しあわせについて

今日、出掛けた時に、スターバックスに行きました。
いつものように、一つのシフォンケーキを分け合って食べながらのティータイム。
そして、いつものように、いろいろな話をしている時、
ふと、しあわせだわ…と思いました。

しあわせを感じることはよくありますが、
私は、どんな時にそれを感じているのかしら…と考えてみました。

我が家は、一般的な暮らしをしています。
一年を通して、北海道や沖縄などに生活拠点を変えているという観点では、
一般的とは言えませんが、決して、ぜいたくな暮らしができる身分ではありません。
むしろ、家財道具はもとより、洋服や靴など、物を持たない、買わない…という点では
一般的とはいえません。

生活をするための必要最低限の『物』があれば、それで充分だと思っています。
物だけではなく、お金も、健康も…、同じです。
それがあれば、とてもありがたくて、しあわせなことだと思います。

『物』や『お金』が、もっとあればいい…のではなく、
今ある『物』や『お金』をありがたく思って、大切に使うこと。

そんな思いの中から、しあわせが感じられるんだわ…と思い至りました。

『自分の中の欲と真剣に向き合う』というブログを書かれていた人へのコメントを、
主人が、次のように書いていました。

　　欲望に従って行動することを「思い通り」と勘違いする人がいますが、
　　カントは「欲望の奴隷になっている」だけだと言っています。
　　人は最終的には幸せになりたいのだと思いますし、
　　それは無いものを求めるのではなく、
　　今あるものの「有難さ」に気づくことではないでしょうか。

その通りですね。
自分の思い通りにできると『しあわせ…』と思いがちですが、
それって、本当にそうなのかしら？と立ち止まり、
よく考えてみることも必要かもしれないですね。