銅版画制作の日々

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コリーニ事件・ハリエット鑑賞 京都シネマにて・・・。

2020-06-24 | 映画:ミニシアター

 

先週の金曜日、2本の作品を鑑賞して来ました。

まず1本目はコリーニ事件です。ドイツの現役弁護士作家フェルディナント・フォン・シーラッハの世界的ベストセラー小説を映画化した社会派サスペンス。

あらすじ

新米弁護士カスパー・ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人を担当することに。それは、ドイツで30年以上にわたり模範的市民として働いてきた67歳のイタリア人コリーニが、ベルリンのホテルで経済界の大物実業家を殺害した事件で、被害者はライネンの少年時代の恩人だった。調査を続ける中で、ライネンは自身の過去やドイツ史上最大の司法スキャンダル、そして驚くべき真実と向き合うことになる。

コリーニ役にはあの有名なフランコ・ネロさんでした。

非常にクオリティの高い作品でした。う~ん全体的に重いしハードル高い。ドイツと言えば、ナチスですよね。歴史的背景にはナチスが絡んでいました。コリーニさんの父はナチスの手によって殺害された。父を殺したのが被害者となったマイヤーだったんですね。

コリーニはほぼ黙秘で真相を語ろうとはしませんでした。結局判決を受けず、自らの命を絶つという結末でした。それまでのいきさつやライネンの奮闘ぶりが見せ場ですね。

コリーニ事件

2本目はハリエットです。

あらすじ

1849年、メリーランド州。ブローダス家が所有する農園の奴隷として幼い頃から過酷な生活を強いられてきたミンティは、いつか自由の身となって家族と一緒に人間らしい生活を送ることを願っていた。ある日、奴隷主エドワードが急死し、借金の返済に迫られたブローダス家はミンティを売ることに。家族との永遠の別れを察知したミンティは脱走を決意し、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指して旅立つが……。

ミンティは名前を変え、ハリエット・タブマンになります。実在の人物だそうです。

アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用された奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を映画化。いやあ映画を観る限り、本当にこんな危険な状況を潜り抜けて奴隷解放することが出来たのか?と思うくらい。ちょっと信じられない話でした。コリーニ事件より分かりやすいので観やすい作品でした。

ハリエット公式サイト

 

映画鑑賞前に天天有にてラーメンを頂きました。

 

 

 

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