想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

怖い…思い出の島

2014-03-23 21:41:14 | 日記
今朝、食事をしながら見ていたテレビ番組で、岡山県笠岡市の北木島を紹介していました。
昔から花崗岩の採石が行われていて、その石を使って大坂城や福山城の石垣、明治神宮神宮橋、
靖国神社の大鳥居などが造営されたほど、極めて良質の名石ということです。

北木島と言えば…、
私には、ちょっと怖い思い出があります。

小学校の4年生くらいだったでしょうか、臨海学校というのがありました。
その時に行ったのが、北木島だったのです。
その頃の私は、まったく泳げませんでした。(今も泳げません)

そんな、泳げない私も、2泊3日の臨海学校に行かなくてはいけません。
泳げないグループの7~8人には、別メニューの特訓がありました。
海に顔をつけるにも、身体が揺れて、波に飲まれてしまいそうになります。
首までつかると、浮いてバランスを崩します。
そんなことが怖い私は、最終日になっても、泳ぐことができませんでした。

それなのに…、
臨海学校での訓練の成果発表とばかりに、みんなでとにかく泳ぐことになりました。
泳げなくて、海岸で立ち尽くしている数人の中に、私もいました。
そこに、先生が来られて、一人ずつ担ぎあげられ、海に向かって放り出されたのです。
あとは、浮いたり沈んだりしながら、無我夢中でバタバタと手足を動かしました。
正確に言えば、沈むまいと手足を動かしていただけ…です。

結果は、「7m」

その距離は、先生に放り出され、いったん沈んで、もがきながら浮上した…、その距離です。
泳いだ距離と言えるものではありませんでした。

その後も、ユラユラと大きく揺れる波が怖くて、泳ぐことができないまま、今に至ります。
トラウマではないのでしょうけれど、
私にとっての北木島は、そんな怖い思い出のある島なのです。
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お待ちしています。

2014-03-22 22:24:00 | 日記
来月、我が家に遠来のお客さまがあります。
私達は、その友人ご夫婦の来訪をとても楽しみにしています。

アメリカ・シアトルに在住の友人ご夫婦と主人は、主人が大学を卒業した頃に知り合ったので、
もう本当に長いお付き合いになります。
私も、主人との結婚以来、何度もお会いしたことがあるのです。

最初は横浜でお会いしました。
次は、その3年後、私達がシアトルに行った時でしたが、その後もお宅に泊めていただいたり、
横浜でお会いしたり…、山梨に来てくださったこともありました。

その彼らとお会いできるのは、何年ぶりになるでしょう。
特に、ご主人さんは、今回の来日が久しぶりになりますので、
お会いしたい人がたくさんいらっしゃるようです。
長崎の五島列島にも、かつての職場のお仲間がいらっしゃるということもあって、
行かれるそうです。

そんな過密なスケジュールにも拘わらず、山梨に来てくださるというのです。
しかも、いらっしゃるのは、五島列島から横浜への帰りに立ち寄る(?)ということですし、
新幹線を2度乗り換えるそうですから、どれほど大変なことでしょう。
それを心配してメールをしましたら、『電車でのゆっくり旅を楽しみにしているので大丈夫…』
とのお返事をいただきました。

我が家としては、短い滞在期間でもゆったりと楽しんでいただけるよう、
心を込めて、おもてなしをさせていただきたいと思っています。


 昨年のこの時期には、フキノトウが出ていました。
 今年は、雪が残っているところもあって、まだ見えません。(昨年の写真です)


 梅の花も、まだまだです。(こちらも、昨年の写真です)
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しきたりの中に…

2014-03-20 22:06:38 | 日記
今日、いつもお世話になっているお宅に伺いました。

先日来、何度かお電話でお話をすることがあり、ご厄介をお掛けしたので、
そのお礼に…と、小さなお菓子箱を持って伺いました。
80歳を過ぎたご婦人は、いつものように笑顔で迎えてくださいました。

先日来の何度かのお電話も、自分に足らないことが原因だったのではないかと、
ご婦人は、私達がお礼に伺ったことを恐縮されたのです。

そんなこともあってか、私達がお暇する時に、
「ちょっと待ってくださいね。」と言いながら席を立ちながら、
『何かないかしら…。あ~、洗剤があるわ。』と独り言を言った後、
「使われますか?」と尋ねられました。

「お気遣いなく…。」と言った私に、ご婦人は、
「田舎ではね、頂き物をすると、すぐにお返しをするんですよ。」とおっしゃいました。

そんなしきたり(?)をお聞きしたので、「それでは喜んで使わせていただきます。」と
大きな液体洗剤をいただくことになりました。

こちらのお宅に、実は、先月も伺いました。
山梨県が陸の孤島と化した、あの大雪が降った時に、いろいろとお世話になりましたので、
お礼に伺ったのでした。
その時は、お米をたくさんいただいたのです。
「せっかく作ったので、食べてほしいんですよ。」をおっしゃるので、
その時にも喜んでいただいたのでした。

今までにも何度かお伺いするたびに、何がしかを必ずいただいていたのですが、
それは、田舎のしきたりでもあったのですね。

そういえば、私が子供の頃に、そんな光景を見たことを思い出しました。
たとえば、ご近所からのいただき物が、お皿に入っている食べ物ですと、
母は、そのお皿をきれいに洗って、そこに、自家製のお漬物や佃煮などを乗せて、
お布巾を掛けてお返ししていました。
袋に入ったお菓子や乾物ですと、そこには、大根や菜っ葉など…、
それぞれに見合うものを入れていたと思います。

くださった方への敬意と感謝の気持ちを込めることと、
いただいたものよりも決して高価にならないような心配りを忘れないように…と、
母から聞くともなく、教えられたような気がします。

そんな昔の風習というのでしょうか、
その中に、相手を敬う気持ちや思いやる心が見えてきます。
そんなことを懐かしく思い出した出来事でした。


 木立の中は、まだ雪がたくさんあります。
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新しい構想に向けて

2014-03-19 21:51:33 | 日記
今日のティータイムに、お仕事に対する今後の構想を、主人が話してくれました。

今のお仕事を起業したのは、アメリカからの生活を終え、帰国して間もない、今から16年前になります。
渡米する前に、それまでの会社を退職していましたので、
当然のことのように、次のお仕事を考えなくてはいけませんでした。

それまでの経験や人とのつながりを、可能な限り、最大限考慮に入れてコーディネートし、
主人が考え出したのが、今のお仕事になります。

16年の月日が経ち、私達の生活のリズムができた今、
主人は、今の生活リズムを変えることなく進める次のステップを考えていたようです。

私は、今までにも何度か、新たに考えていることはないの?と尋ねていましたが、
「もうしばらく、今のままで行こうと思う。」と言っていました。
主人の中では、まだまだ、機が熟していなかったのでしょう。

今日は、主人から話し始めてくれました。
その構想は、主人らしく、今まで積み重ねてきた経験を生かしたうえで、
更に、新たに学んできた知識を使っての、広く重みのある構想でした。

生き生きとして語る主人の目は、私の気持ちを引き込ませるに十分な輝きがありました。

少し先になるとは思いますが、私もその構想にかかわることができると思うと、
私の気持ちまでも高揚するのを感じました。
その構想を始める時を、今から楽しみにしています。

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残念です。

2014-03-18 21:29:01 | 日記
甲斐市のモールに行くと、私がほぼ毎回行くお店があります。

そこには、着物の生地や和紙で作った袋物や置物、小物やレターセットなど、
『和』のものがいろいろと置いてあるのです。
その名も、『WABI・SABI』というお店です。
店内を見て回りながら、可愛い小物を手に取っていますと、思わず笑みがこぼれ、
ゆったりとした世界に入り込めるのが気に入って、何度となく立ち寄っていました。

先日も、お買い物でモールに行った時、そのお店に立ち寄りました。

お店に足を一歩入れた途端…、
今までとは違う…と感じて、私の心の何かが固まってしまいました。

その理由は、すぐにわかりました。

それまでの、30~40歳代の店員さんに替わって、
若い女性の店員さんが3名、店内のあちこちにおられました。
彼女たちは、お客さんがおられようとおられまいとお構いなく、
「いらっしゃいませ~。どうぞ~。」と、まるで唱えるが如く、何度も何度も言っておられるのです。

その言い方が、最近のコンビニなどで聞くイントネーション…。
「いらっしゃいませ~。」の『せ~』の語尾が、一旦下がって上がる…あの言い方なのです。
しかも、並んでいる商品を静かに見たいと思っているのに、
「どうぞ~。」が、これまた、語尾の上がった言い方です。

それって、何かが違っていませんか?
せっかく、『侘び寂び』の店名がついているのに、残念です。

店内にいる間、何か落ち着かず、ゆっくりと見ることができなくて、
もう行きたくないという気持ちにさえ、なってしまいました。


 
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