銅版画制作の日々

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カールじいさんの空飛ぶ家

2009-12-06 | 映画:シネコン

 原題:UP

愛する妻が死にました──
だから私は旅に出ます。

原題はUPというシンプルなタイトル。公開初日に鑑賞しました。フリ―パスポートも後10日を切りました。さて残すところどれだけ観れるか・・・?ところで、クリスマスキャロルは3Dの場合、吹き替えしかなかったのですが。本作は字幕版、3Dがあるんですね。

冒頭にカールじいさんが亡き妻エリーとの慣れ染めが映し出される。
愛する妻エリーの子供時代はお転婆娘だった。そんなエリーとカールはある日出会うことに・・・・・。


めがねの男の子がカール少年。このころの風貌はふくよかな感じで大人しいよね。
エリーは男の子みたいです。

そしてこの出会いでエリーとカールは一生を共にすることになるわけだ。


あの飛んじゃう家で新婚の2人は住むことに・・・・。セリフは少ないけど、短い間に2人の物語は進んでいきます。

幸せだった2人でしたが・・・・、最愛の妻エリーは病気で亡くなっていまします。


アニメとは言え・・・。ちょっとグゥ~~ときちゃいますよね。

STORY

古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール・フレドリクセン(エドワード・アズナー)。開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、かけがえのない場所だった。しかし、ついにカールは家を立ち退き、施設に入らなければならなくなる。そして迎えた立ち退きの日の朝、なんとカールは無数の風船を使って家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まり。ところがその時、少年ラッセル(ジョーダン・ナガイ)が空飛ぶ家の玄関に。驚いたカールは渋々ながらもラッセルを招き入れ、一緒に旅をするハメになるのだが…。


エリーとの約束の場所、“パラダイス・フォール”は南米のギアナ高地のような気がするが。。。。。。

風船の束を使って空飛ぶ家が渓谷を渡るシーン。この画像から、約1万個の風船の束がどれくらいの大きさになるかを知ることができる。しかし、実際は、家1軒を持ち上げるには100万個以上の風船が必要になるという。(CNETJAPANより抜粋)


目的地“パラダイスフォール”まであと一息!

風船いっぱい着けた家を引っ張りながら、カールとラッセルは歩き出す。

ところで、頑固なカールの顔が四角くて、自由奔放な少年の顔が丸いのは、演出陣の狙いでもあるそうだ。バッチをゲットするためにカールじいさんのお世話しようと頑張るラッセルは脳天気な明るい少年だ。

さて目的地に向かう2人は色々な出来事に遭遇。マンツ(クリストファー・プラマー
という大冒険家が出てくる。マンツは少年時代のカールの憧れの的だった男だ。その男とじいさんになったカールが、数十年の時を経て冒険の地で出会うのだが。。。。。


実はこの不思議な鳥ケヴィンをマンツは狙っていたのだ!この鳥こそマンツが長い間探し求めていた幻の鳥だったのだった。

鳥を巡ってマンツとカールは対決することになってしまう・・・・。マンツは冒険家の面子のために鳥を生け捕りにするつもりだったが。ケヴィンを助けるべく、カールとラッセルは立ち向かうのだった、

 

登場人物紹介(ウィキぺディアより抜粋)

カール・フレドリクセン

主人公。78歳の老人。冒険好きだった少年時代に同じ冒険好きの少女エリーと出会い、結ばれる。ずっと仲良く暮らしていたがエリーが病に倒れ死去し一人になり、我が家に固執し頑固になる。立ち退き勧告で家を奪われそうになったとき、エリーとの約束を果たすため、家を改造し旅に出た。

エリー

カールの妻。少女時代にカールと出会い、自身が作った「冒険クラブ」に誘う。結婚して、子供が産めない身体だったことを悲しんだりもしたが楽しく暮らしていた。病死の直前に「わたしの冒険ブック」をカールに託した。

ラッセル

好奇心旺盛なボーイスカウトの少年。8歳。「老人の手伝いをする」という任務を遂行するため、何かできないことはないかとカールにつきまとっていた。カールの旅立ちの際に家に紛れ込み、旅に同行することになった。何らかの事情で父親と会っていない。

ダグ ボブ・ピーターソン

犬語翻訳機をつけた犬。マンツの愛犬の一匹で、命じられた任務を遂行しようとしていたが後にカールを「ご主人様」と慕っているのでマンツを裏切ったと思われる。また、他の犬達とは離れて行動している。大勢いる犬の中で彼だけがデフォルメされて描かれている

ケヴィン

ラッセルがジャングルで見つけた怪鳥。体長12フィート(3m65cm)と巨大で、カラフルな羽毛をもつ。チョコレートが好物。ケヴィンと名づけたが雌で、子供もいる

アルファ

マンツの愛犬のリーダー。マンツの命令に忠実で、命じられた任務を遂行する。彼の犬語翻訳機は破損しており、声が高くなってしまっている。ベータやガンマなどの配下の犬も犬語翻訳機をつけている。

チャールズ・F・マンツ

30年代に活躍した冒険家で子供時代のカールやエリーが憧れた存在。「パラダイスの滝の怪物」とされる怪鳥の骨を持って帰ってきたが偽物と断定され冒険家協会の協会員の資格を剥奪される。名誉を傷つけられたとし「怪物を生け捕りにする」と宣言してパラダイスの滝に戻ってから行方不明とされたがカールが旅の途中で対面する。洞窟に飛行船を置きそこで犬達と怪物を探し続けていた。

解説(allcinema)

「ウォーリー」のディズニー・ピクサーが贈る感動のアドベンチャー・アニメーション。偏屈で孤独なガンコ老人が、亡き妻との約束を果たすべく2人の思い出が詰まった我が家に大量の風船をつけ、偶然乗り合わせた少年をお供に大冒険に繰り出す姿を、アクションとユーモアを織り交ぜエモーショナルに綴る。監督は「モンスターズ・インク」のピート・ドクター、共同監督にこれがデビューのボブ・ピーターソン

製作総指揮:ジョン・ラセター アンドリュー・スタントン

何とピクサー初のDisney Digital 3-D版。同時上映は短編アニメーション『晴れ ときどき くもり』(Partly Cloudy)。

アニメはあまり関心なかったのですが。クリスマス・キャロル、本作を鑑賞しまして、映像の素晴らしさに感動すると同時に、心に響くものを感じました。

メディア 映画 Anime
上映時間 103分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2009/12/05
ジャンル アドベンチャー/ファミリー/コメディ
映倫 G
オフィシャル・サイト
http://disney.go.com/disneypictures/up/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://carl-gsan.jp/

 

 

 

Comments (4)    この記事についてブログを書く
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4 Comments

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こんばんは^^ (KLY)
2009-12-06 22:59:08
冒頭のカールとエリーの人生の追憶。優しい音楽に乗せたあの映像はそれだけで、心に直接訴えかけるものでした。もう涙が止まりません…。
そしてそれがクライマックスへの布石だとは。カールと過ごした毎日がエリーにとっての冒険だった――人生って、生きていくことを冒険だと受け止められるなんて、なんて素敵な人生だったんだろう。
最後に家が滝の横に建っていましたね。ちょっと嬉しかったです。^^
返信する
老妻としては (sakurai)
2009-12-09 23:05:16
あんな夫残して、亡くなってしまうのは、とっても心残りだったんじゃないかなあ。。なんて思ったりして。
はやく、アルバム開くべきじゃなかったかなあとか、マンツ氏は無理がありすぎ、とか、ちょっと釈然としないとこがあったのですが、人間を主人公にするのが慣れてないから?
なんて思ったり。
十分なレベルなんですが、まあまあ・・・かな。
アニメ!!いいですよ。
アニメにすべきもの、アニメならではもの、アニメだからこそ表せたもの!!を見ると、嬉しくなります。
返信する
sakuraiさまへ♪ (mezzotint)
2009-12-10 09:50:37
おはようございます!後で覗きますね。
そう言えば、ピクサーのアニメって
人間が主人公ていうのは初めて?だった
のですね。。。。
そいでもって3D版で鑑賞しましたが、
あまり実感なかったですね。
返信する
こんばんは。 (オリーブリー)
2009-12-12 00:56:15
無声のシーンはジーン――となっちゃって、アルバムのトコも上手く繋げたなぁ~と思いました。
空飛ぶのはあっけなかったですね(苦笑)
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