想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

牧草ロールができました。

2016-05-24 22:22:24 | 日記
私達のお散歩コースにある草原では、家畜の飼料になる牧草の草刈りが
先日から始まっていました。
始まっている…と言っても、今では機械を使いますので、
少々広い草原でも、あっという間に刈り終えてしまうようです。

この牧草地でも、2~3日前に刈り終えて、そのまま放置してありました。
そして今日は、その草をロールにする機械が入っていましたが、
実は、その間にも、途中で何度か草をかき混ぜて空気を入れ、
ムラなく早く乾燥するようにするという作業があるのです。
水分がほどよく抜けると、草の香ばしい匂いがするそうです。

今日の作業は、刈った草の上を、大きな機械が通るだけで、
牧草ロールがコロコロとできていくというもの。
実際には通るだけではなく、機械操作をしておられるのでしょうけれど、
見ていますと、車の前面から草が入り、車の後ろからロールがゴロンと出てくるので、
まるで卵を産み落とすかのようで、見ていても飽きない楽しさがあります。

初めてみたのは、20年ほど前のカナダでしたので、
草原の規模、機械の大きさ、出てくるロールの大きさなど、
日本とは全く違いました。
それでも、そんな便利な機械があることを知りました。

その後、山梨に引っ越してきてから、このあたりでも目にすることになりました。

更に、ここ数年は北海道に行っていますので、広い牧草地を走る大型機械や
大きな牧草ロールを見る機会が多くなりました。
この牧草ロール、北海道では直径約1.5メートル、350キロほどあるといい、
一年を通して、牛の餌になるそうです。

北海道でよく見るのは、発酵させるために厚いビニールで梱包してあるものです。
昔は「サイロ」で行われた作業を、今は、このビニールの中で行われているのですから、
時代が変わりましたね。

因みに、お散歩コースのこの草原では、牛が放牧されていましたが、
牛舎は数年前になくなり、今では飼料だけが作られています。
ちょっと寂しくなりました。


 今、正面の奥の方に、牧草ロールが産まれ出ました。


 先ほど産まれたのが、右の方に見えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする