想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

そろそろタンポポが…

2024-04-03 21:24:52 | 日記
今年もそろそろタンポポが花開く頃になりました。

毎年、この時期に花が咲き始めるのですが、
その花が咲き終わるとすぐ、その花を摘んでいるのです。
タンポポ畑になるのは許してほしいのです。
花ならば未だしも、そのあたり一面が穂になっているお庭も見かけます。

このあたりには別荘もあちこちにありますから、
留守の間に、あっという間に花が咲き、穂になって飛び…、
そして翌年には、さらに広い範囲がタンポポで埋め尽くされていくのです。
4月の半ばを過ぎると、タンポポ退治のために来ておられる別荘の人もあるほどです。

私たちがこのあたりに引っ越してきた2000年頃は、
我が家の周りでタンポポを見かけることはありませんでした。
森だった場所ですので、タンポポが育たなかったのでしょう。

ところが、10数年ほど前から森が切り開かれる場所が多くなってきて、
日差しが入り込む場所が増えてきたこともあり、
タンポポを見かけるようになりました。
繁殖力が強いタンポポですし、別荘が多いことも手伝って
ここ2~3年は、我が家のすぐ近くまで攻め入ってきています。

私の観察によりますと、タンポポは花が咲き終わると、
一旦地面に横になり、雨に打たれてもじっとしています。
そして、湿度が低い日に首をもたげ、その時には穂になっています。
まん丸くなった穂は風に吹かれて、あちこちに飛んでいくのです。
子孫繁栄のためと言いましょうか、繁殖のためと言いましょうか、
『凄まじい力』を感じるます。

花が咲き終わるとすぐ、その花を摘んでいるのは、
そんなことに気が付いたからなのです。
花が咲き終わってからも放っておくと、地面に横になりますし、
花を閉じていますので、黄色が見えず、目立たなくなっています。
見落してしまうと、あっという間に穂として立ち上がり、
風に乗って飛んでいくのです。

それならば花が咲く前に摘み取ればいいようなものですが、
花芽を摘んでいくのはかわいそう…に思うのです。
…花が可愛そう…?
穂ならばいい…?
どちらも可哀そうだと思わなければいけない…?

タンポポは根がとても長く、30~40cmもあるらしいのです。
ですから、根絶は簡単ではありません。
タンポポさん、今年も繁殖するのだけは阻止させてくださいね。


 昨年4月9日の写真です。
 タンポポは、一つの根からたくさんの花を次々と咲かせます。
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