想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

急遽、神戸へ

2020-01-27 23:22:30 | 日記
急遽、神戸に来ました。

浜松の朝、お台所にいる時に携帯のベルの音が聞こえました。
主人が携帯に電源を入れた時、
メールが届いていることを知らせる音です。

知人からのメールは、昨晩2度届いていたようです。

メールの内容は、知人のお母さんが敗血症とのこと。
何となく…感じたのは、それなりに早い対応が良さそう…?ということ。

朝の7時を待って(あまり早い時間では申し訳なくて)、
その知人に電話で確認をした結果、

「行ってあげるのは早い方が良いから今日にしようか。」

主人がそう言ったのをきっかけに、出掛けることにしたのです。

朝食の準備を始めていましたので、まずお食事を食べて、
やるべきお仕事を済ませてから、お出掛けの準備です。

「1泊するからね。」

主人の一言に「はい」と答えて準備を続けました。

浜松を出たのが9時半過ぎ。
高速に乗るまでに2~3件の用事を済ませて西に向かいました。

神戸までは遠い道のりでした。
主人は、山梨から行くことを思うと近いといいましたが、
目的地に到着したのは4時前でした。
30分ほどの休憩を入れても6時間以上もかかっています。

神戸は、小雨ではありましたが猛烈な風が吹き荒れていました。

病室で身じろぎさえもしないで横になっているその人は、
主人も私も、とてもよく知っている人ですから、
私はいろいろと話しかけました。

「どうですか?」と尋ねますと、
「体全体が痛いというか、辛いというか…。」と言うことで
本当にとても辛そうでした。

「もうこのまま歩くこともできなくなってしまいそう…。」と弱気でしたが、
話をするうちに、こちらから話しかける言葉への反応が良くなり、
手をさすると、ほんのわずかですが動かすことができました。

やがて「元気が出てきたわ。みんなを驚かせるくらい元気になれそう…。」と
笑顔が出て、時には笑い声までも出るほどに…。
確かに病室に一人でいると、痛いことや辛いことばかり気になって、
落ち込んでしまいます。
私たちが行ったことで、痛みや辛さが消えてしまうことはなくても、
ちょっと気を紛らわせることができるだけでも良かったわと思いました。

「暖かくなったらまた来ますね。」と話すと、
「また来てね。」とまで…。

名残り惜しい気持ちがありましたが、
『次に会う時にはきっと元気になっていてね。』との気持ちを置いて
帰ってきました。

ホテルに帰った今、思うこと…。
それは、やはりすぐに来て良かった…ということ。
来て良かった…
お話しができて良かった…
笑顔が見られて良かった…
ただそれだけ…
でも、とても大切な『それだけ…』

ありがとう、あなた。
心から感謝しています。


 何を写したのでしょう?
 中ほどの、ずっと奥の方に小さく…


 堂徳山(どうとくやま)の電飾「KOBE」です。
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