想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

嬉しい大ニュース

2014-03-08 22:14:19 | 日記


信じられないことです。
お昼前、玄関の扉を開けてびっくりしたのは、
なんと…、
『にゃぁ~ん』と、にゃん子の声。

「えっ、どこにいるの?」

にゃん子は、まだまだ雪が残る我が家の玄関の扉にくっつくように座っていたようです。
毛の艶はなく、薄汚れて、顔にも傷があるようでした。
『にゃぁ~ん』の声が、気のせいか、しわがれ声に聞こえます。
神様からもらった可愛い猫なで声は、あの恐るべき大雪もあって、
出なくなってしまったのでしょうか。
表情も、動きすら、野良ちゃんに逆戻りをしたようです。
2ヶ月半ほど前に見たにゃん子とは違い、大変な思いをしていたことが伝わってくるようでした。
150cmを超すあの大雪は、にゃん子にとっては、冷たい壁であり、身動きが取れなかったことでしょう。
しかも、氷点下10数度になったことも、何度かありました。
生きていてくれて、うれしく思いました。

ともかく、長い間留守をしていた我が家に来てくれたのです。
主人と一緒に、にゃん子に話しかけました。
「にゃん子、よく来たわね。」
「大雪の時、どこにいたの?」
「食べるものはどうしていたの?」
「生きていてくれて、ありがとう。」

私が話しかけるごとに、にゃん子は『にゃぁ~ん』と鳴いていました。
にゃん子も、長い間誰に話すこともなく過ごしたことでしょうから、
私達にいろいろと話すことがあったのでしょう。
そのお蔭で、しわがれ声がだんだん可愛い声になっているのがわかりました。
玄関前には、まだまだ雪が残っていますし、今日もほぼ氷点下の一日です。
そんな中、私と主人、そしてにゃん子は、久しぶりの逢瀬を楽しみました。

その後、にゃん子は玄関近くの陽だまりで、泥のように眠っていました。
安心して眠れる場所だったのかもしれません。


 薄汚れています。
 大変だったのね、頑張ったのね、と、抱きしめてやりたいほどです。


 雪の塊のすぐ向こうの陽だまりで、しばらくの間、眠っていたようです。

コメント
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