは何とか大金を得てマイホームを何とかするためにある決意を。タンゴは恩人であるキャズの仇を討つために、、、2人とも平常心を失って行きます。



一方エデイは警官バッチをようやく返却。その足であの女性のところへ行きます。彼女への思いを打ち明けますが、振られてしまいます。所詮商売だけの付き合いだったことに気づいたエディ。何か虚しいなあ。
行くあてもないエディが車に戻った時、目撃したのは捜索願いが出ている女性の姿。彼女はある犯罪に巻き込まれていたのでした。

辞めるまでまったくやる気をなくしていたエディ、その現場を目撃したことによって単独で尾行を開始。女性を救うことになる。
サル、タンゴとはまったく反対に使命感に燃えるエディの姿。事件はエディのおかげで解決するも、何だかエディは浮かない表情でした。




結局2人は、、、、、。残念な結果に。

タンゴの上司、スミス捜査官にはあのエレン・バ―キン。しばらく見ませんでしたが、えらいお年いかれたような?

あらすじ(allcinemaより)

ニューヨーク、ブルックリンの低所得者層が暮らす犯罪多発地区。ここで、警官による強盗事件が発生する。マスコミの非難にさらされたニューヨーク市警では、犯罪の取締り強化でイメージの回復を狙う。そんな中、ベテラン警官のエディは定年退職を1週間後に控えていた。日々を無難にやり過ごすことだけを考えて警官人生を送ってきた彼だったが、最後の任務として犯罪多発地区での新人研修を任されることに。信心深く子だくさんの麻薬捜査官、サル。愛する家族のためにどうしても広い新居が必要になるが、彼の薄給ではとうてい資金の工面などできるわけもなかった。長年ギャングへの潜入捜査を続けているタンゴ。もはや結婚生活もボロボロで、捜査から抜けたいと上司に願い出る。ところが、そんなタンゴに、彼の命の恩人でもあるギャングのボス、キャズに対するおとり捜査というさらなる過酷な任務が課せられる。

解説(allcinemaより拝借)


「トレーニング デイ」のアントワーン・フークア監督が、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルの3人を主演に迎えて描く緊迫の刑事ドラマ。ブルックリンの犯罪多発地区で危険と隣り合わせの過酷な日常を送る3人の警官たちの三者三様の苦悩が、リアルかつ緊張感溢れるタッチで綴られてゆく。共演はウェズリー・スナイプス、ウィル・パットン、エレン・バーキン。


メディア 映画
上映時間 132分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(プレシディオ)
初公開年月 2010/10/30
ジャンル ドラマ/アクション/犯罪
映倫 R15+



オフィシャル・サイト
http://www.cross-ing.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.brooklynsfinestthemovie.com/ (英語)


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遠距離恋愛 彼女の決断(2010)☆★GOING THE DISTANCE

2010-11-02 | 映画:シネコン

 
Tジョイ京都にてようやく鑑賞。

ところがまさかのアクシデント!!上映が始まった途端に急に映像が中断?するのだ。シアターが明るくなり、、、、、。
スタッフの方がシアターへ・・・・・。う~ん何かヤバいぞ(汗)
「映写機に不具合があり、一旦中断します。5分から10分ほど復旧するまでお待ち下さい」とのメッセージ。せっかく楽しみにしていたのに。
そりゃないぜ!!とがっくり実はこの後、「クロッシング」を観るため東宝シネマズに移動するつもりだったのです。1時間ちょい後なので、間に合うだろうとは思うのだが?大丈夫かしら。

5分経過、スタッフの方がまたやって来た。上映再開するとの事。おぉ~良かった!!
映像は冒頭のクレジット途中から始まる。何はともあれ何とか再開されてほっとした。

さて主演は本当に私生活でも付き合っているというドリュー・バリモアジャステイン・ロングが映画の中でも恋人同士を演じるラブコメ。
かなりきわどいセリフがバンバン登場。ここまでいえばわかるでしょう。とにかく下ネタの連発なのであります。
ドリュー演じるエリンという女性、かなり奔放なタイプです。これって男性には魅力的なんでしょうかね。会ってすぐにベッドインというのもどうかしら?なんて・・・・。でもジャステイン演じるギャレットもかなりいかれているようで。不思議?

運命的な出会いを遂げた舞台は、、、、。
実際ナネット・バーンスタイン監督が経営するバー/レストラン。

ふたりが出会ったのがここ。彼女に別れを切り出された後、男友達と飲みに出かけたギャレットに、ゲームを邪魔され怒ったエリンはお詫びにビールをおごってもらう。
これがそのシーンの撮影風景。真ん中が監督です。


ところで凄く気になったのはドリューの笑いです。大きな口をあけて高らかに笑うんですよ。あまりにも品位に欠けているもんで、、、、。これがかなり気になりました。こんな馬鹿笑する女性ってどうなのかな?OKそう?これもちょっと、いや凄く気になる。


このシーンではその馬鹿笑いするドリューにシラッとしてしまいました

さてあらすじ(キネマ旬報より拝借)

最近恋人と別れたギャレット(ジャスティン・ロング)。ある日、エリン(ドリュー・バリモア)とバーでビールを飲みながら他愛ない話をするうちに、彼女のちょっとひねくれたウィットと、裏表のない率直さに強く惹かれていく。翌朝まで楽しく過ごし、2人は意気投合。軽い気持ちから始まった付き合いが、予想外の発展を見せる。それでも、2人ともひと夏のロマンスがそれ以上に発展するとは考えていなかった。エリンがサンフランシスコへ戻れば、ニューヨークで働くギャレットとのロマンスも終わるはずだった。ところが、6週間もの間、一緒に楽しく過ごした経験は、思いもしなかった結果をもたらす。別れの時期が来ても、2人は互いに関係に終止符を打つことができなくなっていた。だが、気持ちの変化とは裏腹に、周囲の人間関係が2人を妨げる。ギャレットの悪友、ボックス(ジェイソン・サダイキス)とダン(チャーリー・デイ)は、エリンに会いに行く前にダイエットし、携帯電話を肌身離さずにいるギャレットをからかう一方で、ロマンスのために飲み友達を失うことを心配している。神経質で過保護なエリンの姉コリーン(クリスティナ・アップルゲイト)も、妹が先の見えた関係に突っ走るのを止めようとする。西海岸と東海岸に離れて、親友や家族も大反対。加えて、ちょっとした誘惑も……。それでもエリンとギャレットは数え切れないほどのメールをやり取りし、プライベートな写真も交換、さらに深夜の電話と、関係をより深めていく。果たして2人は、様々な障害を乗り越え、恋を成就させることができるのだろうか……。

   
とにかく会えばチュ~チュ~目も当てられませんわ(笑) 古い考えなのか、この2人のあまりにも凄いラブラブにはちょいとついていけない私。ちょっとは我慢しろよ!と言いたくなるくらいだ。

いよいよエリン、NY最後の夜



別れがたいほど愛を深めていった2人は、思い切って遠距離恋愛をスタートさせようと決意したが、、、、。いざ別れるとなるとね。

さて遠距離恋愛がスタートした。仕事中もプライベートも関係なく、と余念がない。








姉コリ―ン、エリンの恋にちょっと心配そう


東と西別れても愛があるなら大丈夫だと思っていたが、やはりどこかで微妙にすれ違いが、、、、。

朝になって気がつけば、ギャレットからの着信が何と7回!!

来年に向けての就職活動が暗礁に乗り上げて、半ばヤケになっている。愛するギャレットに相談することも出来ず、バイト先のイケメンと呑んでくだをまく始末。バーでやけ酒のエリンは大きな声をあげて強面のおっさんに絡んでいたわけ。
NYでの研修の際お世話になった上司に、就職のあっせんをお願いしたが、結局ボツ

大学の教授の紹介で面接することになったのは地元近くの新聞社、、、、。NYに職を求めているエリンに、教授はNYでの就職は難しいと言われてしまう。そいでもって彼女は仕方なく面接を受けます。でもなかなか決断はつきません。ギャレットの住むNYに行きたい!!
ギャレットはこの話を知って激怒状態でしたが、そりゃ切りだせないわね。


さあどうするか?ギャレットを取るか?仕事を取るか、、、、、。




悩んだあげく、エリンはギャレットを選ぶのですが、ここからまた大きく遠回りに・・・・・。
決断を出したエリンに仕事を選ぶようにと。タイトルの彼女の決断は何処かに行ってしまいます。
すっきりとは言えない結末、あっちに行ったり、こっちに行ったり、、、、。結局はギャレットが彼女に合わせるということになります。

印象的なシーン

遠く離れたエリンのことが気になって、 携帯をひと時も離さず、友達もゴルフもそっちのけ。怒った友達は冗談で、ギャレットの携帯をゴルフクラブでスウィング。 遠くへ飛ばして壊されてしまいます。

エリンに会うための準備に日焼けサロンへ行くギャレット。その日焼けでお尻に手形がくっきり!何と2人のHシーンで姉夫婦が見ちゃいます。


とにかく2人のラブシーンは呆れるほど凄かった!さすがアメリカの恋人たちはやりますね。


ギャレットの友人たち、ダン(チャーリー・デイ)とボックス (ジェイソン・サダイキス)日本ではあまり馴染のなお俳優さんですが、結構印象深かった。

それとエリンの姉コリ―ンを演じたクリスティナ・アップルゲイト、主にテレビでの活躍が多い女優さんだとか。

解説(allcinemaより拝借)

「そんな彼なら捨てちゃえば?」のドリュー・バリモアとジャスティン・ロング再共演で贈るロマンティック・コメディ。軽い付き合いから真剣交際に発展するものの、それぞれ西海岸と東海岸に暮らすために遠距離恋愛を始めることとなり、様々な障害に直面しながら愛を紡いでいく一組のカップルの恋の行方を描く。監督は長年ドキュメンタリー畑で活躍し、本作が劇映画デビューとなる「くたばれ!ハリウッド」「American Teen/アメリカン・ティーン」のナネット・バースタイン


メディア 映画
上映時間 103分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2010/10/23
ジャンル ロマンス/コメディ
映倫 R15+

 

オフィシャル・サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/goingthedistance/
オフィシャル・サイト
http://going-the-distance.warnerbros.com/ (英語)


Comments (8)
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11月公開作品、気になる映画に観たい映画。今月は意外に少ない?

2010-11-01 | 映画全般

                 
いよいよ公開!といっても京都では来年の2月に公開予定。関東(東京)や大阪では今年中に公開されるそうです。先日京都シネマで予告編を初めて観ました。ミヒャエル・ハネケ監督、カンヌを圧倒!全世界が凍りついた恐るべき問題作。一体どんな作品なのか?凄く楽しみです。

今年も後2ヶ月で終わってしまう。振り返ってみるとさてどの作品が心に残ったかな?いよいよ私の2010年のベストを決めないといけませんね。
さて11月です。意外にも私的にはそんなに観たい作品や気になるものがそんなに多くなかったかな。特にミニシアターでの上映作品は少ないです。
ということで、まずはシネコン上映作品を紹介していきます。

11月5日公開作品

ノ―ウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
 
誰も知らない若き日のジョン・レノン。彼には2人の母がいた。2人の母とジョンの隠された真実の物語。

11月6日公開作品

リミット

何者かにひつぎに入れられたまま地中に生き埋めにされた男が、手元にある道具だけを頼りに脱出を試みるシチュエーション・スリラー。
生き埋めにされる主人公を演じるのは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のライアン・レイノルズ。

マチェーテ

クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスによる『グラインドハウス』内で流れた偽の予告編を基に、ロドリゲスが長編映画として製作したエロとバイオレンス満載のB級アクション。
※個人的には、この作品楽しみです♪

11月19日公開作品

ハリー・ポッターと死の秘宝PART1

ご存じJ・K・ローリングが手掛けた世界的ベストセラー・ファンタジー小説の映画化シリーズ第7弾にして最終章。前・後編2部作となる第7章では、宿敵ヴォルデモート卿の復活により世界中に闇が立ち込める中、17歳になったハリーが最後の冒険に向けて動き出す。監督は、シリーズ第5作と第6作に続き、デヴィッド・イェーツが担当。ダニエル・ラドクリフをはじめ、おなじみのキャストが登場する。
全てこのシリーズ鑑賞しているので、一応観たいと思います。個人的にはそんなに思い入れはないのですが(笑)

11月20日公開作品

パラノーマル・アクティビティ第二章/TOKYONIGHT

低予算ながらも口コミで火が付き、世界中で大ヒットを記録した『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編。

鑑賞するかどうかは分かりませんが、、、、とりあえず紹介。

11月27日公開作品

アメリア 永遠の翼

1928年、一人の女性が鮮やかに歴史を変えた。女性として初めて大西洋横断飛行に成功した、アメリア・イヤハートの物語。
主人公アメリア・イヤハートにはあのヒラリー・スワンク。アメリアの夫にリチャード・ギア

次はミニシアター上映作品

11月6日公開作品

コトバのない冬

原案、監督、出演、渡部篤郎。主演はあの高岡早紀。
 北海道の小さな町で家族と幸せに暮らす冬沙子はある日、大雪の中バス停に残され、偶然通りがかった門倉に声をかける。しかし彼は「コトバ」を発することが出来なかった…。叙情的で心地良い冬の寓話。
※1週間限定公開

プチ・ニコラ

フランスの国民的絵本がついに実写映画化!

11月20日公開作品

レオニ―

世界的な彫刻家イサム・ノグチの母、レオニー・ギルモアの物語。彼女はどんな人物だったのか?大好きな彫刻家イサム・ノグチのルーツが分かるかも、、、、。ドウス昌代の著作に着想を受け、脚本14稿を重ね、7年の歳月をかけて本作に挑むのは、『ユキエ』『折り梅』でメガホンを取った松井久子監督。レオニ―にはあのエミリー・モーティマー。

シネコン6本、ミニシアター3本、合計9本です。これ全部観るかな?まだ10月鑑賞予定の作品があるのでそれも含めて観れるといいですが、、、、。ということで頑張って鑑賞します!!

追記です!

11月27日公開作品

デイブレイカ―  

京都での上映がないと思っていたら、Tジョイ京都にて上映決定!!

Comments (3)
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